長崎大学病院に入院中の60代の男性が新型コロナウイルスに感染していることがわかり、病院と長崎市が現在、会見を行っています。

長崎大学病院感染制御教育センター 泉川 公一 センター長 「我々も非常に驚いている。どこから感染したのか」

新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、長崎大学病院に入院中の60代の男性です。

長崎県内19例目です。

男性は6月中旬から消化器内科の個室に入院していて、8日夕方、長崎県内の他の病院に転院する前に行ったPCR検査で陽性が確認されました。

男性は7月1日と2日に家族が運転する車で、自宅に戻っていたということです。

男性は隔離病床で治療を受けています。

長崎大学病院は感染拡大を防ぐため、接触があったとみられる医療スタッフや入院患者など97人のPCR検査を行い、全員「陰性」と確認されました。

長崎大学病院では9日、消化器内科の外来と入院の受け入れなどを中止しています。(光学医療診療部の内視鏡検査も)

長崎県内18例目の感染者で、長崎大学病院で実習中だった男子学生との接触はないということです。

(午前11時30分現在)