神奈川で25人感染 10~70代男女、18人が経路不明<新型コロナ>

2020年7月9日 19時48分
 神奈川県内で9日、横浜市や川崎市などで10~70代の男女25人の新型コロナウイルス感染が明らかになった。緊急事態宣言解除後の感染者数としては2番目に多い。大半は30代以下で軽症か無症状だが、18人が感染経路不明。
 県は、2人組ダンスユニット・エグスプロージョンのおばらよしおさん(38)、平塚市の20代会社員と40代自営業、座間市の20代会社員の男性計4人の感染を発表した。おばらさんは相方のまちゃあきさん(38)が感染していたという。
 横浜市は、20~70代の男女8人の感染を発表した。30代男性は従業員女性が感染した東京都内の接待を伴う飲食店に勤務。20代女性は都内で会食した知人が感染していた。
 相模原市は、20代女性2人の感染を発表した。1人は「都内の小劇場で鑑賞した芝居の出演者に感染者がいた」と話している。
 藤沢市は、3人の感染を発表した。20代女性は都内の繁華街にあるクラブに出入りしていたという。茅ケ崎市は10代の無職女性の感染を発表した。
 川崎市は、川崎区の川崎協同病院に勤務する20代女性介護士を含め、市内外の男女7人の感染を発表した。同病院は2度目の院内感染が起きており、職員や患者の感染者は計10人になった。

神奈川県庁

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