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# 新型コロナウイルス

「第2波」に備える!改めて知りたい、正しい「手洗い」のタイミング

感染症専門医が徹底解説
「第2波」の到来が取り沙汰されている、新型コロナウイルス。自分や家族を守るためにも、正しい対策を知っておくことはきわめて重要だ。その基本となるのが「手洗い」。いつ、どんなときに手を洗えばよいのか? 著書『感染症専門医が普段やっている感染症自衛マニュアル』を刊行した佐藤昭裕医師が、知っているようで知らない「正しい手洗いのタイミング」を教えてくれた。

家族のいる人はまめに手を洗う

一人暮らしならば、外出から帰ってきたとき、トイレの前後、調理の前後、食事の前後が、手洗いの基本的なタイミングです。

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家族と同居している人は、さらに頻度を上げたほうがいいでしょう。同居人に高齢者がいる場合は、なおのことです。

とくに、新型コロナウイルスのように、症状が現れない期間(潜伏期間)が長い感染症が流行しているときは、「自分がすでに感染している可能性」を念頭に置く必要があります。できるだけマメに手を洗うことをおすすめします。

外出先では、「『みんなが触るもの(共有物)』に触れた後は、顔に触れないように気をつけつつ、すぐに手を洗う」と覚えておくといいでしょう。

 

公共交通機関の手すりやつり革、エスカレーターの手すり、ドアノブ、エレベーターや信号機のボタンや電気のスイッチ、銀行のATM などパスワードを入力するボタン、さらにはシェアリングエコノミーの車や自転車、駅で借りた傘などに至るまで、日ごろ手を触れる共有物は、挙げだしたらキリがありません。