災害時に“車中泊” ポイントは?役立つグッズも[2020/07/08 18:04]
熊本県では7日夜、「車中泊」で夜を明かした人が多く見られました。「避難所」でのコロナ感染が心配されるなか、車中泊を選ぶ際に何に気を付けて準備すればいいのでしょうか。
熊本県津奈木町の避難所。駐車場には避難してきた人たちの車が多く止まっていました。
車中泊をする夫婦:「今のところ家に被害はないが、裏山の高い所がだいぶ土砂が崩れているので、安全のために早めに避難してきました」
この夫婦は日中に仕事に出掛け、夜は避難所の駐車場で車中泊をしています。理由は他にも…。
車中泊をする夫婦:「コロナの影響もありますし、たくさんの人(避難者)がいるので、周りの人に迷惑を掛けたり気を使ったりするので、車の中の方がリラックスできる」
新型コロナウイルスによる感染が広がるなか、避難所以外の選択肢を考える必要があります。その一つが車中泊です。被災地の支援をしているNPO法人の初鹿野聡さんです。4年前の熊本地震で避難所の廊下まで避難者があふれ、その光景から車中泊の大切さを感じたといいます。
NPO法人「みんなのくらしターミナル」・初鹿野聡代表理事:「(車中泊は)3密を避けるという意味ではパッケージとして良い。避難所でないといけない人たちが優先的に避難所を使ってもらって、車中泊でも可能な我々はそれを選択する助け合いも一つの考え方」
初鹿野さんに車中泊のポイントを教えてもらいました。
NPO法人「みんなのくらしターミナル」・初鹿野聡代表理事:「車で移動するということは、危ない状態になってからの移動は危険。私は“あらかじめ避難”という言い方をしています」
大事なのは持ち物です。
NPO法人「みんなのくらしターミナル」・初鹿野聡代表理事:「(車に)乗る人数分の毛布。これは入れておくといいと思います。雨が降った夜は意外と冷えます。洋服これは大事です。リラックスした姿勢でいることがエコノミークラス症候群では大事なんですね。ビニール袋というのは色んな形で使えます。かっぱの代わりになったり、トイレということも考えられます」
車中泊ではしっかり水分を取り、適度な運動をするなどエコノミー症候群対策も大事です。
災害に備え、車中泊向けの商品を扱う店が増えています。車中泊用の物干し竿と後部座席でも足が伸ばせるクッションです。
さらに、自動車メーカーが新たに発売したのが、防災「車中泊セット」です。グッズを入れる専用のバッグも含め、防災エアーマットや虫よけのウインドウネットなど10のアイテムが入っています。実際に使ってみました。車中泊で大切なベッドを膨らませます。約5分で完成。これで、足を伸ばして寝られます。他にも虫よけのネットなど、車中泊に役立つものが盛りだくさんです。