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韓国の新規コロナ感染者63人 海外流入3カ月ぶり最多に

記事一覧 2020.07.08 11:18

【世宗聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は8日、この日午前0時現在の新型コロナウイルスの感染者数は前日午前0時の時点から63人増え、計1万3244人になったと発表した。死者は前日から変わらず計285人。市中感染と海外からの流入が同時に増加し、新規感染者数は3日ぶりに再び60人台に増加した。

新型コロナの検査を行う専用診療所(資料写真)=(聯合ニュース)

新型コロナの検査を行う専用診療所(資料写真)=(聯合ニュース)

 首都圏と光州市、大田市で発生した集団感染により連日感染者の規模が膨らんでいる上、海外からの流入も約3カ月ぶりに最大値を記録し、防疫当局は神経をとがらせている。

 1日当たりの新規感染者の数は今月3~5日に3日連続で60人台を記録し、6、7両日には40人台に減少したが、再び60人台に増加した。

 新たに感染が確認された63人のうち海外からの入国者が33人で、市中感染の30人より多かった。

 海外からの流入が市中感染を上回るのは2日連続で、4月5日(40人)に次いで94日ぶりに最多となった。

 海外からの入国後に感染が確認された33人のうち11人は入国時の検疫で感染が確認され、残り22人は入国後の自主隔離中に感染が判明した。

 海外からの流入は世界的に新型コロナが再流行している中で増加傾向を示し、先月26日から13日連続で2桁台。

 防疫当局は、海外からの入国者は検疫や自主隔離中に感染が確認され、市中感染につながる可能性は高くないとの立場を維持しているが、無症状の患者が機内や入国後の移動中に感染を広げることもあり得るとの指摘も出ている。

 市中感染の新規感染者30人を地域別にみると、ソウル市が5人、京畿道が11人、仁川市が1人と首都圏が17人を占めた。また、ここ数日感染者が増加している光州市で7人、大田市で2人の感染がそれぞれ判明した。このほか、忠清南道で3人、全羅南道で1人の感染が確認された。

 中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。

ynhrm@yna.co.kr

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