[7日 ロイター] - 製薬リジェネロン・ファーマシューティカルズ(REGN.O)は7日、開発中の新型コロナウイルス感染症に対する抗体カクテル療法の製造と供給を巡り、米政府と4億5000万ドルの契約に調印したと発表した。
リジェネロンはカクテル療法「REGN─COV2」の予防効果と治療効果を調べるため、現在の複数の治験を実施中。トランプ政権の新型ウイルスワクチン開発を迅速に進める「ワープ・スピード作戦」の対象として、厚生省の生物医学先端研究開発局(BARDA)や国防総省と契約した。
契約の下、米食品医薬品局(FDA)がREGN─COV2に緊急使用許可(EUA)を適用、もしくは製品承認を行えば、政府は製造を支援し、国内で直ちに利用できるようにする。