夜の繁華街で新型コロナウイルスの感染者が相次いでいることから、東京都は、休業要請に応じた店に支給される協力金について、全額補助する方針。

「夜の街」をめぐっては、池袋のホストクラブで感染が相次いだことを受けて、豊島区は、クラスターが発生した店が休業要請に応じた場合、協力金を払うことを決め、東京都は、この財源を全額補助する方針。

関係者によると、休業協力金は10日以上休業した場合に、50万円支給されるという。

東京都は、休業協力金への補助を、都内のほかの市区町村でも活用できるよう、9日夕方、対策本部を開いて決定する方針で、3,000億円を超える新たな補正予算に盛り込むという。

一方、小池知事は9日午前、7日のPCR検査の件数が、これまでで最多の3,000件を超えているため、9日に発表される感染者数が「かなり多いものになる」という見解を示した。