さて、バカげた忖度は新型コロナがもたらしたものではありません。それを顕在化させたとは思いますが。
プレコロナ時代もこの国にはバカげた忖度が行き渡っていました。
今回『君はずっと一緒だった ~自閉症だった息子~』として一冊になった原稿を、著者としては自然の流れとして当初「あなたの原稿を本にしませんか(=自費出版やりませんか)」とばんばん広告出している会社に持ち込んだそうです。
でもそこで「削ったら」と言われたらしい。
どこを? 凡医凡心理士とのやりとりを。
クレーム来るんじゃないか、って忖度したらしいのですね、その自費出版系編集者は。
あのね、大事な息子さんが自死したのです。
支援の名目でそこにかかわっていて人に事情をききたいのは当たり前じゃないですか。
そしてギョーカイ人のていたらくをご存じの皆さんには容易に想像つくとおり、凡医凡心理士は逃げ回ります。
言い訳の嵐。
それを見て著者は、こういう人たちを頼りにしていたのが間違いだと悟る。
息子さんの苦しかったけど純粋に生きた二十年と同じくらい
お母様がたどるこの心の旅は本の重要なところです。
それをバカげた忖度して削れとかどうかしている。
しかも自費出版系の会社なんて、ギョーカイとはなんのつながりもないじゃないですか。
花風社は発達障害に特化している会社だからこそ、そしてギョーカイとはドンパチをいとわない会社だからこそ、そのまま出していい会社。
だから削る必要はまったくないと言いました。
なんだったら実名でもいいくらいだ。
けれども著者は仮名を選ばれました。それならそれでよい。
仮名にしたら、全く誰か特定できません。特定する必要もない。
治せる医師心理士なら皆さん誰か知りたいと思うでしょう。
でも治せない医師心理士、その上人格的に全然だめ、親から逃げ回る、なんていうキャラこのギョーカイ浜の真砂の数ほどいて石を投げれば当たりますよね。「ダメな支援者がデフォルト」なのが発達障害の世界なんだから。
著者にも言いました。「特別運が悪かったわけではありません。だいたいの支援者はダメなんです、このギョーカイでは」
そしてクレームは来ないと思いますよ、と私は言いました。
そこでクレームつけるほどの胆力があれば、もっと治せるんです。
でも彼らの生き方は基本「死んだふり」だから。
というわけで凡医凡心理士については仮名で載っています。
性別くらいはわかる。
もっとも凡心理士については特定できるのかもしれない。
そもそも、息子さんが通っていた進学校でSCをしていた。
そしてそもそも、「全員が東大を受ける」男子校進学校って、東京近辺にいる人だったらいくつか思いつくだろうけど、逆にいうといくつかしかない。
そこでSCしてた、で分かる人なら分かるんだろう。私は分かる気はないですが。
そしてこのSC、大学教授でもあるらしい。アポの時間にわざと研究室にいなかったりする卑怯な小技も使っている。
そして想定されたダメさを表す指標として、当事者会とか主催しているらしい。
こういうダメ支援者に限ってそういうのやりたがる。ダメの黄金コースですな。
これだけ情報揃っていたら、ギョーカイ事情に詳しい人は分かるのかもしれない。
私は分かりたくもないですが。
この本はおそらく花風社クラスタの間だけで流通することになるでしょう。
そしてクレームが来ない理由はそれだけではありません。
そもそもここでクレーム起こせるような人だったらもっと治す力があるんです。
「死んだふり」だから治せないし、「死んだふり」だから文句は言ってこないんです。
私はそう言いました。
「花風社から出せば、誰も文句言いませんよ」と。
そういう事情も知らないで、バカな忖度した自費出版系出版社。
でもそういう無用な忖度で、未だにマスクを外さない人がこの国では多いのでしょうね。
「何が正しいか」より「人にどう思われるか」を優先させ、しかもそれが多くの場合外してる。
忖度のしすぎなんです。
今朝になって知りました。
志村けんさんのご遺体に、ご遺族は対面できなかった。
でも実は、厚労省はそういう指令を出していない。
あのときマスコミの報道の印象だと、「24時間以内に火葬せよ」という命令が国から下っているように思えた。
でも違うんです。
「24時間以内の火葬も特別に許可しますよ」だったんです。
そもそもあの後感染についてわかってきて、息もしなければ飛沫も飛ばさないご遺体からの感染は今では考えられない。
そしてその当時だって、国がご遺体とご遺族を切り離せという指令は出していないんです。ご遺体に触れたいときは手袋を推奨とは書いてある。でも逆に言うと、今ほど感染経路についてわかっていないあのころでも、そういうかたちでならお別れが許されたということですよね。
それを許さなかったのは葬祭ギョーカイの深すぎる忖度なんですね。
なぜか? 参列者の中でクラスターが生じたから(風邪もうつりますよね)びびった。
それでご遺族からお別れの場を奪った。
日本人が克服しなければいけないのは、こういうバカな忖度のしすぎじゃないかと思います。
(続く)
プレコロナ時代もこの国にはバカげた忖度が行き渡っていました。
今回『君はずっと一緒だった ~自閉症だった息子~』として一冊になった原稿を、著者としては自然の流れとして当初「あなたの原稿を本にしませんか(=自費出版やりませんか)」とばんばん広告出している会社に持ち込んだそうです。
でもそこで「削ったら」と言われたらしい。
どこを? 凡医凡心理士とのやりとりを。
クレーム来るんじゃないか、って忖度したらしいのですね、その自費出版系編集者は。
あのね、大事な息子さんが自死したのです。
支援の名目でそこにかかわっていて人に事情をききたいのは当たり前じゃないですか。
そしてギョーカイ人のていたらくをご存じの皆さんには容易に想像つくとおり、凡医凡心理士は逃げ回ります。
言い訳の嵐。
それを見て著者は、こういう人たちを頼りにしていたのが間違いだと悟る。
息子さんの苦しかったけど純粋に生きた二十年と同じくらい
お母様がたどるこの心の旅は本の重要なところです。
それをバカげた忖度して削れとかどうかしている。
しかも自費出版系の会社なんて、ギョーカイとはなんのつながりもないじゃないですか。
花風社は発達障害に特化している会社だからこそ、そしてギョーカイとはドンパチをいとわない会社だからこそ、そのまま出していい会社。
だから削る必要はまったくないと言いました。
なんだったら実名でもいいくらいだ。
けれども著者は仮名を選ばれました。それならそれでよい。
仮名にしたら、全く誰か特定できません。特定する必要もない。
治せる医師心理士なら皆さん誰か知りたいと思うでしょう。
でも治せない医師心理士、その上人格的に全然だめ、親から逃げ回る、なんていうキャラこのギョーカイ浜の真砂の数ほどいて石を投げれば当たりますよね。「ダメな支援者がデフォルト」なのが発達障害の世界なんだから。
著者にも言いました。「特別運が悪かったわけではありません。だいたいの支援者はダメなんです、このギョーカイでは」
そしてクレームは来ないと思いますよ、と私は言いました。
そこでクレームつけるほどの胆力があれば、もっと治せるんです。
でも彼らの生き方は基本「死んだふり」だから。
というわけで凡医凡心理士については仮名で載っています。
性別くらいはわかる。
もっとも凡心理士については特定できるのかもしれない。
そもそも、息子さんが通っていた進学校でSCをしていた。
そしてそもそも、「全員が東大を受ける」男子校進学校って、東京近辺にいる人だったらいくつか思いつくだろうけど、逆にいうといくつかしかない。
そこでSCしてた、で分かる人なら分かるんだろう。私は分かる気はないですが。
そしてこのSC、大学教授でもあるらしい。アポの時間にわざと研究室にいなかったりする卑怯な小技も使っている。
そして想定されたダメさを表す指標として、当事者会とか主催しているらしい。
こういうダメ支援者に限ってそういうのやりたがる。ダメの黄金コースですな。
これだけ情報揃っていたら、ギョーカイ事情に詳しい人は分かるのかもしれない。
私は分かりたくもないですが。
この本はおそらく花風社クラスタの間だけで流通することになるでしょう。
そしてクレームが来ない理由はそれだけではありません。
そもそもここでクレーム起こせるような人だったらもっと治す力があるんです。
「死んだふり」だから治せないし、「死んだふり」だから文句は言ってこないんです。
私はそう言いました。
「花風社から出せば、誰も文句言いませんよ」と。
そういう事情も知らないで、バカな忖度した自費出版系出版社。
でもそういう無用な忖度で、未だにマスクを外さない人がこの国では多いのでしょうね。
「何が正しいか」より「人にどう思われるか」を優先させ、しかもそれが多くの場合外してる。
忖度のしすぎなんです。
今朝になって知りました。
志村けんさんのご遺体に、ご遺族は対面できなかった。
でも実は、厚労省はそういう指令を出していない。
あのときマスコミの報道の印象だと、「24時間以内に火葬せよ」という命令が国から下っているように思えた。
でも違うんです。
「24時間以内の火葬も特別に許可しますよ」だったんです。
そもそもあの後感染についてわかってきて、息もしなければ飛沫も飛ばさないご遺体からの感染は今では考えられない。
そしてその当時だって、国がご遺体とご遺族を切り離せという指令は出していないんです。ご遺体に触れたいときは手袋を推奨とは書いてある。でも逆に言うと、今ほど感染経路についてわかっていないあのころでも、そういうかたちでならお別れが許されたということですよね。
それを許さなかったのは葬祭ギョーカイの深すぎる忖度なんですね。
なぜか? 参列者の中でクラスターが生じたから(風邪もうつりますよね)びびった。
それでご遺族からお別れの場を奪った。
日本人が克服しなければいけないのは、こういうバカな忖度のしすぎじゃないかと思います。
(続く)