2020/7/9
うれしい知らせが。相談に乗っていた方をようやく新型コロナ緊急対策融資窓口につなげることができました。
この方は外国人。融資や行政制度の日本語文書などとても読めません。
しかしそれでもこの厳しい中、雇用を守り給料を払ってきた方。ほっといていいはずはない。
板橋区在住のネパール人ご夫婦。板橋区内にネパール人は1000人以上住んでおり、近年増加傾向です。
お子さんは区立学校に通っており、基本的に日本語の生活を送っていて、英語やネパール語は苦手。
子どもは学校に馴染んでいて、子どものことを考えたらとても商売を断念して帰国することなどできない。
こうした方が、助成金や緊急融資を受けられるのかどうか。
私も制度の全体像を調べつつ、それを英語で表現するという難題に取り組むことに。
私も「どローカル議員」で、英語力は相当錆びついてましたが、なんとか外国人対応をしてくれる金融機関と結びつけることができました。
この件を通じて「ユニバーサル社会」に向けての課題を多々感じました。
短すぎる日本のビジネスビザ、日本語以外の言語を想定していない制度や組織体制、日本語が母国語なのに日本国籍を持たない子ども、話し合えるコミュニティがない…
少しでも理解を広げ、ひとつひとつ改善していきたいものです。
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