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全国に「ご当地アイス」 ニンニクや魚入り、袋詰め…ご当地アイスに冷たいもん(1)

新郷村には「キリストの墓」や「ピラミッド」があって、とってもミステリアス。八戸せんべい汁研究所の田村所長に連れて行ってもらったが、あの辺りの店で売っていた「飲むヨーグルト」が超絶美味だと思っていたら、新郷村のふるさと活性化公社は「アイスより飲むヨーグルトのほうで名の売れた公社です」とのこと。そうであったか。 

チリンチリンアイス=PIXTA
ご意見 屋外移動式ほぼ高齢女性販売アイス「チリンチリンアイス」、長崎にもありますよ。観光地や繁華街の周辺に出店していて、名前は「しょうちゃんアイス」だったと記憶しております。
アイスを盛るときにバラの花びらみたいにして下さる方もいらっしゃるみたいです。シャクシャクおいしいですよね(柴田さん)
秋田のババヘラアイスもバラの花形に盛る

島原半島ではなく長崎市内? 検索しても「しょうちゃんアイス」ではヒットしないが、別の名前? でも長崎にそんなアイスがあったなんて。うれしいな。

長崎支局勤務経験者に聞いたところ「あっ、チャリンチャリンアイスですね。あれはさっぱりしていてうまいですよ」と即答。

同じ九州。

ご意見 袋入りカキ氷の謎。あまりにも一般的で博多人が気づいていないと思われるのですが、袋入りのカキ氷(主にイチゴ、というかピンク)は九州だけだと思います。
静岡出身で東北地方にも住んでいたのですが、博多に来てコンビニでかき氷を買おうとしたらカップの一般的なものではなく、袋入りがありびっくりしました。食べにくいです。
ただ、セブンにもローソンにも常にあるので、一定の需要と消費があると思われます。ピンクのほかに金時、青(ソーダ)もあります。
果たして袋入りカキ氷は一般的なのでしょうか?(かんぱん@ハンドオムライス(ケロムレスト)が流行ってる博多よりさん)
袋入りかき氷

見たことあるよなないよな。ザラザラですか? 綿菓子(「綿あめ」と訛る地方が多い)みたいにフワフワですか?

ご意見 この時期、私を悩ます「黄色い」うさぎの憎いやつがいます。東京都内の下町辺りに出没する販売車…。そうです、東京都民の3分の1はきっと知ってる「ダイガクドー」!!
そいつは、アイスクリームとホットドックの移動販売店で、一度聞いたら脳内を駆け巡るすばらしい宣伝音楽とともに現れます。売ってる商品が、どちらかというと「素朴」な味のものだけに、そのインパクトは超キョーレツ!
♪ ダイガクドー ダイガクドー おひかえなすってダイガクドー かたじけないけどダイガクドー アイスクリ~ム アイスクリ~ム アイスクリームだよ~ ホーットドッグ ホーットドッグ ホットドッグ もありありあります ダイガクド~ 迷惑でしょうが この味を 届けに来ましたぁ ダイガクド~ ♪
わたくしが住んだことのある他地域、神奈川、愛知では、こんなキョーレツな移動販売車の宣伝音楽を聞いたことがありません。しかもこの曲、社長が自ら歌っていてCDまで販売しているらしい…。その上、ダイガクドーのサイトを開くと、ダウンロードまでできるらしい…。
そのくらい墨田区、台東区周辺の住民にはお馴染みになっているもので、これはある種、ご当地アイスの突然変異くらいに位置付けてもいいのではないかと思い、ご報告させていただきました。以上、かたじけない!(西荻の怒髪天娘さん)
大学堂の移動販売車

面白いメールをいただいてかたじけない。

この曲は「大学堂のテーマPART2」の販売車バージョンである。「大学堂」のHPでは社長自らが作詞作曲したさまざまな曲を聴くことができる。

自分の席で聴いていたら、周囲の同僚が「なんだなんだ」と集まってきた。だから仕事中に聴くのはお勧めできない。

家庭で聴く場合は、家族全員そろって聴くのが望ましい。明るい笑い声がおこることであろう。

(特任編集委員 野瀬泰申)

[本稿は2000年11月から2010年3月まで掲載した「食べ物 新日本奇行」を基にしています]

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テーマを紅ショウガにしてコケたのは私の責任である。止めなかったデスクやベティー隊員にもちょっとは責任があるが、主犯は私である。

 共犯者は私です。

 不作為の作為ってことですか。

東日本勢からのメールが少なかった。数えるほどであった。ある程度は予想していたことではあるが、予想を超えた。

 東北や北海道に紅ショウガがはやらないと言うか食べる習慣が少ないのは気温のためでしょう。インド原産の暖かい所を好む植物ですからハウスのなかった昔は暖地しか栽培できなかった。従って食習慣がない地方が出現したと私は思います(沼さん)

ということであるらしい。

私が「ショウガないなあ」とどのタイミングでどへた級おやじギャグを飛ばすか、固唾を飲んで待っておられる同人がおられるかもしれないが、そんなことは書かないのである。

書きかけたけど、やめたのよ。

 よしよし、いいこいいこ。

 寒風に吹き飛ばされずにすみました。

さてご当地アイスに冷たいもん。

 雑誌のご当地グルメ特殊を見ていたら、食奇行でお馴染みのメニューが並ぶ一方、初めて見た品物も紹介されていて「ああ、やっぱり日本は広い」と痛感しました。なかでも、気のせいか“ご当地冷たいもん”が固まって紹介されていたような…。香川の「お魚アイス」:極小粒の魚介類が閉じ込められたアイス(!?)味はハマチ、チリメン、ノリ、タコ、カニ、エビとか。青森の「ドラキュラアイス」:ニンニク入りのアイス。ニンニクの産地・新郷村の生まれ。栃木の「関東・栃木レモン」:レモン風味の乳飲料。宇都宮周辺で人気の、誕生から60年のロングセラー。商品名の関東・栃木は製造者の名前だとか。(関東牛乳が開発したが自主廃業したので、栃木乳業が引き継いだ…)これって、偶然?(ミルフォードさん)

ミルフォードさんのメールに出てくるドラキュラアイスは青森県酪農発祥の地、新郷村の「ふるさと活性化公社」の製品。「ドラキュラ・ザ・プレミアム」(300円)は115ミリリットルのアイスの中にニンニクが3片も入っている。

私の手元にある資料には「大人でも1日ひとつだけ、子どもなら1日半分しか食べられない」と書いてある。鼻血でもでるのだろうか。

姉妹品に「ドラキュラ・ザ・クール」「チズイック」がある。

新郷村には「キリストの墓」や「ピラミッド」があって、とってもミステリアス。八戸せんべい汁研究所の田村所長に連れて行ってもらったが、あの辺りの店で売っていた「飲むヨーグルト」が超絶美味だと思っていたら、新郷村のふるさと活性化公社は「アイスより飲むヨーグルトのほうで名の売れた公社です」とのこと。そうであったか。 

 屋外移動式ほぼ高齢女性販売アイス「チリンチリンアイス」、長崎にもありますよ。観光地や繁華街の周辺に出店していて、名前は「しょうちゃんアイス」だったと記憶しております。アイスを盛るときにバラの花びらみたいにして下さる方もいらっしゃるみたいです。シャクシャクおいしいですよね(柴田さん)

島原半島ではなく長崎市内? 検索しても「しょうちゃんアイス」ではヒットしないが、別の名前? でも長崎にそんなアイスがあったなんて。うれしいな。

長崎支局勤務経験者に聞いたところ「あっ、チャリンチャリンアイスですね。あれはさっぱりしていてうまいですよ」と即答。

同じ九州。

 袋入りカキ氷の謎。あまりにも一般的で博多人が気づいていないと思われるのですが、袋入りのカキ氷(主にイチゴ、というかピンク)は九州だけだと思います。静岡出身で東北地方にも住んでいたのですが、博多に来てコンビニでかき氷を買おうとしたらカップの一般的なものではなく、袋入りがありびっくりしました。食べにくいです。ただ、セブンにもローソンにも常にあるので、一定の需要と消費があると思われます。ピンクのほかに金時、青(ソーダ)もあります。果たして袋入りカキ氷は一般的なのでしょうか?(かんぱん@ハンドオムライス(ケロムレスト)が流行ってる博多よりさん)

見たことあるよなないよな。ザラザラですか? 綿菓子(「綿あめ」と訛る地方が多い)みたいにフワフワですか?

 この時期、私を悩ます「黄色い」うさぎの憎いやつがいます。東京都内の下町辺りに出没する販売車…。そうです、東京都民の3分の1はきっと知ってる「ダイガクドー」!!そいつは、アイスクリームとホットドックの移動販売店で、一度聞いたら脳内を駆け巡るすばらしい宣伝音楽とともに現れます。売ってる商品が、どちらかというと「素朴」な味のものだけに、そのインパクトは超キョーレツ!♪ ダイガクドー ダイガクドー おひかえなすってダイガクドー かたじけないけどダイガクドー アイスクリ~ム アイスクリ~ム アイスクリームだよ~ ホーットドッグ ホーットドッグ ホットドッグ もありありあります ダイガクド~ 迷惑でしょうが この味を 届けに来ましたぁ ダイガクド~ ♪わたくしが住んだことのある他地域、神奈川、愛知では、こんなキョーレツな移動販売車の宣伝音楽を聞いたことがありません。しかもこの曲、社長が自ら歌っていてCDまで販売しているらしい…。その上、ダイガクドーのサイトを開くと、ダウンロードまでできるらしい…。そのくらい墨田区、台東区周辺の住民にはお馴染みになっているもので、これはある種、ご当地アイスの突然変異くらいに位置付けてもいいのではないかと思い、ご報告させていただきました。以上、かたじけない!(西荻の怒髪天娘さん)

面白いメールをいただいてかたじけない。

この曲は「大学堂のテーマPART2」の販売車バージョンである。「大学堂」のHPでは社長自らが作詞作曲したさまざまな曲を聴くことができる。

自分の席で聴いていたら、周囲の同僚が「なんだなんだ」と集まってきた。だから仕事中に聴くのはお勧めできない。

家庭で聴く場合は、家族全員そろって聴くのが望ましい。明るい笑い声がおこることであろう。

(特任編集委員 野瀬泰申)

[本稿は2000年11月から2010年3月まで掲載した「食べ物 新日本奇行」を基にしています]

本コンテンツの無断転載、配信、共有利用を禁止します。

テーマを紅ショウガにしてコケたのは私の責任である。止めなかったデスクやベティー隊員にもちょっとは責任があるが、主犯は私である。

 共犯者は私です。

 不作為の作為ってことですか。

東日本勢からのメールが少なかった。数えるほどであった。ある程度は予想していたことではあるが、予想を超えた。

 東北や北海道に紅ショウガがはやらないと言うか食べる習慣が少ないのは気温のためでしょう。インド原産の暖かい所を好む植物ですからハウスのなかった昔は暖地しか栽培できなかった。従って食習慣がない地方が出現したと私は思います(沼さん)

ということであるらしい。

私が「ショウガないなあ」とどのタイミングでどへた級おやじギャグを飛ばすか、固唾を飲んで待っておられる同人がおられるかもしれないが、そんなことは書かないのである。

書きかけたけど、やめたのよ。

 よしよし、いいこいいこ。

 寒風に吹き飛ばされずにすみました。

さてご当地アイスに冷たいもん。

 雑誌のご当地グルメ特殊を見ていたら、食奇行でお馴染みのメニューが並ぶ一方、初めて見た品物も紹介されていて「ああ、やっぱり日本は広い」と痛感しました。なかでも、気のせいか“ご当地冷たいもん”が固まって紹介されていたような…。香川の「お魚アイス」:極小粒の魚介類が閉じ込められたアイス(!?)味はハマチ、チリメン、ノリ、タコ、カニ、エビとか。青森の「ドラキュラアイス」:ニンニク入りのアイス。ニンニクの産地・新郷村の生まれ。栃木の「関東・栃木レモン」:レモン風味の乳飲料。宇都宮周辺で人気の、誕生から60年のロングセラー。商品名の関東・栃木は製造者の名前だとか。(関東牛乳が開発したが自主廃業したので、栃木乳業が引き継いだ…)これって、偶然?(ミルフォードさん)

ミルフォードさんのメールに出てくるドラキュラアイスは青森県酪農発祥の地、新郷村の「ふるさと活性化公社」の製品。「ドラキュラ・ザ・プレミアム」(300円)は115ミリリットルのアイスの中にニンニクが3片も入っている。

私の手元にある資料には「大人でも1日ひとつだけ、子どもなら1日半分しか食べられない」と書いてある。鼻血でもでるのだろうか。

姉妹品に「ドラキュラ・ザ・クール」「チズイック」がある。

新郷村には「キリストの墓」や「ピラミッド」があって、とってもミステリアス。八戸せんべい汁研究所の田村所長に連れて行ってもらったが、あの辺りの店で売っていた「飲むヨーグルト」が超絶美味だと思っていたら、新郷村のふるさと活性化公社は「アイスより飲むヨーグルトのほうで名の売れた公社です」とのこと。そうであったか。 

 屋外移動式ほぼ高齢女性販売アイス「チリンチリンアイス」、長崎にもありますよ。観光地や繁華街の周辺に出店していて、名前は「しょうちゃんアイス」だったと記憶しております。アイスを盛るときにバラの花びらみたいにして下さる方もいらっしゃるみたいです。シャクシャクおいしいですよね(柴田さん)

島原半島ではなく長崎市内? 検索しても「しょうちゃんアイス」ではヒットしないが、別の名前? でも長崎にそんなアイスがあったなんて。うれしいな。

長崎支局勤務経験者に聞いたところ「あっ、チャリンチャリンアイスですね。あれはさっぱりしていてうまいですよ」と即答。

同じ九州。

 袋入りカキ氷の謎。あまりにも一般的で博多人が気づいていないと思われるのですが、袋入りのカキ氷(主にイチゴ、というかピンク)は九州だけだと思います。静岡出身で東北地方にも住んでいたのですが、博多に来てコンビニでかき氷を買おうとしたらカップの一般的なものではなく、袋入りがありびっくりしました。食べにくいです。ただ、セブンにもローソンにも常にあるので、一定の需要と消費があると思われます。ピンクのほかに金時、青(ソーダ)もあります。果たして袋入りカキ氷は一般的なのでしょうか?(かんぱん@ハンドオムライス(ケロムレスト)が流行ってる博多よりさん)

見たことあるよなないよな。ザラザラですか? 綿菓子(「綿あめ」と訛る地方が多い)みたいにフワフワですか?

 この時期、私を悩ます「黄色い」うさぎの憎いやつがいます。東京都内の下町辺りに出没する販売車…。そうです、東京都民の3分の1はきっと知ってる「ダイガクドー」!!そいつは、アイスクリームとホットドックの移動販売店で、一度聞いたら脳内を駆け巡るすばらしい宣伝音楽とともに現れます。売ってる商品が、どちらかというと「素朴」な味のものだけに、そのインパクトは超キョーレツ!♪ ダイガクドー ダイガクドー おひかえなすってダイガクドー かたじけないけどダイガクドー アイスクリ~ム アイスクリ~ム アイスクリームだよ~ ホーットドッグ ホーットドッグ ホットドッグ もありありあります ダイガクド~ 迷惑でしょうが この味を 届けに来ましたぁ ダイガクド~ ♪わたくしが住んだことのある他地域、神奈川、愛知では、こんなキョーレツな移動販売車の宣伝音楽を聞いたことがありません。しかもこの曲、社長が自ら歌っていてCDまで販売しているらしい…。その上、ダイガクドーのサイトを開くと、ダウンロードまでできるらしい…。そのくらい墨田区、台東区周辺の住民にはお馴染みになっているもので、これはある種、ご当地アイスの突然変異くらいに位置付けてもいいのではないかと思い、ご報告させていただきました。以上、かたじけない!(西荻の怒髪天娘さん)

面白いメールをいただいてかたじけない。

この曲は「大学堂のテーマPART2」の販売車バージョンである。「大学堂」のHPでは社長自らが作詞作曲したさまざまな曲を聴くことができる。

自分の席で聴いていたら、周囲の同僚が「なんだなんだ」と集まってきた。だから仕事中に聴くのはお勧めできない。

家庭で聴く場合は、家族全員そろって聴くのが望ましい。明るい笑い声がおこることであろう。

(特任編集委員 野瀬泰申)

[本稿は2000年11月から2010年3月まで掲載した「食べ物 新日本奇行」を基にしています]

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