アメリカさま
ある日のこと、
岩国在住の親戚にお金を借るべく岩国行き電車に乗ったら、
US人さまとおぼしき御一統が車内で大はしゃぎしとりました。
英語4級検定合格者の私は、しどろもどろに、US単語に
身振り手振りのゼスを交えながら、ほぼ日本語で
「君ら八釜しいんだよ、静かにしたまえ」
と、ご注進申しあげたところ、
「はあ?オマエ何様よ?」
ってな不適な笑みを浮かべられられ、
「おいおい、ジャップじじいが何かほざいてるぜ~」
「フっ・ あんたオレらを誰だと思ってんの?お前らジャップを守ってやってる米軍さまだよ?」
「あ?、オマエ、これ以上米軍さまにはむかうの?」
「フッ・ こんなバカほっとこーぜ…」
「ジャップの分際でえらそーに口きいてんじゃねーよ、あ?」
「クククw バカなジャップw」
「フッ・・ ここがイワクニの路地裏だったらコイツ下半身不随にしてやってんだけどな~」
「まっ、アメリカあっての日本てこと肝に命じとけよ、ばーか」
と、さんざんコケにされました。