外国人実習生の生活支援を 愛知の労組、コロナで帰国できず

2020年7月12日 17時22分 (共同通信)
 記者会見する(左から)愛知県労働組合総連合の顧問榑松佐一さん、中国人技能実習生の劉震さんら=12日、名古屋市

 記者会見する(左から)愛知県労働組合総連合の顧問榑松佐一さん、中国人技能実習生の劉震さんら=12日、名古屋市

  •  記者会見する(左から)愛知県労働組合総連合の顧問榑松佐一さん、中国人技能実習生の劉震さんら=12日、名古屋市
 愛知県労働組合総連合(愛労連)は12日、名古屋市で記者会見し、新型コロナウイルス感染拡大で中国人技能実習生24人が実習期間終了後も2カ月以上帰国できずにいると明らかにした。実習生らが経済的に困難な状況にあるとして、実習先などが帰国するまで雇用や生活面を支援すべきだと訴えた。
 愛労連などによると、実習生は自動車部品大手のフタバ産業(愛知県岡崎市)での3年間の実習を終え、4月末に帰国予定だった。感染拡大で中国への航空便が運休となり帰国できなかったため、同社に雇用継続を求めたが拒否された。

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