魔機人形のラスボス、珍しく人格を持ってるよね……
え、あれて人格持ってる判定なのって思うかもしれませんが、これまでの作品に比べればだいぶ人格を持ってます。
特に会話もなく襲ってきますが、叡海ダイブ時に言葉は交わしたのでもはや問答無用! みたいなノリです。
(英雄候補? あれのことはわすれたまえ)
で、前のふせったーの補足ですが。
「もっと細かく状況を想定して命令を出せばいいものの」とあるが、なぜそうしなかったのか?
それは……彼がピノキアを信じていたから……………………………。
また、「主人公が司令ならなんで今作ではピノキア連れてこなかったの?」という疑問を抱いたプレイヤーもいるとは思いますが、ゲームが違うから……ではなく(第一義はそう)。
まずは、そもそも第四地域の高濃度魔素がそもそも対ピノキアとして発動されたものである以上、機械とかAIも狂わせるような性質を持ってます。
200年も経ってるのである程度はその仕様の穴を突くような対策もいくらか講じられてはきましたが、まだまだ完全ではありません。
事実、第一次調査隊に同行したドローンや警備ロボは「船骸」で見ての通り暴走しています。
そんなこんなで、調査は基本的には「人間」だけで行われることとなりました。
(対ピノキア高濃度魔素は「地球人類」の存在をそもそも想定していなかった)
と、それに加えて。
なんやかんや対魔素防護がいい感じにできたからといって、ピノキアを彼が連れてきたかどうか。
いや……それは……そのう……………………。
また、再興後の人類はアカザキとサクラの二人しか登場してませんが、これはもうメタをぶっちゃけてしまえば再興後人類がどんな感じがちょっと想像つかないのでファジーにしておくためですね。
ただ、たった二人ながら共通してるのは「人の心がない」ということです。
「人の心」ってなんやねん! 定義の不明瞭な言葉を使わないでください!
アカザキの言動を見てくださいよ。彼は人形の境遇に理解を示すようでいて一個も理解してません。
もといた原住民を虐殺して人類は再興してますが、そのことについて特に感傷はありません。
「そういう歴史的事実があったらしい」と興味を持っているだけです。
筒に身体が馴染んでしまったようなやつだからそんなんなだけかもしれませんが(ヘイトスピーチ)。
再興後人類が共通してそんなんかは不明です。
なんだかんだ人類ではありますが、はたして教育レベルでどの程度変わってしまうものなのでしょうか……。