さいたま市は7日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した「大宮南銀座地域」にあるキャバクラとホストクラブの全従業員を対象に、PCR検査を実施すると発表した。対象店舗数は約100店になる見込み。さいたま市の清水勇人市長は「先んじてPCR検査を実施し感染を防止したい」と話した。
早ければ今週末にも検査を始めたい考えで、埼玉県とも協力する。各店舗には郵送や電話で検査を案内し、協力を依頼する。従業員は無料で検査を受けられる。市内ではクラスターが発生した店舗も含め、接待を伴う飲食店4店で陽性者が確認されている。