昨日も三桁ですね。仕方ありません。そして地方でもどんどん出てきています。ただ東京の医療状況に関していえば、忽那賢志先生によると4月と異なりそこまで悪くないようです。ここが切迫しない限り緊急事態制限はそこまで心配しなくていいでしょう。もちろん油断はできませんが。
若年者が多い為重症化する人は少なく、高齢者に波及しなければそれほどの惨事は起きない可能性が高いのではと思っています。そうこのまま放置しても死者は増えないだろうという考えです。
とはいえ何かしないでこのまま静観していては不安が拭えず経済が回らず意味がありません。ではどうすれば。
以前も書きましたが、尾身先生が検査をどのようにやっていくかについて述べています。
1 症状がある人とその周り
2 症状はないが感染の事前リスクが高い人(夜の街等)
3 症状ないし事前リスクも低い一般の人
そう、1、2に対してほぼ全員PCR検査しましょうという流れです。2は可能なら自主的にというのが尾身先生流ですが。また児玉先生の話も交えると3の人には抗体検査も14日後にやってもいいでしょう。3は要検討です。
陽性者を隔離して、陰性者だけで仕事をしてもらう、そう3密で働く人はJリーグ方式をとるのです。もちろん調子が悪くなったらすぐ休む。子供の調子が悪い時も休む、もしくはリモート。そのように企業が頑張ればきっと感染はまた収まるはずです。
コロナの感染力の凄さがわかったということでここはモーニングショー軍団の検査至上主義、いや韓国検査手技を取り入れても構わないというスタンスに変更します。
そして今回私たちのコロナウイルス感染症についての治癒過程の認識が一部間違っているのではと思っていることがあります。なぜほとんど出ていなかったのにこんなふうにすぐ爆発気味に増えるのか。どこに火種は残っていたのか。次回以降にその仮説を書きたいと思っています。
キーワードは無症候性キャリヤーです。