1977年9月19-25日フランス、メッス
第2回 国際 S.F フェスティヴァル
インタビュアー:イヴ・ブリュー+フランシス・リュゼロー
*本ブログ記事は主に監視問題に焦点を当てた、抜粋版です。全内容を知りたい方は、上記リンクの動画をご視聴いただきたく、お願い申し上げます。文字情報で手早く基本的な内容を確認したいという方、集団ストーカーやコインテルプロなどについての解説も参照したいという方は、ぜひ本ブログ記事をどうぞ。なお、本記事下部には解説とFBIファイルがありますので、コアなファンの方はそちらも併せてご覧ください。
** フィリップ・K・ディックに関心があり、集団ストーカーについて、精神病の妄言という認識しかお持ちでない方は、下記URLの記事(本ブログ冒頭の記事: はじめに~集団ストーカーを知らない人たちへ [自由社会を愛する市民へのメッセージ] )も併せてご一読いただければ、大変助かります。https://is.gd/HgIfky
『敵は本当にいるんだ!』フィリップ・K・ディックとコインテルプロ、アメリカの不条理と監視~未来社会についてのディックのビジョンと現代の集団ストーカー
アメリカは知性を嫌う国だ~フランスの写実主義の作家の影響を受けた日本の作品を読んだ
アメリカには大きな欠点がある。フランスにこの欠点はないように思えるね。アメリカというのは基本的に知性を嫌う国なんだ。アメリカ人はアイディアに溢れた小説には興味がない。S.F小説というのは本当にアイディア勝負の分野だから。アメリカ人たちは想像的なアイディアや知的なコンセプトを拒否するところがある。
僕が読んでいたのはフロベール、スタンダール、バルザック、プルースト、それからロシア人作家の小説も読んでた。フランス文学に影響を受けた人たち、ツルゲーネフとかね。日本の小説まで読んだよ。現代の日本の小説。フランスの写実主義の作家の影響を受けた日本の作家だね。
アメリカという国の不条理~僕は不明確な理由で逮捕される寸前だった
僕とアメリカとの関係はいつも最悪だった。僕にとってはいつも同じなんだけど、僕は何か不明確な理由でアメリカの警察に逮捕される寸前だったと思う。たぶんカフカの『審判』を読んだせいかもしれない。あの本にはとても影響されたよ。登場人物が罪を犯したとして逮捕されるんだけど、何の罪を犯したのかはけして教えてもらえないんだ。ボブ・ディランの歌があってね、こういう歌なんだけど「何をしていても お前にはそれが何だかわからない。でも警察は言う、お前がやっていると」。こんな感じの内容の歌だった。僕はいつもこの歌のような気持ちだった。これは僕が自国の文化から疎外されているという事の象徴なんだ。アメリカではみんな僕の本を読まないし、だから僕も嫌いだ。近所の人間に対していかなる愛情も感じてないし、アメリカ国民全般に対してもそうだ。
(注:ここでディックはおおまかな記憶から歌詞の内容について語っているが、不条理な歌詞という点、自分のやっている事がなんなのかわからないという点では『やせた男のバラッド Ballad of a Thin Man』を連想させる)
何もしていないのに行われていた監視への恐怖~止まっている警察車両を見るのがとても怖かった
警察に対する恐怖が一度すごく高まった事があったのを覚えてるよ。警察車両が止まっているのを見るといつもね。車に乗っている時、僕は妻に車を止めてくれと言い、その場で警察に降伏したくなったよ。どんな罪で警察は僕を検挙しようとしてるのかとね。 ニクソン政権の頃、僕の恐怖は非常に大きくなった。というのもあの頃は心配するだけの下地があった、僕みたいな人間がね。ニクソンが辞任してから僕の恐怖は完全に消えた。今はアメリカという国は寛容で自由な国なんだと思うよ。
(注:現代の集団ストーカーでもパトカーや救急車、消防車、運送会社、ゾロ目ナンバーなどの特殊車両に異常な頻度で出会うという被害が、膨大な数報告されている。このディックの被害は「ほのめかし」と同じく、現在の集団ストーカーにおける基本的かつ最も重要な精神医学的加害工作「アンカリング」に非常に近い。何度も同じ出来事を対象者に向けて繰り返す事で、対象者はパブロフの犬のように「監視されている」という気持ちが植え付けられ、条件づけられる。これはマインドコントロールとして使われうるものであり、被害者は犯罪関与への覚えがなく、やましいところがなくても、パトカーに怯えるようになっていく。「アンカリング」では、繰り返す事が重要なファクターとなっているため、やられている被害者にしか事の重大さがわからない。たまたま同行していた友人や家族などの視点からは、ただパトカーや消防車が通り過ぎているようにしか見えないのだ。これによって被害者は自滅していく。また、被害者の怯えを利用し、加害者は様々な方法で被害者を陥れていく。これに「ほのめかし」を加えれば、より高度な脅迫が可能になる)
(注:ウォーターゲートとコインテルプロについては、世界的な思想家のチョムスキーも語っている。詳しくはこちらを チョムスキー、NSAの監視とコインテルプロを語る(2014年5月19日イギリス王立国際問題研究所「アメリカ外交政策を再考する」から) - (別館) )
意味不明だった監視の理由~「もしアメリカを出ないなら、背中から撃たれるか、それよりもっとひどい事が起こる」と警察官から「忠告」された日
アメリカの警察官に僕は活動家みたいなものだと言われた事がある。それで彼らにしてみれば活動家に用はないと。でもあいにく彼らは僕には言わなかった。僕が一体何のために戦ってる活動家なのかをね。聞くのが怖かった。「僕が一体何の活動家だと言うんですか?」と。警察官たちが僕に言ったのは、もし僕がアメリカを出ないのであれば、僕は背中から撃たれるか、それよりもっとひどい事がある夜起こるだろうと。僕は単純に警官たちの忠告に従ってアメリカを離れて少しの間カナダに行っていた。
僕が書いている作品に問題があったのか、それとも僕のライフスタイルが問題だったのか。あるいはその両方だったのかもしれなかった。でも警察官に聞くのがあまりにも怖くてね 。こうした僕の姿勢は最近出した『暗闇のスキャナー』(amazon https://is.gd/GjG3Qb)に反映されている。この小説は麻薬捜査官が自分自身を報告する羽目になり、彼自身の情報を上司に引き渡す話になっている。
(注:現代の集団ストーカーでも、脅迫は行われている。路上でのすれちがいざまの見知らぬ加害者たちの「ほのめかし」などによるものだ。「ほのめかし」は集団ストーカーの基本的な加害工作であり、恫喝・脅迫・行動修正・対象者を自分の思う方向へ動かすマインドコントロール作戦として使われている。集団ストーカーが「PSYOP」(精神医学的な作戦)と呼ばれる所以でもある。集団ストーカーでは、恐怖や絶望のあまり、実際に自殺に追い込まれる被害者が少なくない(自殺した被害者の一人 早坂学さんのブログ 希望のある日が来るまで には自殺直前の本人のメッセージが残されている)。国家権力から「銃で撃たれるよりひどい事が起きる」という脅しを受けた場合、人の恐怖が甚大なものになる事は言うまでもない。銃で撃たれるよりひどい事ーとは一体何だろうか?被害者は友人や家族に理解してもらう事が非常に難しいこうした被害の中、他人に相談する事ができなくなっていき、恐怖で自滅していく。加害者は被害者がバランスを逸した機会や材料につけ込み、死に追いやる)
監視やコインテルプロは人をパラノイアにする~知的である事、それは背中に「僕は国家の敵です」と書いてあるようなものなのだ
バークレイのカウンターカルチャーの一端を担ってた人たちはみんなマークされてた。ニクソン政権時にね。当時の僕らの恐怖がどの程度正当化されうるものなのかはわからないが、当時僕の家にも不法侵入があって、ファイルが荒らされ、書類が盗まれた。僕の弁護士が『間違いなく政府によるものだよ』と。でも政府は何を一体探していたんだろう。僕が何をしていると考えてたのか。見当もつかない。本当に政府だったのかさえわからない。でもこうした不法侵入はたくさん起こっていた。こうした経験は人をパラノイアにする。わかるよね。犯罪への関与が疑われていると思うからだ。
でもカフカの『審判』のように連中は僕が何をしたのか、けして言わないのさ。僕が知的な作家だという事だけが、彼らにとっての僕のイメージを疑わしいものにしていた。覚えておかなければいけないのはアメリカで知的である事、作家である事、それは背中に「僕は国家の敵です」と書いてあるようなものだという事だ。権力筋が抱く疑心には信じられないようなところがあってね。
知識人たちは狙われている~『高い城の男』と「エッグヘッズ」
昔から連中は知的な人物を 「エッグヘッズ」と呼んでたんだ。これは侮蔑的な言葉で、 ナチス政権下のドイツで生まれた言葉なんだ。ほとんどの人たちはこの言葉を知らない。僕がこの言葉を知ることになったのは、調査していたからなんだよ。ナチスドイツについての小説『高い城の男』(Amazon: https://is.gd/Mv5B9g)を書くためにね。この言葉「エッグヘッズ」を使っていたのはナチスの突撃隊、つまりSAたちだ。SAが防御できない状態にある人々をぶちのめすと、その人たちの頭蓋骨が砕ける。つまり文字通り路上にね。だからこの「エッグヘッズ」 という言葉が生まれたのは、突撃隊からだ。語源に関する知識がないアメリカでも使われるようになった。「エッグヘッズ」という言葉の由来は今のとおりで、この言葉はアメリカの知識人に対して使われているんだ。この言葉の起源は、この言葉を使っていた人たちの性質について、多くの事を教えてくれるものだよ。
僕らは監視下にあった、僕たちは本当に監視されていた
1974年の3月に、あの政府のスパイプログラムー政府の意見に反対する人たちや反戦を支持していた知識人たちに対するいわゆるコインテルプロが終了したんだ。そして1974年3月に、僕のいわゆる偏執狂的な面は完全に消えた。僕らの活動を監視している警察の諜報員がいるのを感じていたんだけど、その感じがなくなったんだ。1974年の3月にね。そして2度とその感覚が戻る事はなかった。1974年の3月にCIAによるCHAOS作戦(Operation CHAOS - Wikipedia)、これはアメリカの反体制派の人たちを監視し、混乱させ、嫌がらせするものだったんだけど、これが公式に終了した。だからマイケル・デムート(注:フランスの作家・翻訳家・編集者 Michel Demuth フランス語 Wikipedia) が書いていたある種の偏執狂的な事というのは現実の出来事なんだ。あれは僕たちが嫌がらせを受けていたという事実に基づいている。僕らは監視下にあった。僕たちは本当に監視されていた。
FBI・CIAの監視ファイル~郵便物を開封していたCIA
僕は自分に関するCIAファイルを見たし、FOIA(注:米国の情報公開法 "Freedom of Information Act")の制度を利用してFBIのファイルも見た。法的にどちらを見る事も許可されてね。CIAは僕の郵便物を開封してたよ。FBIは僕についての書類を作成していた(注:本記事下部にファイルのコピー画像あり)。君の言うパラノイアという言葉の意味にもよるんだけど、君の言うパラノイアという言葉が、現実には起こっていないはずの弾圧を確信している精神状態を指すのであれば、僕にはパラノイアなんてなかったね。警察が僕のしていた事を全て監視していたのは確かで、そして僕は正しかった。
監視に協力していたのは隣家の人間だった~「僕は狂ってなかった、敵は本当にいるんだ!」
犯罪組織からの情報で僕の家は監視されていたよ。僕の家を訪れたあらゆる人たちの車のナンバープレートは、隣家の人間によって記録されていた。結局僕の家は襲撃される事になってファイルが開けられ、書類が盗まれてね。ローリング・ストーン誌の記事の時にも話した事なんだけど、ある時帰宅したらそこらに破片が転がってて家が荒されて、めちゃくちゃになっていた。窓は割られ、ドアのノブは破壊されてた。書類が散らばっててね。言ったよ。「神に感謝だ!僕は狂ってなかった。敵は本当にいるんだ!」。 本当に楽になったよ、誰かが僕をマークしていた事がはっきりしてね。
(注:ディックは『ローリング・ストーン誌』のインタビュー記事に何度か登場しており、おそらくこれは『Rolling Stone, November 6, 1975』の記事についての話と思われる。現在この英文記事は海外サイト "Scrap From The Lost" で閲覧可能だ『The Most Brilliant Sci-Fi Mind On Any Planet: Philip K. Dick』 Scrap From The Lost https://is.gd/uZFXu0)
解説~フィリップ・K・ディック作品と集団ストーカー
悪用される天才の想像力~監視に苦しんだディックのアイディアが超監視社会政策に反映されているかのような現代社会
ディックの提示した未来のビジョン、カルチャーに与えた影響力は非常に大きなものがあり、現代の集団ストーカーにそのアイディアが転用されていると思しき点がいくつか見られます。集団ストーカーを描いたかのような奇妙な映画『トゥルーマン・ショー』は、一説ではディックの作品『時は乱れて』(Amazon: https://is.gd/9feFu5)から影響を受けた作品とも言われています。ボードリヤールによる「シミュラクラ」への言及は一般にもよく知られていますが、情報が実存に先行するあり方は、情報の大量利用により現実と非現実を転倒させるという点では、集団ストーカーの悪人捏造、フェイクニュースやメディアを利用したマインドコントロール問題にも通じるものがあると言えるかもしれません(注:この問題については、スティーブン・シェレンも触れている。詳しくは ハリウッド俳優・集団ストーカー被害者 スティーヴン・シェレン「メディアストーカーの仕組み・芸能界×諜報機関・フェイクニュースと現代社会のリアリティを語る」 - (本館)。また映画化もなされた『マイノリティ・リポート』は、犯罪の予防・予知社会についての話であり、現在の超監視社会とリンクします。実際に集団ストーカーでは何の犯罪歴もない人々がさしたる理由もなしに、不当な監視で追い込まれた挙句、逮捕されてしまう事態がしばしば起こっています(注:集団ストーカーにおける悪人像捏造と逮捕については『集団ストーカーを取り上げた海外ニュース~ジョン・ホール医師と悪人像ねつ造編 』もしくは『海外集団ストーカー被害者達による証言(生命倫理学に関する大統領諮問委員会) 』内のナイジェル・ニコルソン氏のコメントを参照)。
仮にディックのアイディアがその死後、諜報機関やシンクタンクにより援用されたのだとすれば、監視に苦しみ、監視を憎んでいたはずのディックは、その想像力の素晴らしさゆえに、自身のアイディアによってコインテルプロが拡張・強化されてしまったという点で、皮肉な人生を送った人物だと言えるでしょう。なお、ディックのケースとは多少異なりますが、監視対象者のアイディアが監視側に盗まれて利用されるという点では、現代の集団ストーカーにおける「メディアストーカー」問題にも近い点が見られます(注:詳しくは、前述のスティーヴン・シェレンについての記事 ハリウッド俳優・集団ストーカー被害者 スティーヴン・シェレン「メディアストーカーの仕組み・芸能界×諜報機関・フェイクニュースと現代社会のリアリティを語る」 および 映画作品紹介 - 世界初の本格的集団ストーカー映画『The Spark』(2018年) 監督・脚本 スティーヴン・シェレンバーガー(ハリウッド俳優・TI・映像作家・画家))を参照)
過去の遠隔マインドコントロール研究や電磁波兵器の開発の歴史に触れずに「思考解読装置は開発中」を繰り返すメディア
監視インフラも監視テクノロジーも飛躍的に増えてしまった現在、少なくともアイディアを盗むという点では、集団ストーカーのインフラはもはや、1人の人間の知性を完全に加害者側のものにできるレベルまで達してしまっています。マインドコントロール兵器・精神工学兵器の開発・利用は、これについての知識がない一般の人たちが考えているレベルをはるかに超えています。音声送信兵器など、実物の存在が確認されているものも少なくなく、現物がないものについても、関係書類は非常に多く確認されているのです(Youtube: CCJ 『エレクトロニック・ハラスメントで思考を盗聴する?思考を操作する??いったいどうやって?』https://is.gd/J6L8hI)(WIRED 日本語版: 『マイクロ波で脳内に音を発生させる兵器「MEDUSA」』https://is.gd/uFApLs)(Youtube: Ultrasound Hearing For Organized Stalking of Targeted Individuals
https://is.gd/1XYlfB 英語のみ)(Mind Justice: Russian Mind Control Weapons https://is.gd/cmOiTt)。
こうした状況のもと、組織的なストーカー行為、マニュアル化された奇妙な嫌がらせを受けている被害者たちの間では、思考を盗まれている、盗まれた情報をもとに嫌がらせがなされている、自身のアイディアや私生活のエピソードが大体的に世に売り出されている作品に転用されている、という訴えが非常に多く、思考を遠隔的に解読する兵器はすでに開発され、悪用されているという指摘は絶えません(Youtube: CCJ 『エレクトロニック・ハラスメントで思考を盗聴する?思考を操作する??いったいどうやって?』https://is.gd/J6L8hI)。メディアでは思考を遠隔に解読する装置がない、あるいはまだ開発段階であるという「最新情報」が頻繁に繰り返し流されています。一方、多くの被害者たちの訴えや、精神工学兵器の開発に関する書類、遠隔でのマインドコントロールについての研究を記した文書など、集団ストーカー被害者にとって有利な証拠の数々については、報道されることが非常に稀です。多くのメディアのこうした不公平な報道は、私たちを無意識に「思考を遠隔に解読する技術はまだない」という支配者側に都合のいい視点へと誘導するために行われているとも言えるでしょう。
しかし、客観的に世界のメディア報道を見れば、本ブログにもあるとおり、真摯に諜報機関によるマインドコントロール研究や集団ストーカー問題に取り組んできた番組や報道はあるのです。日本でも一部のジャーナリストの書籍、WEBメディア、新聞などで、勇気ある人たちがごくまれにですが集団ストーカー問題を取り上げてきました(Amazon: 武蔵野学院大学客員教授 平塚俊樹 (著)『証拠調査士は見た!すぐ隣にいる悪辣非道な面々』https://is.gd/VJV6j9)(Amazon: 『反原発へのいやがらせ全記録―原子力ムラの品性を嗤う』https://is.gd/Mc5Nk8)(週刊文春 1995年12月14日号 史上空前 ここまでひどい嫌がらせの実態 創価学会脱会者 3,600人大調査 - 本ブログ記事 https://is.gd/HyNsYW など) 。最近では精神医学の専門書を刊行している出版社がエレクトロニックハラスメントをはじめとするテクノロジー犯罪についての記事を掲載しています(世論時報公式ページ:『世論時報 2019年3月』https://is.gd/tZIM3d)。ツイッターなどのSNSでは、日本の大手メディアが集団ストーカーを正しく報じないのは明らかに不自然だ、との指摘も行われるようになってきています。
「PSYOP」集団ストーカーはコインテルプロの精神的嫌がらせをさらに強化したもの
現代の集団ストーカーは、ディックの経験したコインテルプロとは比較にならないほど精神医学的な嫌がらせに特化させたものであり、海外の被害者には集団ストーカーを「PSYOP=Psychological Operation (精神医学的作戦または心理作戦)」の一環と考える人たちが数多くいます(アメリカの市議会における集団ストーカー被害者たちの証言 (カリフォルニア州ラグナ・ビーチ市議会 2017年11月7日) サンドラ・チャドウィック氏の証言参照)。ディックは本インタビューで、「監視やコインテルプロは人をパラノイアにする」と語っていますが、現代の集団ストーカーはこれを逆手に取った悪質なものなのです。海外被害者の中には「集団ストーカー」という言葉自体、CIAによる過去の監視活動から現代の監視を切り離し、一般市民にその犯罪の存在自体を問う事から始めさせるため、新しい犯罪のイメージをもたせるよう、諜報機関が考えたと主張している人もいます。単に新しいテクノロジーを駆使した諜報機関による監視にすぎないというわけです。
現代の「集団ストーカー」は精神的嫌がらせであり、最新のテクノロジーが駆使されているため、過去のコインテルプロよりも物証が少なく、相手が被害者の行動を察知できるため記録に残しにくい犯罪です。しかし、本ブログを参照いただければわかるとおり、海外ではニュース報道もかなり行われており、この犯罪は存在する事が容易にわかります。また、被害者の数が非常に多いせいか、記録をとる事に成功した映像なども残されています。
SNSなどで「集団ストーカー」を統合失調症者の妄言だと繰り返しているアカウント、メディアがいまだにありますが、単なる知識不足か、理解力にかけた知能の低い人間たち、あるいは支配層の操り人形にすぎないのです。
集団ストーカーはファシズムの問題~集団ストーカーには明らかに支配層が思い描く未来社会の実践という側面があり、一般市民の生活と無関係ではない
あらゆる権利を蹂躙する集団ストーカー犯罪の存在は、新たな社会体制の誕生に際し、私たちの人権・存在そのものが危うくなっている危機的な状況を示していると言えます。この問題は精神医学の診断基準と弾圧、うつ病や統合失調症治療薬を買わせようとする医産複合体の利権、コンテンツ産業・広告代理店・芸能界などを代表する一部の裏社会・支配層によるアイディア搾取、近々に訪れる可能性の高い超監視社会の実践、マインドコントロール・洗脳・電磁波兵器の人体実験であるのですが、一言でいえばこれは虐殺であり、ファシズムの問題なのです。海外では、集団ストーカーは大量虐殺以外の何物でもないと言われており、国内でも実際に変死している人、自殺に追い込まれた人も少なくありません。
また、集団ストーカーでは、被害者の身体から埋め込まれたチップが見つかった人物もおり、この点ではトランスヒューマニズムの非同意の実験でもあるのです(机の上の空 大沼安史の個人新聞: RFIDチップが身体から検出された集団ストーカー被害者、ジェームズ・ウォルバート氏の事件についての解説 https://is.gd/fbmxDg)。集団ストーカーは、超監視社会のあり方をふくめ、明らかに未来社会を想定した実験・実践であり、これは被害者だけの問題ではありません。やがて必ずやってくる未来に関する、世界市民全員にとっての問題でもあるのです。本記事を読んだ人たちが、集団ストーカー問題について理解を深め、支配層が築こうとしている新しい社会構造の危険性に気づいていただければ本望です。
フィリップ・K・ディック FBIファイル
フィリップ・K・ディックが監視妄想にとりつかれていたと考える人たちは今でもいるようですが、本インタビューで答えているように、ディックは実際に監視されていました。下記のファイルは2000年にAPB NEWSにアップされていたディックのFBIファイルの一部です。こちらのファイルの内容はたいしたものではありませんが、ディックのインタビューを鑑みると、残されたファイルはこれだけではないと言えます。
*なお、当方現在の集団ストーカーがアメリカあるいはドイツ、警察機構によるものとは必ずしも考えておらず、アメリカやドイツという国、あるいはその中の特殊な勢力に対して反感を抱いているわけではありません。また、ディックはここで、特にナチスについて取り上げていますが、当方はいわゆる親カバールではけしてありません。ただし、ナチスであろうと、カバールであろうと、いかなる勢力であろうと、集団ストーカーを行ういかなる勢力にも徹底的に反対いたす所存です。
本ブログおよびその記事は、あくまで集団ストーカーにおける行き過ぎた不当監視・威嚇行為、執拗な精神的嫌がらせや統合失調症工作、精神病院への不当な強制入院、弾圧、世論操作、無実の人に対するでっちあげあるいはささいな事を過大なものにしての逮捕・失職工作・悪評ばらまきを基本とした社会的抹殺行為、兵器を用いた暗殺など、明らかに社会正義・一般市民の安全な生活を破壊する違法活動・組織的な犯罪行為に反対する目的で作成されたものです。
こうした加害行為は間違いなくアメリカ・ドイツ・日本という国家の基本的価値観に完全に反する犯罪行為であり、市民への無差別なテロ行為、大量虐殺です。集団ストーカーというこの非道かつ凶悪な虐殺行為に加担する異常極まりない国家にとって危険な勢力が駆逐され、この犯罪がなくなる事を祈るばかりです。
外部の関連記事
WEBで視聴可能なフィリップ・K・ディック原作の映像作品
Amazon Prime Video:
『高い城の男』 https://is.gd/fP6KyR
『フィリップ・K・ディックのエレクトリック・ドリームズ』 https://is.gd/Uu7X4o
『トゥルーマン・ショー (吹替版)』 https://is.gd/BHpHgd
『マイノリティ・リポート (吹替版)』 https://is.gd/t7nLw7
フィリップ・K・ディックによるその他の著作
ハヤカワ文庫SF:
『流れよわが涙、と警官は言った』 https://is.gd/cGQTRJ
『シミュラクラ〔新訳版〕』https://is.gd/BLcBkb
『時は乱れて』https://is.gd/9feFu5
『マイノリティ・リポート ― ディック作品集 』 https://is.gd/A82gQT
参考文献
FBIによる作家たちに対する監視について
ハーバート・ミットガング(著)岸本完司 (訳)『FBIの危険なファイル―狙われた文学者たち』中央公論社 1994 https://is.gd/RhZEnS
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