積みゲー職人の朝は早い。 — 実録・FF13をクリアした直後にFF13-2を始めるとこうなる

実録・FF13をクリアした直後にFF13-2を始めるとこうなる

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新社会人のみなさん、ようこそ社畜の宴へ。

月曜日って疲れますよね。軽く2時間くらい残業して、家に帰ってお風呂に入ってご飯を食べて、本を読んで寝ようかなって思ったんです。ゲームをする元気もありませんよ。それに、4月19日のファイアーエムブレム覚醒の発売まで、FF13の続きをするか迷宮クロスブラッドの続きをするか、それともFF13-2に手をつけるか、決めていなかったので。しかしまあ、せっかくFF13の復習も終わったので、FF13-2をやることにしました。ライトニングたちの活躍の記憶が鮮明なうちにやったほうが、きっといいはずです。



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FF13-2は、FF13をやっていなくても大丈夫! タイトル画面の“初心者の館”から、FF13の物語を読むことができます。これは便利ですね。読む気は全くしませんけども。ちょっとグラン=パルスの章を見てみたら、ものすごく短くて「ああ……」って。「あー」ってなりました。あの塔はいったい何だったのか。10時間くらい過ごしたグラン=パルスが。あんなことになるなら、僕は初心者のままで良かった。



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まー、もうゲーム開始から全開ですよ。これは絶対に面白いわ。さすが評判なだけあるわ。そう予感させる作りです。すごい掴みに来ています。FF13の地味さが際立ちます。もし、FF13をやっていなくてFF13-2の購入を迷っている人がいるなら、FF13からやるか、FF13-2からやってFF13は“初心者の館”を読んで済ませるか、どっちかになるはずです。FF13-2からFF13っていう流れはたぶん、選択肢にはなりません。後悔することにはなります。

それにしても、360版のFF13を直前までやっていたせいか、ライトニングの声に違和感が。英語版では割りと低めの声だったので、坂本真綾さんの声が高く聞こえて仕方がない。PS3版をやっていたときはそんなに違和感を覚えなかったんだけど、やっぱりライトさんは声が低いほうが合っているような気がします。



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そんでまあ、カットシーンに入るとスクリーンショットを取るためにコントローラを片手にキーボードに指を掛ける作業に入るわけなんですが、そうしたらあんた、いきなり「スティックを倒せ!」とか命令されるわけですよ。えっ、なんなのこれシェンムーなの? バイオハザードなの? と思いつつ慌てて操作。いわゆるセガ的に言うところのクイックタイムイベント、QTEを採用しているとは。一日の疲れでぐったりしているおっさんには辛い仕様です。

ぐだぐだと仕様もないイベントをただ見せられるのがいいのか、それともQTEで誤魔化されたほうがいいのか、分かりかねます。ただ僕が思うのは、ライトニングさんの晴れ舞台はゆっくりと見させて欲しかった。それだけです。



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そしてこのライブトリガー。FF13-2はマルチエンディングシステムを採用している、ということは知っているので、この選択が後々響いてくるのか、気になってメモを取ってしまいます。スクリーンショットに自分が選んだ選択肢をマークするだけなんですけどね。楽です。社会の荒波に揉まれる氷河期世代のおっさんも、このライブトリガーの時だけは悩める乙女に成りきって選択しますよ。誰だよこれ考えたやつ。

それにしてもセラがほっそい。ほっそくて、操作キャラがこんなにも心細いFFは初めてです。



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そしてこのセラの独白。どういうことなの? 僕が昨日見た、あのFF13のエンディングは嘘だったの? って思っちゃいますよね。FF13をやっていなければ、へーそうなんだ、で終わっちゃうかもしれません。やってて良かったFF13。この謎を解くためにも、僕はFF13-2を進めなければ。このままでは仕事が手につきません。

とまあ、随所に遊び心と言うか、肩の力が抜けていると言うか、FF10-2にも似たポップさにあふれています。FF10-2と言えばユリパが散々っぱら叩かれましたけど、僕は嫌いじゃなかった。あそこまで飛躍はしていないものの、音楽の乗りも本家とはちょっと違うところとか、やっぱり“-2”の系譜なんだな、というのが第一印象です。少なくとも「また明日、続きをやろう」と思わせてくれる出だしだったので、ほっとしました。



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それでは、謎のイケメンと2人旅に行ってきます。

ゲーム Xbox360 FFXIII2