臨床研修病院

研修医の一日

ここでは、当院の必修診療科について、研修医がどのような業務を行っているのかご紹介します。



病棟回診
カンファレンスの前に受け持ち患者さんの回診で朝の状態を確認します。


内科カンファレンス
入退院した患者さんについて担当医がプレゼンを行い、総合内科全体で情報を共有します。

医局朝礼
院内の全医師が医局に集まり、前日の救急外来の申し送りを行います。


チーム回診
各チーム(4~5人構成)で患者さんの回診を行い、診断や治療方針の決定を行います。


病棟業務
受け持ち患者さんに必要な処置や検査を行います。(血ガス・エコー・CVカテーテル挿入・骨髄穿刺・腰椎穿刺・気管切開・チューブ交換・腹腔穿刺)研修医も指導医の監視下でバリバリ実践します。


お昼ごはん
フレンチを極めたシェフが作る職員食堂の料理をたらふく食べて午後に備えます。

加島先生とカルテ診
身体診察の神様が、複雑な症例を基に講義・診察をしてくださいます。毎日がドクターG(NHK放送番組)のように充実しています。

救急部からのコンサルタント&カルテ記載
救命救急センターから入院となりそうな患者さんのコンサルトを受けます。また、コンサルトがない間に翌日のカンファレンス準備や資料の整理を行います。


チーム回診
本日の患者さんの状態や行った処置を含めてチーム全体で情報の共有をします。
また、回診をしながら、明日以降必要な検査などの相談をさせてもらえます。


内科医局会
チーム間での申し送りや勉強会などが定期的に行われます。


カルテ記載
サマリーや翌日の検査オーダーを入力します。

帰宅
今日も一日おつかれさまでした!


研修医講義
毎週火曜日は各科指導医から講義を受けます。

外科カンファレンス
定例のカンファレンスに出席します。

医局朝礼
院内の全医師が医局に集まり、前日の救急外来の申し送りを行います。


チームの患者回診
受け持ち患者さんの回診を行い、診断や治療方針を決定します。


手術
助手として開腹から腹腔鏡まで様々な手術に立ち会います。写真左から:指導医、研修医、上級医。

 
空いた時間を利用して、腹腔鏡のトレーニングを行い、サマリーやカルテを記入する時間に充てます。


お昼ごはん
フレンチを極めたシェフが作る職員食堂の料理を食べて午後に備えます。

病棟での指導医との回診やチームカンファレンス
チーム全体で患者さんの情報を共有し、指示出し等、不明な点はいつでも相談できます。

翌日の準備
カルテ記載や、検査オーダーを入力します。

帰宅
今日も一日おつかれさまでした!


症例検討カンファレンス
毎週水曜日は症例検討カンファレンスがあります。入退院した患者さんについて担当医がプレゼンを行い、情報を共有し、治療方針について議論します。

病棟業務
受け持ち患者さんの朝の状態を確認します。

医局会
院内の全医師が医局に集まり、前日の救急外来の申し送りを行います。


小児科PICUでの申し送り
前日のPICU当直者が申し送りを行います。全小児科医師でPICUの患者さんの情報を把握しています。


外来業務
小児科外来で採血、ルート確保など行います。一か月の赤ちゃんからの採血もスムーズにできるようになりました。


昼ごはん
食堂での昼食時は、同期や先輩と情報交換の時間。フレンチを極めたシェフの作る食事が400円で食べられます。

カルテ記入・サマリーの作成
検査のオーダーやカルテの記入を行ないます。


病棟業務
上級医の先生と病棟を回ります。受け持ち患者さんに必要な処置や検査を行います。


回診
回診では、上級医、指導医へ受け持ち患者さんの状態をプレゼンし、指導をうけます。平均5~10名弱の患者さんを担当しています。

カルテ記入・サマリーの作成
時間を見つけては、受け持ちの患者さんのもとを訪れます。小児病棟では、学校にいけない患者さんのために院内学級や保育士がおり、医師、看護師と共に季節に応じた様々なイベントを行っています。

帰宅


朝の申し送り
夜勤帯の救急車の症例報告や患者さんの引き継ぎを行います。


医局朝礼
病院全体の医師が集合する朝礼で、前日の救急外来の患者数や入院となった患者さんの報告を行います。


カンファレンス
救急スタッフが一堂に会し、情報の共有や問題症例のディスカッションを行います。
この日は、ちょうどローテーション終了間際で、指導医の先生たちによるシミュレーション試験がありました。(指導医の先生方が模擬患者さんとなり実施)


救急隊から受け入れ要請
主訴、バイタル、既往歴を聴取し、患者さんの搬入に備えます。

救急車対応
研修医が最前線で対応します。まず患者さんのバイタルを確認し、問題なければ診察を行います。問診、身体診察を行いながら方針を考え、指導医の先生と相談しながら方針を決めていきます。


コンサルト
一通りアセスメントを行い、専門の先生の介入が必要と考えた場合、コンサルトを行います。研修医にとっては最も緊張する瞬間です。


昼食
無事コンサルトを終えたら食堂でおいしい昼食を食べて元気を充電します。他職種の人とも仲良くなります。


walk-in対応
救急車対応と並行して、walk-inの患者さんの診察を行います。


ドクターヘリ受入対応
屋上ヘリポートまで搬送される患者さんを迎えに行きます。ヘリドクターと共同しながら適切な処置を行います。

ERコール対応
CPA患者さんが搬送される際は、「ERコール」で院内の研修医が招集されます。研修医を中心に初期対応を行います。

夜の申し送り
日勤帯から夜勤帯へ救急車の症例報告や、患者さんの引き継ぎを行います。

デブリーフィング
その日の振り返りを行います。感想や反省点、疑問点などを指導医と共有します。その日に困ったこと、わからないことがあった場合はこの場で相談することができます。

帰宅


カンファレンス
毎週木曜日はシミュレーションルームで日本内視鏡外科学会の技術認定医のもと、腹腔鏡下手術のトレーニングを行います。当院の産婦人科では、年間500件以上の腹腔鏡下手術を実施しています。

医局朝礼
院内の全医師が医局に集まり、前日の救急外来の申し送りを行います。


病棟回診
指導医と病棟の回診を行います。
一日の検査予定や、今後の方針を相談して決めていきます。


外来業務
外来にて妊婦健診の患者さんの予診を行います。
週数によって様々な検査を行う妊婦健診を通して、妊婦の病態について学びます。


昼ごはん
日赤は食堂の食事がおすすめですが、施設内に鶴屋というデパートの売店が入っているので、様々な種類のお弁当も手に入ります。


手術
帝王切開手術など産科系手術のほか、腹腔鏡下の腫瘍摘出など、婦人科系の手術にも入ります。


術前・術後カンファレンス(週2回)
週に二回、指導医の先生、上級医の先生と産婦人科の症例全体の術前・術後カンファレンスがあります。


病棟回診
上級医の先生と病棟を回り、患者さんの容体をチェックします。昨日出産を終えた患者さんのお部屋を訪ねました。赤ちゃんもお母さんも、元気そうです。

カルテ記入・手術記事記載・サマリーの作成
日々のカルテの記入、手術記事、サマリーの作成を行ないます。

帰宅

麻酔器のチェック
1例目の手術に備えて、麻酔器のチェックと挿管チューブの準備を行います。


手術センターのカンファレンス
麻酔科医は手術室の舵取りです。機械出しや外回りといった手術センタースタッフと、その日の臨時で追加となった手術や問題症例の確認を行います。

医局朝礼
病院全体の医師が集合します。入院患者や準夜勤帯の申し送りや連絡事項を病院全体でシェアします。


手術患者の搬入・麻酔開始
研修医も麻酔科指導医の指導のもと、導入から積極的に経験できます。脊椎麻酔も指導医にしっかりバックアップしてもらいながら、経験させてもらいます。


昼食
当直の麻酔医が手術室を巡回し、順番に昼食をとります。
ボリューミーな昼食をしっかりと食べて午後に備えます。


2例目の麻酔開始
ルート確保や気管挿管は救急や病棟で必ず求められる手技です。麻酔科で基礎をしっかり学びます。


翌日の術前診察
翌日の手術予定の患者様の情報を電子カルテで下調べし、指導医に報告します。問題点や注意点を確認し、術前診察に向かいます。

麻酔計画
診察後の身体所見を報告し、指導医と麻酔計画を立てます。麻酔指示を手術センターのスタッフや病棟スタッフに連絡します。


臨時・緊急手術にも対応
当直の先生と一緒に緊急手術の対応を行います。

帰宅
今日もお疲れさまでした!

病棟回診


カンファレンス
チーム回診の前に内科全体で病棟の患者さんの把握を行います。

医局朝礼

チーム回診

救急外来コンサルト
救急外来や他科からのコンサルトを受けます。DMコントロールから敗血症性ショックの方まで慢性期、急性期、多くのコンサルトを受けます。


細菌検査
気になる入院患者の検体は自ら細菌検査室で検査します。当院の感染症診療では各種培養検査を行い、標準的な抗菌薬の使用、適切な感染症治療を心掛けています。


昼食
昼食の時間は、同僚、先輩と意見を交換する貴重な時間です。


内科外来(再診)
後期研修医からは週に1~2回の外来業務を行います。外来でフォロー中の患者さんの再診。生活習慣病、CKD、膠原病、内分泌疾患、血液疾患など様々な患者さんを診ています。


チーム回診
チームで今日一日にあったイベントを共有します。初期研修医を中心に、患者さん1人1人について、チームリーダー、オブザーバーの先生と治療方針を確認します。後期研修医はチームリーダーを務めます。

内科カンファレンス
週に1回、M&Mカンファレンスを行って症例を共有します。


カルテ記載

帰宅


症例検討カンファレンス
(毎週水曜日)
入退院した患者さんについて担当医がプレゼンを行い、小児科全体で情報を共有したり、治療方針について議論します。


医局朝礼(毎日)
院内の全医師が医局に集まり、前日の救急外来の申し送りをします。


PICU回診(毎日)
朝礼の後、全員でPICU回診を行い、前日の申し送りやその日の治療方針の決定を行います。(研修2年目以降にはPICU当直もあります。)


病棟業務
各病棟の受け持ち患者さんに必要な処置や検査を行います。(採血・輸液路確保・エコー・中心静脈カテーテル挿入・骨髄穿刺・腰椎穿刺・気管挿管・チューブ交換・など)


お昼ごはん
フレンチを極めたシェフが作る病院食堂の美味しい食事を食べて午後に備えます。


病棟業務
一般病棟入院中の患者さんの診療や検査、先輩医師の講義などがあります平均5~10名弱の患者さんを常に担当します。初期研修医や学生への指導も行います。

救急外来や産科病棟業務
救急外来からの紹介患者さんの入院受け入れや、産科病棟の新生児診察、一か月健診や予防接種など様々な業務を交代で行います。

PICU回診
毎日PICUの患者さんの当直医への申し送りが行われます。(当直は月に5回程度行います)その後チーム間での申し送りや抄読会、勉強会などが定期的に行われます。

カルテ記載
サマリーや翌日の検査オーダーを入力します。

帰宅