5月始めころのXINGU・1 | 南米・鳥獣虫魚・探遊
2014-10-30 12:42:19

5月始めころのXINGU・1

テーマ:完全無欠のシングー・スタイル

いやはや、ブログをまた長期に中断しちゃったね。生きてますけど(笑)。さて、もう5ヶ月も前のお話しをになっちゃうね。まあ書くことがムーチョ溜まってるから、ペンディングを一つずつ削っていく。

カショーロ・オン・ザ・フライ・その1


3年ほど前、ペルー・アマゾン、イキトスのアジトをからくも脱出した後、泥流のアマゾン本流をパラ州のサンタレン経由でポルト・デ・モスまで定期船で3千キロくらい下って、シングーをヴィットリアまで遡った。ヴィットリアからアルタミラまで陸路で1時間弱である。昔の熱帯魚仲間だったダリンタのデポに居候を始めたんだけど、そこで旧アミーゴとも呼べるジョアンジーニョに会った。30年も前に怪人がインペリアルゼブラを発見した直後、秘密採集の隊員に選んだ漁師である。彼が住んでいる家は、サルバ・テーハの付近にある。新機軸としてシングーのフィッシング・ポイント探索を考えていたオレは、今の時期(1月の増水期だった)、カショーロ釣れるポイントってあるかなぁ?……、とジョアンジーニョに聞いた。彼の答えは、カショエイラ・デ・サルバ・テーハがベストだぜ。


居候時代の怪人


2月に入って、これまた古い時代にアミーガだったファッチマに市内で会った。オレがアルタミラに戻ってきたのを喜んでくれて、一緒にサルバ・テーハに行こうって誘ってくれた。彼女は、かの地に牧場を持っている。これで行動の駒はそろった。



酔釣拳のヤマ師&カショーロ


同年、サルバ・テーハに数回の釣行に及んだ怪人は、時期別にポイントを把握していく探索を繰り返した。そして水位が高い時期、すなわち2月~5月、ジョアンジーニョの言葉通りカショエイラ・デ・サルバ・テーハがカショーロのハイ・ポテンシャル漁場であることを確認できた。翌年5月のこと、酔釣拳の師範ヤマ師(現・AMAT大阪支部長)一行を同ポイントに率いて結果を出せた。その翌年は隊員は来なかったけど、単独釣行でTL(トータル・レングス=全長)95cmがでた。そして今年、5月初旬。怪人は、フライ・ロッドをかついでシングーを遡行した。まあルアー・タックルもあったし、エサ釣りタックルもあったけど(笑)。



ピラルク・オン・ザ・フライ


釣行目的はいくつかあったけど、第一位はカショーロをフライ・フィッシングで釣ること。ルアーやエサでアマゾンの多くの怪魚&大魚をやっつけている怪人は、それらをフライでも釣る、三階級・異釣法・完全制覇(?)を目論んでいるのだ(笑)。ピラルクは、すでにフライで落としている。次のターゲットは、カショーロに決まっている。


続く


AMAT美術館……フィッシュ・スカルやイラストが載ったエキゾチック・サイト

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グランデ・オガワとアマゾンの猛魚を釣ろう!

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