実際の暗号システムがセキュアに動作し続けるためには、暗号アルゴリズム自体がセキュアであるだけでは不十分で、データが保護される期間中、その暗号アルゴリズムが使用する暗号鍵もセキュアに管理されている必要があります。そのため、暗号鍵やデータのライフサイクルを踏まえた運用、安全な暗号鍵の保管、暗号鍵危殆化時の対策などを行う上で参考となるガイドラインを取りまとめています。
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最終更新日:2020年7月7日
実際の暗号システムがセキュアに動作し続けるためには、暗号アルゴリズム自体がセキュアであるだけでは不十分で、データが保護される期間中、その暗号アルゴリズムが使用する暗号鍵もセキュアに管理されている必要があります。そのため、暗号鍵やデータのライフサイクルを踏まえた運用、安全な暗号鍵の保管、暗号鍵危殆化時の対策などを行う上で参考となるガイドラインを取りまとめています。
「暗号鍵管理システム設計指針(基本編)」は、あらゆる分野・あらゆる領域の全ての暗号鍵管理システムを対象に、暗号鍵管理を安全に行うための構築・運用・役割・責任等に関する対応方針として考慮すべき事項を網羅的に提供し、設計時に考慮すべきトピックス及び設計書等に明示的に記載する要求事項を取りまとめたガイドラインとして作成されたものです。
具体的には、暗号鍵管理の必要性を認識してもらうために「暗号鍵管理の在り方(暗号鍵管理の位置づけと検討すべき枠組み)」と、NIST SP800-130「A Framework for Designing Cryptographic Key Management Systems」の解説書・利用手引書として活用できるように構成した「暗号鍵管理についての技術的内容」とで構成されています。
なお、本ガイドラインは、暗号技術評価プロジェクトCRYPTRECで作成されました。
本設計指針の章立ては以下のとおりです。
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2020年7月7日
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「暗号鍵管理システム設計指針(基本編)」を掲載。 |
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