県は11日、新型コロナウイルスに感染した米軍関係者が今月7日からの5日間で合わせて61人と急増している事を明らかにた。
米軍はこれまで基地内の感染者数の詳細を公表しないよう県に求めていた。
玉城知事が11日夜、在沖米軍トップのクラ―ディー四軍調整官に対し感染者数を県民に明らかにするよう要請したところクラ―ディー四軍調整官は公表を容認した。
県によると今月7日から11日までの5日間で基地内の感染者は普天間基地とキャンプハンセンで合わせて61人に上り、11日だけで45人の感染が確認された。
玉城知事は北谷町のホテルで実施している移動制限措置について基地内で行うよう求めたが、クラーディー四軍調整官は「収容能力が限界を超えておりこの取り組みは続けたい」と説明した。