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落第剣士の剣術無双~無限地獄を突破した俺は、気付いたら最強になっていた~ 作者:月島 秀一
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エピローグ


 晩ごはんを平らげ、寝支度を整えた後は――母さんと一緒に笠を編む。


 まずはしなやかな竹で(ほね)(ふち)を組み、円錐状(えんすいじょう)の基礎を仕上げていく。

 次に骨と骨の間に『縦の竹』を掛け、それらを補強するために『輪の竹』を結ぶ。

 そうして最後、かつらむきにされた(ひのき)で隙間を編み込めば――立派な編み笠の完成だ。


 この内職はあまり割のいい仕事ではないが、いつでも好きな時にお金を稼げるのがいい。

 農作業と小鬼(ゴブリン)狩りは、どうしても日中にしかできないので、手空きの夜時間を有効活用できるのはとても助かる。


「「……」」


 俺と母さんはただ黙々と手を動かし、編み笠を量産していった。

 一時間・二時間・三時間と経過したあるとき――ゴーンゴーンゴーンと壁掛け時計の音が鳴る。


「あら、もうこんな時間ね……」


 母さんは作業の手を止め、大きく伸びをした。


 時刻は深夜零時。

 そろそろ体を休めないと、明日の仕事に響いてくる頃だ。


「時近、今日はこのくらいにしておきましょうか。いつも手伝ってくれてありがとうね」


「いや、気にしないでくれ。――それじゃ俺は、もうそろそろ寝るよ。おやすみ、母さん」


「えぇ、おやすみなさい」


 俺は軽く歯磨きをしてから、敷布団の中に潜り込んだ。

 日中は少し暖かくなってきたとはいえ、まだまだ夜は冷える。


(それにしても、今日は『大収穫』だったなぁ……)


 日中は小鬼(ゴブリン)の湧きがとても多く、いつもの二割増しほど稼げた。

 そのうえ、念のために回収しておいた牛鬼の血石は、小鬼(ゴブリン)のものとは比べものにならないほどの値が付いた。


 そういえば……血石商に換金をお願いしたとき、店の主から思いがけない提案を受けたりもしたっけか。


 俺は寝床で体を休めながら、そのときのことをぼんやりと思い返す。


【お前さん……確か、黒影時近とか言ったな。どうだ、もうちょい上の階層で活動してみる気はねぇか?】


【えっと、何故でしょうか?】


【いやなに、せっかく牛鬼(ぎゅうき)を狩れるほどの実力があるってのによ。第一層でチマチマと小鬼(ゴブリン)狩りってのは、割に合わねぇと思ったんだ】


【それはその……すみません。自分の力不足は承知しているので、しばらくは第一層で経験を積もうかと思います】


【そうかい。まぁ考えがあるってのなら、無理強いはしねぇさ。今のはおっさんのつまらねぇお節介だと思って、サクッと聞き流してくれや】


【いえ。お気遣い、どうもありがとうございます】


 無限樹の内部は危険に満ちており、単独での上層探索はあまりに危険だ。

 まして俺みたく剣術寺を卒業して間もない半人前が、単独行動なんてしようものならば……あっという間に妖魔の餌食となるだろう。


 しかも、第二層第三層と足を伸ばせば、その日中に家へ帰れなくなってしまう可能性が高い。

 そうなれば朝の畑仕事にも差し障りが出て来るし、それに何より家族のみんなにいらぬ不安を与えてしまう。


 だから今は多少効率が悪くても、安全性を重視して第一層で小鬼(ゴブリン)狩りを続けるつもりだ。


(ふわぁ……。とにかく、明日も頑張らないと、な……)


 俺は重たい(まぶた)を閉じ、ゆっくりと眠りについたのだった。



 それから数日が経過したある日。

 今日も今日とて、俺は無限樹の第一層で小鬼(ゴブリン)を狩っていた。


「ゲギャギャギャギャ!」


 乱雑に振り回される棍棒をしっかりと回避し、


「――セェイッ!」


 がら空きの胴体へ袈裟斬りを叩き込む。


「グ、ギャ……ッ」


 小鬼(ゴブリン)は光の粒子と化し、米粒ほどの小さな血石を残して消え去った。

 これで八匹目、中々順調な滑り出しだ。


(さて、次の獲物を探さないとな)


 そうして俺が第一層のあちこちを練り歩いていると、前方から二人組の男がやって来た。

 黒い隊服を着ているところから見て、おそらく上層へ向かう無限隊の剣士だろう。


 俺の姿を目にした彼らは、


「げっ……。ど、どうも……お疲れ様です」


「……今日もまた例の小鬼(ゴブリン)狩りですか……」


 何故か顔を引きつらせながら、なんと向こうから挨拶をしてくれたのだ。

 これまでなら罵声を浴びせられるか、わざとらしい陰口を叩かれるかの二択だったんだが……珍しいこともあるものだ。


 俺は軽く会釈(えしゃく)をしてから、せっかくなのでちょっとした世間話を振ってみた。


「お疲れ様です。お二人はこれから上層へ?」


「え、えぇ……。まぁ、ちょっとした任務がありまして……」


「じょ、上層といっても、そんな大したことじゃないっすよ?」


 彼らはぎこちない敬語を口にしながら、サッと視線をそらす。


「「「……」」」


 その後、なんとも言えない微妙な沈黙が降り、


「そ、それじゃ俺たち仕事がありますんで……失礼します」


「なんというか、その……いつもありがとうございます」


 二人は早口にそう言って、何故か急ぎ足で去っていった。


「……なんだったんだ?」


 俺は少しだけ釈然としない思いを抱きながら、小鬼(ゴブリン)狩りを再開するのだった。



 それから数時間後――大量の小鬼(ゴブリン)を仕留めた俺は、第一層の中央部で持参した塩むすびを頬張っていた。


「はむ、はむ……っ」


 最近、『ドブさらい黒鼠』と後ろ指を指されることが、めっきり少なくなった。いや、もはや全くなくなったと言っていいかもしれない。


 その代わり――何故か奇異の視線に晒されることが増えた。


「おいおい、あの(・・)化物(・・)……。まだ第一層にいるぜ……」


「馬鹿、目を合わせんな。ぶっ殺されんぞ」


「でもよ……あの噂って本当なのか? あんな優しそうな顔をした奴が、笑顔で牛鬼(ぎゅうき)を斬り刻んでいたなんて……。にわかに信じらんねぇよ」


「実は俺、その現場を見てたんだよ……。ゾッとしたぜ。ニコニコと、 ありゃマジもんにヤベェ奴だ……。信じられるか?」


「ど、どうしよう……俺……。あいつのこと『ドブさらいの黒鼠』とか言って、馬鹿にしちまったんだよ……」


「そりゃ、なんつーか……ご愁傷様だな」


「う゛……っ。そ、それとなく声を掛けて、コツコツと好感度を稼いでいけば……見逃してもらえねぇかなぁ……」


 何故かみんなチラチラとこちらを見ては、コソコソと小さな声で話し合う。

 たまに誰かと目が合うこともあるが、そのときは大慌てで視線を逸らされる。

 もしかしたら、嫌がらせの段階が『陰口』から『無視』へ移行したのかもしれない。


(まぁ、なんでもいいか)


 今はとにかくお金を貯めて、家族みんなで安全な神園へ引っ越すこと。ただそれだけを考えて行動すればいい。


 そうして俺は約四か月間、朝昼晩と休むことなく働き続け――迎えた明正十年七月一日。


 ついにこの日、神園(かみぞの)の端にある小さな廃屋を購入することができた。


「兄ちゃんすげー!」


「都のお(うち)だー!」


 時男と時子は大はしゃぎで走り回り、


「それもこれも全て、時近が必死に働いてくれたおかげだ。ありがとうな」


「あぁ、よかった。これで毎日安心して眠ることができるわ。ありとう、時近」


 父さんと母さんも、嬉しそうに微笑んだ。

 どこに出しても恥ずかしくないボロ屋だけれど、この家はちゃんと神園の中にある。

 これで家族の安全は確保されたのだ。


 そしてその翌日、


「――父さん・母さん・時男・時子。それじゃ、行ってくるよ」


「あぁ、気を付けるんだぞ」


「忘れ物はない?」


「兄ちゃんなら、絶対合格できるよ!」


「いってらっしゃーい!」


 俺は無限隊の入隊試験を受けるため、無限樹入口にある詰め所へ向かうのだった。

※とても大切なお知らせ


ここまでお読みいただきありがとうございました。作者の力足らずで、この作品を伸ばし切れなかったことを本当に申し訳なく思っております。

更新停止中の二か月間はひたすらに反省を繰り返し、改善点を洗い出しました。

そしてこの作品で得られた経験と反省を活かした『新作』を本日より連載開始致します! めちゃくちゃ面白いのでぜひお読みください!


タイトル:暗殺貴族の失敗作~追放された最強の暗殺者は、第二の人生を無双する~

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暗殺貴族の失敗作~追放された最強の暗殺者は、第二の人生を無双する~

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