東京都の新型コロナウイルスに関する会議で、感染者が40代、50代でも増加し、感染経路も多岐にわたっているとの分析結果が示された。
9日のモニタリング会議では、専門家の分析として、「感染者は20代、30代が7割を占めるが、先週に比べて、40代、50代が増加している」、「感染経路は接待をともなう飲食店などだけでなく、同居、職場、会食など多岐にわたっている」などと報告があった。
そのうえで、「同居、会食などを介した高齢者層への感染拡大にも注意が必要」などの指摘があった。
都内では9日、224人の感染が確認され、1日の感染者数としては過去最多となっている。