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情報共有ツールでチームがオープンになっていく過程とは – 株式会社一休さま Qiita:Team利用事例

Qiita:Teamを導入した結果社内がどのように変わっていったのか、今回は一休さんの事例をご紹介します。

一休のみなさんは情報共有手段をメールからQiita:Teamへ移行され、事業部の垣根を超えて社内の情報を共有することに成功しているとのことです。みんなで一体感を持ってコミュニケーションできる場所としてご利用いただいている点が要チェックです。

会社概要

  • 今回ご協力いただいた企業: 株式会社一休 さま
  • 利用人数: 54人 (2014年12月現在)
  • ご利用開始年月日: 2014年3月

目次

  • 導入前の課題
    • 知識が属人化し、メンバー間のコミュニケーションにも偏りが
  • 導入の流れ
    • 無料トライアルから始めて段階的に、最後はデザイナーもメンバーに
    • お宝情報をピックアップ、技術以外の投稿も積極的に
  • いまのQiita:Teamの使い方
    • 雑談から真面目な情報まで、自由に書く
  • 導入後の変化
    • 社内のコミュニケーションの垣根がなくなった
  • 今後の展開
    • 営業さんなど、もっと社内に広げていきたい
    • アウトプット量を増やすために接点を増やす
  • 最後に
    • 情報がオープンになったことで社内の世界が広がった

続きはこちら

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お役立ちハウツーから議事録まで!何でも投稿するのがnanapi流 – 株式会社nanapiさま Qiita:Team利用事例

大きな組織では社内のコミュニケーションが希薄になりがち。その問題を解決するには意図的に“場”を作ることが欠かせません。Qiita:Teamを導入し、社内での利用拡大に成功した企業の事例をご紹介します。

インタビューのポイント

  • Qiita:Teamを導入・浸透させるために導入者が“エバンジェリスト”になる
  • Qiita:Teamの“自分たちらしい使い方”を見出して、理想的なチーム、コミュニケーションを生み出す

目次

  • 会社概要
  • 最新の利用状況
  • 導入初期に行ったこと
    • エバンジェリストが社内文化を作る
  • どんな情報を共有するか
    • 組織論や仕事論をポエムにする役員たち
    • 調査、レポート、事務関連……ストック型の活用法も
    • 話題になった投稿を再編集するケースも
    • タグで情報閲覧・検索がラクになる
  • 変化したこと
    • 互いのインプットに貢献し合える
    • 予期しなかった情報と偶然出会える贅沢
    • いい意味での緊張感も
    • 皆が読んでくれるから……モチベーションアップにも
  • さいごに

会社概要

今回ご協力いただいた企業:株式会社nanapiさま
利用人数:80〜90人 (2015年2月16日現在)
ご利用開始年月日:2013年10月

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リモートワークに複業まで。多様なワークスタイルをLiB的“ゆるふわ”トークで繋ぐ- 株式会社LiBさま Qiita:Team利用事例

こんにちは、暖かくなって機嫌の良い htomine です。
半袖で過ごせるのは色々と気楽で最高です!

さて今回はキャリア女性向けのマッチングサイトで注目の株式会社LiBさまにインタビューさせていただきました。
Qiita:Teamの使いこなしっぷりもさることながら、メンバーの皆さんの多様なワークスタイルに注目です

また今回はステッカーやTシャツがもらえるキャンペーンも実施します!
ぜひ最後まで読んでみてくださいね 😉

株式会社LiBさま インタビュー

ワークスタイルが多様化する昨今。オフィス以外の場所で働く”リモートワーク”を導入する企業も増えています。でも、メンバー同士が顔を合わせないでいると、コミュニケーションが希薄になる可能性も。その問題を解決するには意図的に“場”を作ることが欠かせません。社内の重要なコミュニケーション手段として、Qiita:Teamを導入・活用している企業の事例をご紹介します。

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インタビューのポイント

  • ワークスタイルに関係なく全員が働きやすい状態を作るには「情報生産性」を高めることが大事
  • Qiita:Teamの“自分たちらしい使い方”を見出すことが、コミュニケーションを生み出すことにつながる

目次

  • インタビューにご対応いただいた皆様
  • キャリア女性向けの転職マッチングサイト「LiBz CAREER」
  • 多様なワークスタイルのLiBチーム
    • 「LiBの外の人」が加わることで力、経験、人脈が倍増する
  • LiBチームでの Qiita:Team の使い方
    • 情報生産性を上げたくてQiita:Teamを導入
    • アポの見える化でエンジニアとのコミュニケーションが活発に
    • エンジニア目線だけでなく経営目線を持てるようになった
    • 場を盛り上げる「ゆるふわ投稿」が参加意識を持つメンバーを増やす
    • 情報発信・受信の場ができたことで、リアルのコミュニケーション量も増大

インタビューにご対応いただいた皆様

  • 佐藤さん(取締役)
  • 山本さん(アプリケーションエンジニア)
  • 岩崎さん(セールスハッカー)

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写真左から、佐藤さん、山本さん、岩崎さん

キャリア女性向けの転職マッチングサイト「LiBz CAREER」

―まず、提供しているサービスについて教えてください。

佐藤さん:LiBグループではキャリア女性を対象としたサービスを2つ提供しています。1つは、LiBの100%子会社(LiBz PARTNERS)の直属コンサルタントで運営する人材紹介サービスです。

もう1つは、女性のキャリア支援に関して知見を持った大手からベンチャーまで幅広い企業と人材紹介会社を掲載したメディア「LiBz CAREER」です。キャリア女性が企業やエージェントを選べる転職マッチングサイトになっています。

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ユーザーは順調に増えていて1.7万人ほど(2015年4月10日現在)。年末までに5万人を目指して集客を加速させている最中です。

多様なワークスタイルのLiBチーム

―チームのメンバーについて教えてください。

佐藤さん:常勤とリモートのメンバーを合わせると全員で30人です。開発メンバーは常勤が7人、リモート勤務が5人。それ以外はビジネスサイドのメンバーで、常勤が11人。業務委託では二児の母やPRのプロフェッショナルなどがいます。

―業務委託の方はどのような関わり方をしているのでしょうか?

佐藤さん:たとえばPR担当の女性には、原則週2回出勤してもらい、イベント実施前などには普段より手厚く関わってもらっていますね。

―そのうち社員だけではなく、全員がQiita:Teamを使っていると伺い、驚きました。

山本さん:リモート勤務の方、フルタイムの方、個人事業主で週4日くらい出勤する方……メンバーの働き方はいろいろですが、みんなQiita:Teamのアカウントを持っているんです

佐藤さん:弊社には、他社に在籍していたり、自分の会社を経営していたりと、他の仕事を持ちながらLiBプロジェクトに参画していただける「LiBメンバーシップオプション」という人事制度があります

待遇は社員同様としているので、業務に必要な情報を渡してコミットしてもらいます。リモートワークを含め、業務で困ることがないよう、Qiita:Teamのアカウントを付与しているんです。

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LiB取締役 佐藤さん

「LiBの外の人」が加わることで力、経験、人脈が倍増する

―社員ではない「外の人」にもチームの一員として参画してもらうようになったきっかけは何だったのでしょうか?

佐藤さん:会社の成り立ちが大きく関係していると思います。一昨年10月に代表の自宅で事業構想を練り始めたころ、まだ立ち上げ前にも関わらず、常に10人くらいがミーティングに参加していたんです。昔からの仲間やその場にいる人が新たに呼んでくる人が、わらわらと集まるようになって。

その当時から仲間をどんどん巻き込んで、プロジェクトを加速させる体質があったんです。会社設立後も、それほど強いつながりではなかったものの、気づけば一緒に働いていた、といった仲間もいました(笑)。

優秀な人は必ずどこかで活躍しているもの。いきなりLiBに転職してもらうのは難しいとわかっているので、共感してくれる人がいれば、その人にできる形で力や経験、人脈を貸してもらおうと考えています。

―外部の力を借りるメリットは?

佐藤さんあらゆるアセットが増えることですね。たとえば、リクルーティング定例ミーティングに、社員ではない方も参加してくれていますが、「〜のポジションなら知り合いがいるから聞いてみようか?」と人を紹介してくれることもあります。

また、関わっているメンバーが多いので、PRの観点ではソーシャルの拡散力もありますね。よく「タイムラインがLiBで埋まってるんだけど(笑)」と言われることも。もともとリリースは月3件以上など、発信量を増やそうと努力してきましたが、おかげで知名度が上がり、営業先で「ソーシャルで拝見して知っています!」と好反応をいただくことも多いです。

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LiBチームでの Qiita:Team の使い方

情報生産性を上げたくてQiita:Teamを導入

―Qiita:Team導入前に抱えていた問題点を教えてください。

佐藤さん:実はとくに問題はなかったんですよ(笑)。Qiita:Team導入以前はChatWorkを使っていたのですが、社員5人+外部の方10人程度で動いていた頃なので、それで十分回せていました。

でもあるとき、KAIZEN platform Inc.(以下、KAIZEN)さんがQiita:TeamとSlackを導入していると聞いたんです。僕たちは以前からKAIZENさんの組織設計や運営方法が興味深いと思い、彼らの動きには注目していました。

KAIZENさん以外のイケてるベンチャーでも、Qiita:TeamとSlackを導入する流れが来ているのは知っていましたが、それ以上にKAIZENさんの、思考する力を信頼していたんです。流行っているからその2つを使うのではなく、熟考した上で選択しているんだろうなと。

当時、社員は文系人材4人と開発取締役の米山と全員で5人。エンジニアがビジネスサイドとのコミュニケーションをとりやすく、動きやすい環境作りを行うことが、事業の成長に必要不可欠だと考えました。

また、リモートワークの人を含め、さまざまなワークスタイルの人が働きやすい状態を作るには「情報生産性」を上げるのが大事なこと
情報をよりよい形で扱えるなら、2ついっぺんに取り入れてみようと思い、Qiita:TeamとSlackの導入を決めたんです。

アポの見える化でエンジニアとのコミュニケーションが活発に

―岩崎さんは前職が総合商社だと伺いました。あまりITツールに馴染みはなかったですよね。転職して早々にQiita:Teamを使い始めたころ、どんな感想を持ちましたか?

岩崎さん:僕は社内で一番ネットに疎いタイプです(笑)。まず、チャットワークを少し使い、すぐにQiita:TeamとSlackが導入されました。でも、始めのうちはどう使うか全然わからなかったですね。

あるときから日報に所感を書くようになり、それを「面白い」と思ってくれたメンバーからコメントがつくのが励みになりました。ごく普通の真面目な日報だと、チラッと見て終わりだと思うんです。

また、毎日議事録をとってQiita:Teamに投稿する担当になってからは、社内の誰よりもQiita:Teamを使っていたと思います。最初は難しく感じたMarkdown記法も、一度覚えてしまうと使いこなせるようになりました

アポイントの内容をまとめた「アポメモ」もQiita:Teamに投稿しています。お客さまからアポで聞いたこと、弊社サービスに感じている不満点など、以前は上司である佐藤に口頭で伝えるだけだったんです

でも、すべて記録として残し共有することで、アポが見える化されるようになりました。アポの場にいなかったエンジニアが目をつけて「そこは改善要素があるね」と話してくれたりと、コミュニケーションがとりやすくなったんです。

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セールスハッカー 岩崎さん(右端)

エンジニア目線だけでなく経営目線を持てるようになった

―山本さんはエンジニアとして、Qiita:Teamをどう使っていますか?

山本さん:エンジニアのエゴでPDCAを回せていないのでは、と悩んでいた時期に「エンジニアの仕事を見える化する」といった内容を投稿しました。エンジニアは美しいコードを書きたい。でも、ユーザーはコードを見るわけではないので、ユーザーの喜びにはつながらない。これってどうなんだろう、とモヤモヤしていて……。

そこで、エンジニアにしか理解できない言葉ではなく、誰にでもわかる言い回しを意識して、自分がエンジニアとして取り組んでいることのうち、何がユーザーやクライアントへの貢献になっていて、何がエゴになっているのかを見える化してみたんです。

結果、エンジニアの目線から経営の目線にシフトアップできた実感がありました。
元々営業メンバーの仕事を理解しようと務めていたつもりですが、その文章を書いたことでより理解が深まったような気がしています。佐藤や岩崎に対し、クライアントはどういうところを見ているのか改めてヒアリングし、自身の業務に生かすきっかけにもなりましたね。
投稿を見たメンバーから「こんなことをがんばっていたんだね」と声をかけてもらえたのもうれしかったです。

場を盛り上げる「ゆるふわ投稿」が参加意識を持つメンバーを増やす

―こういった真面目な使い方以外では、どのような使われ方をしていますか?

佐藤さん:まず、Qiita:Teamと同時期に導入したSlackの例をお話しますね。山本は1月に入社した社員ですが、Slackでの情報流通量がそこそこだったときに、Slackを「ゆるく」した人間で、今やSlackの主と化しています(笑)

たとえば「ごはんチャンネル」なんて、アイコンからしてゆるいですからね。「どら焼きをもらいました」みたいな、のんびりした投稿もあります。

その流れで、Qiita:Teamにもやわらかめな投稿が増えました。会社経営者でありながら、週4日弊社にフルコミットしてくれているデザイナーが、事業への思いをポエムにして投稿したことがあったんです。僕たちはそれを見て「青くさいけどめちゃくちゃいい!」と感じまして。

山本さん:私は「ゆるふわ」な投稿をしています。これまで書いたのは、初めて転職したときのことや他社のサービスを使ったときの感想、エンジニアとして考えていることなどです。

もともとおしゃべりは大好きですが、文章を書くのは大嫌いで……。これはどうも変だなと考えていたところ、メールで「お世話になります」「お疲れさまです」「よろしくお願いいたします」のような形式的な文章を書くのが億劫なんだと気づいたんです。

とにかく硬い文章としてまとめるのが好きではないため、話しているような形でまとめています。例えば他社のサービスを使った時の感想では「登録導線が〜になっていて工夫してあるよね」とか「UIが〜だからいいよね」など、ビジネス的な文章ではない、ゆるいまとめ方をしています。自分が得意なやり方で発信することで、皆に伝えるスピードも速くなりますね

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エンジニア 山本さん(左)

情報発信・受信の場ができたことで、リアルのコミュニケーション量も増大

―ゆるい投稿が増えてきたことで、他の方の使い方にも変化はありましたか?

佐藤さん:投稿は1日5件くらいになりました。よく投稿する人に偏りはありますが、コメントやいいねは全員が使うようになりましたね。
Qiita:Teamという“場”を面白くしようという思いを感じます。

山本さん:そもそも内容が面白くないと、皆も投稿を見ないと思うんです。私自身、最近は投稿があると「何だろう?」と気になりますね。

また、リモート勤務の人からはQiita:TeamとSlackのおかげで社内にいるのと変わらないくらいの情報量を獲得できている、と聞きますね。たとえメンバーと1週間ぶりに会っても、全然「久しぶり!」といった感覚はない、と。

岩崎さん:過去の投稿を遡って読んでいくと、メンバーがどういうことを考え、どう動いてきたかその軌跡がわかるので「途中から加わった気がしない」と話す中途社員もいますね。

佐藤さん:いい意味でリアルでのコミュニケーション量が増えています。今まで発信する場や受け止める場がなかったのが、Qiita:Teamという場で発信するといろいろな人に届いて、情報の拡散につながっているので。

山本さん:Qiita:Teamの魅力は、適度な流動性があることだと思うんです。空気のコントロールがしやすいので、皆がゆるくなっていけますし、後から情報を追いかけることもできる。WikiとTwitterのいいとこどり、と言うとわかりやすいかもしれません。硬いところとゆるいところを両立させられる点が、LiBという会社にマッチしているなぁと思います。

編集後記

多様なワークスタイルのメンバーでミッションに取り組んでいるLiBさん。
これまではそういったワークスタイルを「許容する」といったスタンスの企業が多かったのではないかと思いますが、LiBさんではそのことが当り前のこととして存在し、実際にチームの力を何倍にも強めていらっしゃる様子がとても印象的でした。
そういったリモートワークや時短勤務のメンバーとの情報共有もうまく機能しているようでしたね。

また課題となることの多いエンジニアとビジネスサイドのクロストークについても、SlackやQiita:Teamでの「ゆるふわ」な投稿をきっかけにすることで、うまくコミュニケーションする機会を生んでいるようでした。

皆様の参考になれば幸いです 🙂

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締めの1枚はLiBサインで

今回ご協力いただいた企業:株式会社LiBさま
ご利用人数:30人/Extraプラン(2015年4月10日現在)
ご利用開始年月日:2014年9月

(取材協力:池田園子)

【あなたのチームにもQiita:Teamを!】ステッカー&Tシャツプレゼントキャンペーン

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LiBさんの事例はいかがでしたでしょうか?
この機会に沢山の方にQiita:Teamを試していただきたい!ということで、期間中に無料トライアルを開始していただいた方へ、抽選でステッカーセットをプレゼント いたします。
さらに!トライアル終了後、Qiita:Teamのご利用を開始いただいたチームには もれなくQiita:Team Tシャツをプレゼント

これまでQiita:Teamが気になっていたという方も、今日この記事で初めて知ったという方も、この機会にぜひお試しください。

応募方法

Qiita:Teamサイトより無料トライアルを開始いただき、以下の応募フォームに作成したチームURLをご記入いただくと応募完了です。

キャンペーン応募フォーム

キャンペーン概要

応募期間 2015年5月12日(火)〜2015年5月29日(金)18:59
対象 応募期間中にQiita:Teamのトライアルを開始し、かつキャンペーン応募フォームよりご応募いただいた方。
賞品・当選者数 ステッカーセット(Qiita/Qiita:Team/Kobito 各3枚):10名
Qiita:Team Tシャツ:トライアル後ご利用開始いただいたチーム全て(1チーム1枚)
抽選・当選発表 2015年6月1日以降厳正な抽選を行います。当選メールをもって発表と代えさせていただきます。
賞品発送 当選発表後、送付先情報(住所、氏名等)の確認のため、ご応募いただいた作成チームの管理者メールアドレス宛にメールをお送りします。

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日報でエンジニアが成長する。情報発信する文化作りに挑むガイアックスさま – Qiita:Team事例

素直にいれてみたQiita:Teamの効果 – 日本経済新聞社 | Qiita:Team事例

テクノロジーでファッションの世界を変える会社の「成果をよりあげるための情報共有」 – 株式会社VASILY Qiita:Team事例

偉大なプロダクトは偉大なチームから生まれる Goodpatchのワークショップ術

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会社概要

  • 今回ご協力いただいた企業:株式会社グッドパッチ
  • 利用人数:60〜70人 (2015年9月現在)
  • ご利用開始年月日:2015年1月

はじめに

今回は、「ハートに響くUIを追求する」UIデザインカンパニーのGoodpatchさんにお話を聞いてきました。
Goodpatchさんでは、ビジネス上のさまざまなシーンで「ワークショップ」形式のプロジェクト運営を行っているとか。
その目的や効果、さらにQiita:Teamを使ってワークショップの記録を共有している様子を、エンジニアの平井さん、吉田さんのお二人にお聞きしました。

なんのためにやるのかを共有する

ーGoodpatchさんでは、よくワークショップを使ってプロジェクトの運営をおこなっていると聞きました。ワークショップはどんな風にやっているのですか?

平井さん: ワークショップは色々なタイミングでやっています。デザインのキックオフやプロダクトがスタートするときなど、なにかを始めるときにクライアントさんと一緒にやることもありますし、社内のメンバー同士でも、カルチャーを共有するために年に1回2回丸一日かけたワークショップをやります。

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エンジニア 平井さん

吉田さん: whyを大事にする文化があって、なんでそれをするのかというところの認識をあわせるんです。そこが合うと、めざすところがあってきて、各自が自分でうごけるようになるんです。

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エンジニア 吉田さん

ワークショップは関わる人を近くする

平井さん: ワークショップの目的は、関わる人を近くしてビジョンを共有することです。これを共有するために、アイデアを発散させてから収束させて意見をあつめたりします。

たとえば、クライアントさんがいる場合だと、クライアントさんのなかにエンジニアさんがいたりデザイナーさんがいたり企画の人がいたりして、それがどのくらいの距離かわからなかったりするんですね。そこでGoodpatchが入ってワークショップを通して距離を近づけていきます。

「偉大なプロダクトは偉大なチームから生まれる」という私達が大事にしている価値観をお話しして、意見をだしあったりはなしあったりすることで、お互いにどんなことを考えているのかを知っていくんです。ワークショップでなにかを決めるというより、ワークショップを出発点としてチームの認識をあわせたり、つくっていくプロダクトについての理解を深めることでチームのメンバーの距離感を近づけていきます。

吉田さん: Goodpatchのワークショップでは、必ず最初にアイスブレイクをいれることを意識しています。たとえば「自分が愛してるものを持ってきてください」っていっておいて、それを元にそのものへの思いを語ったりとか。それで発言することへのハードルをさげて、場の空気をよくします。

ワークショップの進め方

  • アイスブレイク
    • お題を設けて話しやすいことから話す
    • 好きなものを語る、愛を語る
  • 自己紹介
    • 生まれはどこ、とか、普段一緒に働いている人でも意外にしらないことがあったりして面白い
  • テーマを決めたグループワーク
    • 「目指すものは何か」「どうしてそれをやるか」などテーマを決めてそれについて各自ポストイットに書いていく
    • 結果をみんなで見ながら、付箋をグルーピングしてわかりやすくしたり、投票して発散した意見を集約したりする

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テーブルの横にも付箋が貼られたホワイトボードが。

準備と分析

平井さん: Goodpatchでは、ワークショップの形もその度にどういう形か考えてやっています。なにをきくか、なにをはなしあったらいいか、プロジェクトやプロダクトにあわせて考えます。ふだんつかってない頭を使う感じがしてとても疲れます(笑)

でも、参加者も多く、かける時間も多いので、その時間を無駄にしないように、しっかり準備してリハーサルもして臨みます。

ワークショップがおわったあとも、よかったところはどこか、問題はどこか、次やってみたいことはなにかと、KPTの分析もしていきます。

ワークショップのまとめと情報共有

吉田さん: ワークショップは二段階でまとめていきます。

ワークショップをしている最中から、付箋をまとめたものを写真にとってSlackにながしておき、それを当日中にQiita:Teamにあげておきます。

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写真でメモしてQiita:Teamにアップロード [拡大する]

そのあとに、それを文字におこしたりして整理しなおし、再度Qiita:Teamに載せます。付箋はばらばらになってもってかえれないので、さくっと捨てちゃったりしますね(笑)

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整理してまとめられたもの。結果が分かりやすくまとまっていますね。

さいごに

Goodpatchさんでは「Whyを共有する」ためにワークショップのさまざまな手法を活用されていました。
個人的には、自分たちのチームがどう形作られているかというお話が、エンジニアのお二人にもしっかり浸透しているのが印象的でした。
「偉大なプロダクトは偉大なチームから生まれる」という言葉も力強かったです。
皆さんのチームにも「Whyを共有する」文化はありますか?

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平井さん、吉田さん、ありがとうございました!

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投稿数が7倍に。ジャストシステムの若手チームが取り組んだ事業部間の情報共有

境界を超えたチームには、思いを流さず伝える場所が必要 – Fringe81 Qiita:Team 事例インタビュー [前編]

目的思考がエンジニアと事業系お互い遠慮しなくていいチームを作る – Fringe81インタビュー [後編]

fringe81さんでのQiita:Teamの利用状況について伺った前編
職種やチームの境界を超えたコミュニケーションの場として機能しているのが特徴的でした。
後編では、そんなコミュニケーションが生まれる「fringe81チームの文化」がどう作られているかを聞きました。

Fringe81 が職種やチームの境界を超えてコミュニケーションできているのはなぜか?

目的にフォーカスする思考

―Qiita:Teamのご利用状況を伺うと、事業系と開発系など職種やチームの境界を超えてコミュニケーションが起きていますよね。Fringe81さんのように100人近い組織になると、その点をチームの課題としてあげることも多いのですが、 Fringe81チームが境界を超えていけているのは、なぜだと思いますか

佐藤さん: まず基本的なマインドとして「エンジニアをリスペクトする」ということがあります。営業主体の会社だと受発注の関係になってしまい、事業部のほうが強くて開発のほうは案件待ちみたいな感じになってしまいます。その関係性はよろしくないので意識しましょう、というのがひとつ。

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佐藤さん

もうひとつは、目的思考の会社なので、「この目的ならば事業部の形はこれでしょ」っていう風に、部署やチームの形に対して一切こだわりなく、必要であればどんどん変えていくんですね。
そうなると事業系・技術系に関わらず目的を見て動くことになるので、じゃあ情報のシェアも断絶がないほうが目的に対して役割が明確になるしいいよね、ということを誰もが意識していることから始まっていると思います。なので目的に対して何が最短なのか、ということをみんなで考えることができる、という環境がありますね。

人が人を発見する文化

寺本さん: Fringe81には色々な事業がありますが、それが中心の会社じゃないと思っています。じゃあ何かというと人や文化が中心だと思うんですね。それをみんなが意識しているところが特徴かなと。

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寺本さん

人を中心にするってどういうことかというと、 人が人を発見する文化が根付いていることだと思います。
月に1回、発見大賞というのをやっていて、誰々さんがこういうことをやっているのを発見しました、という内容をQiita:Teamに投稿するんですね。エンジニアも事業側もごちゃまぜで、みんな投稿するんです。それをみて、あぁこの人ってこういう人だったんだ、今こういうことがんばってるんだ、というのが分かるので、お互い認め合うというか、じゃあ理解して応援しようと思える。そういう機会が月1回コンスタントにあるっていうのは大きいと思います。

その前提があるので、事業サイドとエンジニアサイドが意見を言い合うことが出来るんだと思います。

境界を超えたコミュニケーションが起こるチームを作るには

―過去にはFringe81さんでも、そういった組織の境界を感じるようなこともあったのでしょうか。

夏井さん: 過去に「このままではそうなってしまうな」っていう感覚はありました。例えば、プロダクトを開発していて、バグを出しちゃいました、ということがありますよね。で、バグが落ち着いたあとに事業系技術系で一緒に振り返り会をやってみると、事業側から「本当はお願いしたい緊急の案件があったけれども、バグ対応で忙しそうにしていたから言いづらかった」と。「言ってくれよ、もう」みたいな(笑)。ああこれは完全に、言いたいことがあっても言えてないんだな、ということを思って。

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夏井さん

―言いたいことがあっても言えないというのは、気になるアラートですね。

夏井さん: じゃあどうしようかということで、まず座席の配置を変えるということをやりました。事業系と話す機会が一番ある技術系のオーナーの席を、事業系のほうに持っていく。そうすると事業系のメンバーに、技術系のオーナーと開発メンバーが何話してるのかが耳に入ると。お互いリアルタイムに状況を把握できるようになるんですね。例えば事業系が電話していて、緊急っぽい雰囲気があれば「どうしたの?」みたいな興味もわくし、でも席が離れてると、そういった事象に気付けないまま過ごしてしまう。先ほど話したバグが出たときっていうのは、それが顕著に出たかなという感覚はあったんですが、これでだいぶ良くなったなと感じています。

他にも、意思疎通をとるための仕組みはなるべく増やすようにしています。

ある事業について営業系ではどういう人が関係していて、技術側はこの機能を誰が作ってるんだというのを 顔写真付きで全体図を書いて壁に貼ってみたり。 ほっとくと忘れちゃうんですけど、可視化されてるとお互い「そうだったんだ」って気づけるんですね。このAPI実はあいつが作ってるんですっていうのを、営業が「あ、そうなんすかー」と知れる感覚が結構いいな、と思っていて。
技術系が一番嫌なことって、作ったんだけどフィードバックがないことだと思うんです。それで事業側にも「売れてきたら技術系の方に来て『売れたよ!』って言ってよ」ってお願いしたり。
あとは、将棋とかの部活動や、卓球で対抗戦とか、部署横断でランチに行く仕組みを作ったりとか、みんなが話すきっかけになるものを用意しています。

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事業系・技術系の執務スペースの間に設置されたコミュニケーションスペースも、きっかけをつくる工夫

互いに相手のミッションに興味をもつ。どこまでを「自分事」としてとらえられるか

夏井さん: Fringe81では3カ月に1回各自のミッションを決めて動いてるんですが、誰がどんなミッションを受けて動いてるかをオープンにする、ということもやっています。そうすると、誰かがミッションにないことをやってくれたとき、「こいつ、ミッションじゃないのにこんだけ助けてくれたんだ」と思えて、例えばその人が体調崩して休んだとか、子供が体調悪くてちょっと行けないですといったときに、お互い自然と手を差し伸べる、というところにつながっていくんですね。

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夏井さん

佐藤さん: 結局、どこまでを自分事としてとらえて行動を変えられるのか、ということの範囲だけだと思うんです。他のチームのことにも関与したいという意思と、関与されてもその意見を取り入れてよりよくする、というのが双方にあることなのかなと。目的思考であれば、この目的に対してはこうだよねという話ができるので、感情的にならずに目的に向いた意見ができますよね。

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佐藤さん

寺本さん: みんな、事業とかじゃなくて世の中を良くしたいと思ってるんですね。全員が本当に思ってる。暑苦しいんですよ、一言でいうと(笑)でも、それを暑苦しいけど、そうだよねっていえる人がいるっていうのは、Fringe81が圧倒的にとがっているところ。1人冷めて、わー…みたいなことがあんまりないんですね。
週次会議とかも、参加しない人の多い会社とか相当あるらしいんですよ。そういうことはFringe81では絶対ないですよ。みんな他のプロダクトのことを見る、聞く。あんまり事業で絡んだことのない人から、この事業はこうだと思うんだよね、って話しかけられる。それをみんな使命感なくやってるところが、一番「面白いな、この会社」って思う所ですね。

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寺本さん

(了)

編集後記

今回のインタビューでは、境界を超えたコミュニケーションのとれるチーム、というのが一つポイントでした。

最近 Increments 社内で「チームが機能するとはどういうことか (TEAMING)」という本を輪読したのですが、その中で最高のチームをつくるための重要なポイントとして、「境界を超えたチーミング」ということが紹介されています。「職種やリアルな場所など組織の中にある様々な種類の境界をいかに超えていくか」という内容ですが、Fringe81さんでは、まさにその点に着目してアクションを起こされているなと感じました。

みなさんのチームでも、「境界」がチームにどう影響を与えているかチェックしてみてはいかがでしょうか。
Qiita:Teamは、境界を超えようとするチームを支えるツールでありたいと思っています 🙂

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移転直後の新オフィスにおじゃましました!

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