近況報告

2020 5 20 

新刊 『法制度における男性差別―ー合法化されるミサンドリー』ポール・ナサンソン&キャサリン・K・ヤング著 

(作品社 ¥3600)2020年5月25日発売

原題"Legalizing Misandry--from public shame to systemic discrimination against men”

内容一部紹介  良い研究書なのでジェンダーポリティクスに関心がある人は是非読んでください


共同親権運動総会・討論会「共同親権で何が変わる、何を変える」 (呼んでいただきました。)

■日時 2020年7月23日(木・祝)13:10開場13:30開始~14:45

■場所 塩尻市えんぱーく5Fイベントホール
http://enpark.info/%e9%a4%a8%e5%86%85%e3%83%9e%e3%83%83%e3%83%97/
■内容 
第一部 13:30~14:30 総会(活動と会計)
第二部 14:40~16:45 

討論「共同親権で何が変わる、何を変える」Part2

発言 嘉田由紀子さん(参議院議員)「母親が家にいないと家族は不幸?」
久米泰介さん(翻訳家、マスキュリスト)「法制度における男性差別」
宗像 充(ライター、共同親権国賠原告)「どうなる? 婚姻制度と非婚の親」
参加費 500円



2019 11

フランス大使館 「離婚と親権に関する」昼食会 報告 

フランス大使館11月25日

2019 8月

ICMI2019シカゴに参加してきました。↓

ICMI2019シカゴ 報告


静岡The Red Pill上映会

19年5月12日

常葉大学 草薙キャンパス 


2019 5 

フェミニストと男児ポルノ

2018,7

『The Red Pill』日本上映会

3回分の上映は無事成功しました。

上映は多くの方のご尽力のおかげです。

2018,7,15

監督キャシー・ジェイ TEDXでのスピーチ紹介

「敵と会うこと:フェミニストが男性権利運動を受け入れる」

あなたの大学のジェンダー学はこれらの問題を扱っていますか?

・男性の使い捨て

・男性をだまして実子ではない子供を育てさせること(父性詐欺)

・虚偽の告発

・男性の自殺

・男性のホームレス

・刑期の格差

・男児の割礼

・ミサンドリー

・家庭裁判所のバイアス

・男性のDV被害者

・男性だけの徴兵制

・「ガラスの地下室」

もし扱っていないのならば、なぜ?



2017 9月出版  ワレン・ファレル

『ファーザー・アンド・チャイルド・リユニオンーー共同親権と司法の男性差別』(社会評論社

第六章一部紹介


2018,1,18

共同親権「ジョイント」出版記念会


2018,1,6

人権研修での講演

2017,11,30

東京都国立市で行われる『kネットくにたち交流会 共同親権祭2017』でお話させてもらいます。

日時 2017年12月10日(日)16:00~19:00→無事終了しました。

2017 10,21

第3回マスキュリズム研究会を実施しました

日時:11月18日(土) 16:30-18:3


2017,11,14

親子断絶防止法は先進国共通の国際問題にすべき

2018、1,2

女性の性の商品化の批判にし十年以上遅れている男性の性の商品化の批判

男性に対する性の商品化の学問上の批判

2017 9,23 ワレン・ファレルの新しい翻訳

『ファーザー・アンド・チャイルド・リユニオンーー共同親権と司法の男性差別』(社会評論社が9/29に発売します。

目録準備室紹介ページ

原著はWarren Farrell『Father and Child Reunion』(2001)(英語版Amazonリンク)

マスキュリズムの観点からの父親の育児や子育て、それに関する権利と社会の男性差別の学術書です。



2017, 9 エイミー・ベイカーの『Co -parenting with a toxic ex』の訳書が出ています。PAS(ペアレンツ・アリエネーション)に興味がある方は読んどきましょう。邦題は『離婚家庭の子育て』(春秋社、2017、7)です。

Amy J L BakerはPASの研究者で現役で一番力がある研究者です。PASの研究者の流れを書くと、概念の提唱者がリチャード・ガードナー教授。次の世代がリチャード・ウォーシャック。この人はまだ現役で、心理学会内で仕事をしています。そして3人目の有名人がエイミー・ベイカーです。彼女は一番若いです。自分が講演を聞いた限りだと、かなり好戦的で強気です。ウォーシャックの方が、私の印象ですが、科学的なタイプです。PASを議論する上では、エイミー・ベイカーのこの本と『PAS』のアダルトチルドレンは読んでおくべき本です。ウォーシャックの場合、『Divorce Poison』が訳されています(邦題『離婚毒―ー片親疎外という虐待』)。


マスキュリズム映画 『The Red Pill (ザ レッド ピル) 』 レビュー

2017,5,20

映画The Red Pill レビュー・感想


記事2 映画『レッドピル』 オーストラリアで放映禁止 2017、2


2017,5,4

単独親権、やっぱり問題レポート 

講演会のレポートを書いてくださいました。ありがとうございます。


2017,2,28

「2017 3, 25(土) テーマ 「単独親権とミサンドリー(男性差別)」で、共同親権ネットワークの会で講演します






2016 9 1
『広がるミサンドリー』 8・31 発売
10月の第十回日本男性会議に今年もパネリストとして出席します。
マスキュリズム分科会も行う予定です。※男子大学生、大学院生歓迎 ※マスキュリズム分科会は分科会参加費別途1000円かかります
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2016/6/2 武蔵大の田中俊之から書評が来たので男性学全体含めて批判 

2016/4/20 ポール・ナサンソン『Spreading Misandry-The Teaching contempt for men in popular culture』の翻訳書が
七月下旬頃発売。学術書で難しいですが、マスキュリズムを勉強、研究したい人は読んだ方がいいと思います。田中俊之みたいなバカは読まなくていいです。

2015 11 19日は国際男性デー(International Mens day)です。世界中で男性の人権自覚し啓蒙する日です。日本は先進国で
未だ未参加です。参加し、国際的に情報を共有していきましょう。

2015、6現在、二冊目ポール・ナサンソン『Spreading Misandry-The Teaching contempt for men in popular culture』翻訳しています
2015、10、11「第九回日本男性会議」にパネリストとして出席します。文科会1の方は私が担当します。
2015、10、17
第九回男性会議が終了しました。その中でマスキュリズム研究会も無事終了しました。
多くの人が来ていた中で、様々な有意義な意見を聞くことができました。私は研究者的で、人をまとめるタイプでは
ないのですが、非常に助かりました。協力してくださったみなさまありがとうございます。
その中で「日本男性会議」とは別枠で「マスキュリズム研究会」を発足することを決定しました。
資金面ではまだ土台が不安定ですが、なにとぞよろしくお願いします。ちなみに来年の男性会議は福岡で
やる予定ですが、参加できる人は是非参加してください。レポートはこちら


2015、7
遺族年金、男女差は合憲=男性が逆転敗訴-大阪高裁
時事通信2015/06/19-17:14


遺族補償年金を受給するのに男性だけ55歳以上であることを条件とした地方公務員災害補償法の規定について、法の下の平等を定めた憲法に違反するかが争われた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁(志田博文裁判長)は19日、
「合理性を欠くとは言えない」と述べ、合憲との判断を示した。
違憲とした一審大阪地裁判決を取り消し、不支給決定の取り消しを求めた請求を棄却した。原告は上告する方針。
基本的に男性差別の原理をわかっていないダメな判決だと思っています。
基本的に50歳以上の裁判官は、生まれ育った世代の男女平等観が古いため、
おそらく頭の中で男性の方が収入が低い家庭や、ましてや専業主夫の想像ができていないのでしょう。
現状の社会が男女平等に完全になっていないからという理由で、明らかにそれを温存させる制度を残してどうするんでしょうか?
このような差別がある限り、当然男側が一家の大黒柱として稼がなくてはならないという意識は消えません。
まあ、他の遺族「基礎」年金などは2014年の4月の改正でジェンダー関係なくなってきているので、
全く進歩してないわけではないと思います。
父子家庭差別も5,6年前は似たような原理で、正当化されていたわけです。
平均値がどうであれ、明らかに専業主婦(非正規)、男性の大黒柱という夫婦の形態は変わりつつあり、
差は昔より埋まりつつあるわけです。その中で、専業主夫や夫が子育ての中心をする非正規の男性と正社員の妻の
組み合わせもでるわけです。収入で分けずに性別でおおざっぱに分けることは不当な差別しかないでしょう。
夫が子育て、妻が働くというロールモデルの家族の子どもは、妻が子育てして夫が働くモデルの家族よりも、
何かあったとき不幸で貧しい生活をしなくてはならないのでしょうか?
またこのような判決が専業主婦の選択を許しても専業主夫の選択を許さないという状況につながり、
結果として女性の方が子育てを中心に任される、収入の低い働き方を選択する状態を後押しするだけでしょう。
これは子育てを中心に生きる父親や男性に対しての不当な状態であると思います。志田博文氏は、
その辺がジェンダー的に理解できないのでしょう。(この人が受けた司法教育の時代のジェンダーを想像する限り)

地方裁の中垣内健治氏の判決は革新的だったのにも関わらず、とても残念です。
しかし、父子家庭支援の件と同じく、確実に未来において勝てるようになっていきます。
似たような過渡期の問題は欧米先進国も味わっています。


Sample presentation