3歳の娘を餓死させた疑いで逮捕された母親は、普段から娘を1人で自宅に放置し、遊び歩いていたことがわかった。
梯(かけはし)沙希容疑者(24)は6月、長女の稀華(のあ)ちゃん(3)を東京・大田区の自宅に、8日間、放置したまま旅行に出かけ、十分な食事を与えずに飢餓状態にさせて、死亡させた疑いが持たれている。
取材によると、梯容疑者は、2019年の年越しを都内の飲食店で過ごすなど、稀華ちゃんを1人自宅に残したまま、度々、外出していた。
梯容疑者行きつけの飲食店関係者は、「記憶で覚えているのは、年末、年越しのパーティーをしたとき。明るいキャラで、すごくニコニコしている、ノリのいい感じの子。(普段の)滞在時間としては19時から、遅くても終電くらいには帰る」と話した。
稀華ちゃんの体重は、同じ年ごろの子どもよりも3kgほど少なく、警視庁が育児放棄の経緯を調べている。