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 さいたま市南区の同市立浦和別所小学校PTA(澤口博会長)が、「さいたま市PTA協議会」(岡野育広会長、市P協)からの退会を決めた問題で、同市の南区PTA連合会(南区P連)の有志が23日までに「総会」を開き、澤口氏を会長とする決議をした。市P協は正式な総会と認めていないが、南区P連の過半数で決議しただけに今後の動きが注目される。

 この総会には同区内の小中学校21校のPTA会長と代議員2人の計63人のうち34人が参加した。書面で2019年度決算や今年度予算、会長を澤口氏とする役員案など5議案を審議し、22日締め切りのウェブ投票で全員が賛成した。29人は「棄権」の扱いとなったが、全体の過半数を確保した。

 澤口氏は3月に行われた南区P連の会長選挙で、PTA活動への「動員」を一切しないことなどに加え、区P連として市P協を退会し、市P協への参加は各校PTAが個別に判断して決めるとすることも提案して当選したとしている。

 市P協は朝日新聞の取材に公式…

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