マサムネ内記@masamune_nike·2019年12月1日僕が考える、『2』の映像が評価されない理由。 それは 「irodori版の画面構成やカメラワークを反転してしまったこと」 だと思います。 『けもフレ』へのリスペクトというのは木村監督も明言していますが、それを狙ってやった結果、取り返しがつかないことになりました。 https://s.akiba-souken.com/article/amp/37378/…13980
マサムネ内記@masamune_nike·2019年12月1日顕著なのは、1話。 カラカルがキュルルに問うシーンや、直後に大型セルリアンから逃げるシーン。 『けもフレ』1話と似た構図のショットがありますが、『2』は左右反転させて見せる。 ところが、この時に『2』は『けもフレ』における画面構成の妙を理解しないままやってしまったのです。13678
マサムネ内記@masamune_nike·2019年12月1日両作品を、三分割法で比較してみましょう。 『けもフレ』では地平線・火山の稜線・青空が、綺麗に配置されている。 かばんちゃんの後方には木があって、空間を埋める。 真ん中の空間で、サーバルちゃんにまだ打ち解けないかばんちゃんの距離の取り方を明示する。 実に見事なレイアウトです。253120
マサムネ内記@masamune_nike·2019年12月1日一方、『2』。 2人が森の中にいますが、三分割してみるとカラカルが中心で、キュルルがズレる。 また、もったいないのは、光の表現。 カラカルがキュルルにとっての救いであることを明示しているはずが、光線が薄く、気づきにくい。 1カットで得られる「構図の美」に乏しいのです。23986
マサムネ内記@masamune_nike·2019年12月1日また、『2』の逃亡シーンでは、キャメラで撮っている時に斜めになり、カラカル達を中心に固定されています。 このシーンでは、右からセルリアンが入ってくるところを格好良く見せたい意図がありますが、直後に平板なカットになってしまい、カメラワークの一貫性を欠きます。13172
マサムネ内記@masamune_nike·2019年12月1日これらのシーンを比較すると、『けもフレ』では画面のコントロールが出来ていると感じられますが、『2』では上手くいっていない。 リスペクトすることを優先するあまり、画面構成がおろそかになってしまうのは、本末転倒です。 しかし、本題はここからです。13075
マサムネ内記@masamune_nike·2019年12月1日irodori版の画面構成やカメラワークを反転してしまったことで起こった、最大の過ち。 それは、 「旅路の進行方向が←になってしまったこと」 です。 キュルル達は、右から左、←の方向に旅をする。 かばんちゃん達は、左から右。→の方向です。15493
マサムネ内記@masamune_nike·2019年12月1日進行方向の違いは、観客にとっての「映像の見方」に関わります。 人間には認知バイアスがあり、→の方向で見ることに慣れています。 映像でも、→の方向にカメラワークを動かす、構図を作ることが基本。 『プライベート・ライアン』の冒頭 でも、上陸する連合軍が左側から入るように撮っています。GIF157110
マサムネ内記@masamune_nike·2019年12月1日左側に人間の目線が集まることを利用し、画面内の登場人物の位置も、「映像の意味」を持ちます。 ・左=有利、主役、共感 ・右=不利、敵役、反感 など。 ←にフォローする不自然なカメラワークと、主役たるべきキュルル達の立ち位置は「映像の原則」にことごとく反してしまいます。279128
マサムネ内記@masamune_nike返信先: @kitchomPさんありがとうございます! 僕のちょっと早とちり、富野監督に関しては再考すべきですね。 富野監督の理論だと、右=ポジティブ・左=ネガティブ。 あの話、個人的には『逆シャア』を観ると「?」ということもあるのが面白いです。 シャアやアクシズが主役のように左側にいるんですよねあの映画。午後1:46 · 2019年12月1日·Twitter for Android1 リツイート4 いいねの数
きっちょむ@kitchomP·2019年12月1日返信先: @masamune_nikeさん富野作品に限らず一般的なアニメは舞台の上手下手の概念から、右側主役の左側が相手役であり、たつき監督が例外になるんです で、それと同じ構図を持っているのが横スクロールのテレビゲームなんですよね125
マサムネ内記@masamune_nike·2019年12月1日そうなると、ハリウッド流のたつき監督という見方は成り立ちますね。 ケムリクサもですが、どうもアニメより実写向けのカメラワーク。 初見監督ってわけじゃなさそうです。114