動名詞、不定詞を目的語にとる動詞の違いと使い分け〜覚え方はたったこれだけ


⚠️注意⚠️

※このブログでは、閲覧者の悩みを優先的に解決するために英文法を日本語で解説していますが、英語を日本語で学ぶことは推奨していません。

詳しくはこちらで解説していますが、ご理解の方よろしくお願い致します。

 

動名詞と不定詞を目的語にとる動詞の
違いがよくわかりません!

 

よく高校生や受験生から
そんなことをよく聞かれます。

 

僕自身、
動名詞不定詞の見分け方には
2種類の方法があると思っているのですが、
この記事では

 

・動名詞と不定詞
 ってどういった特徴の違いがあるの?

・動名詞を目的語に取る動詞
 ってどんなのがあるの?

・不定詞を目的語に取る動詞
 ってどんなのがあるの?

 

みたいな疑問に答えながら

 

「今、自分が1から覚え直すならこうやる!」

 

という内容で
書き進めていこうと思います。

 

今回は結構有益な話なので、
「英文法の教科書」みたいな感じで
有料noteとして販売しようかなー
って思ったんですが、

 

この記事を読んで

 

・英文法が得意になる人

・この知識をもとにさらに英語力を
 伸ばしていってくれる人

 

がもっと増えたらいいなって思って、
当ブログにまとめることにしました。

 

ある3〜4つほどの
パターンを知ってほとんどの
文法問題を攻略できるものです。

 

もしよかったら
参考にして見てください。

 

タカツ
それでは始めて行きます

目次 [表示]

動名詞と不定詞の違いを使い分けるポイント

僕は動名詞と不定詞の区別の仕方は
中学生の頃に習いました。
(多分みんなもしてるんじゃないかな…?)

 

例えば、

 

They wanted to play baseball.

They enjoyed playing baseball.

 

のように、

 

「wantが来たら”to不定詞”で、
enjoyが来たら”動名詞”を使う」

 

と学んできたんですね。

 

でも、高校生になると
覚える量が一気に増えて、

普通の暗記じゃ対処しきれずに
最終的に挫折してしまう
というパターンになってしまいました。

 

タカツ
正直、覚える量多すぎ、、

 

「目的語を動名詞にするか、
 不定詞にするか」

 

というのは動詞の語法によって
決まっているので、
結局1つ1つ覚えていかなければ
いけないという事実は確かにあります。

 

しかし、

いきなり1つ1つ
無理矢理覚えていくのは、
なかなか面倒臭いですよね。

 

実は、

 

動名詞・不定詞を
目的語にとる動詞を
そのまま暗記するのはかなり非効率

 

なんです。

 

というか、あまりにも覚えることが
膨大すぎてやってられなくなります。

 

そこで、僕がオススメする
記憶方法を2つご紹介しておきます。

 

これは、
どちらが正解というのはないので、
あなたの好きな方で
実践していただければ良いでしょう。

 

【暗記法①】語呂合わせで覚える

 

これは昔から
塾や予備校にある語呂合わせで

 

「MEGAFEPS(メガフェプス)」

 

というものがあります。

 

これは、

 

動名詞を目的語にとる
動詞の頭文字を繋げて一気に覚える

 

というもので
知っておくとかなり便利です。

 

とにかく頭に詰め込んで
記憶したい人にオススメします。

 

詳細はこの記事とは
別に紹介していますので
関連記事を載せておきます。

 

 

【暗記法②】イメージで理解する

動名詞、不定詞を目的語にとる動詞は
それぞれ共通のイメージがあります。

 

今回ご紹介するのは
このイメージで覚える方法です。

 

パターンが3〜4つほどあるので、
それについては次のパートで説明します。

 

動名詞を目的語としてとる動詞の覚え方

動名詞を目的語としてとる動詞には、
3つの特徴があります。

 

この3つの特徴を
しっかりと把握しておけば、

 

動詞の意味だけで
目的語に動名詞が来る

 

ということを
予想できるので非常に万能です。

 

1つずつ順に説明していきます。

 

消極的行動を示す

 

まず1つ目の特徴が、

 

動詞の意味が
消極的行動を示す場合は、
その動詞の目的語は動名詞になる

 

ということです。

 

例えば、mind「嫌がる」
という動詞などがそれにあたります。

 

ある物事に対して、

 

・嫌がっている
・絶対にやりたくない

 

という意味だから、
明らかに『消極的な行動』
を示していますよね。

 

ですので、
mindは動名詞を目的語
とする動詞なのです。

 

例題

(  )に当てはまるものを以下の選択肢から選べ

 

Would you mind (  ) the window?

①opening
②to open

 

訳:窓を開けてくれませんか?

(直訳):あなたは窓を開けるのが嫌ですか?

 

例えば、
このような選択問題があった場合、

 

openingが答えになるわけです。

 

『消極的行動』を示す動詞の代表例を
列挙しておくので
確認しておいてください。

 

消極的行動を示す動詞一覧

・mind「嫌がる」

・excuse「言い訳をする」

・give up「諦める」

・avoid「避ける」

・escape「逃げる」

・postpone「延期する」

・put off「延期する」

 

動名詞は『過去志向』のニュアンスが強い

 

2つ目の特徴は、
動名詞が『過去志向』
のニュアンスで、

 

「もうしてしまったこと」
を示すことが多い

 

ということです。

 

動名詞を目的語としてとる
動詞の中では、

 

・excuse
・admit
・deny

 

などがそれに該当します。

 

He denied knowing anything about the plan.

(彼はその計画について何も知らないと言った。)

 

例えば、deny「〜を否定する」
を使った例文を見てみると、

 

“deny”の直後の動名詞
knowing(知っていること)は、
もともとの動詞”know”
から来ているもので、

 

knowの意味は、

 

「現在知っている」

「初めて知ったのは過去」

「その過去の時点でもう知ってしまった」

 

という『過去志向』
を表す動詞になります。

つまり”know”はto不定詞ではなくて
動名詞として使われるのです。

 

また、動名詞が過去志向を表す場合、
その動名詞を目的語とする動詞
excuse/admit/deny…は全て、

 

「もうしてしまったこと」
について、

 

・言い訳をする(excuse)
・認める(admit)
・否定する(deny)

 

のです。

 

動的なイメージを表す

 

3つ目のポイントは

 

動的なイメージを示す場合に
動名詞が使われる

 

ということです。

 

例えば動詞の
imagine「…を想像する」
などがそれに当てはまり、

 

imagine playing the piano

といえば、

 

ピアノの鍵盤の上を
指が滑らかに動く

 

ということが
イメージできますよね。

 

タカツ
逆に静的なイメージで捉えられるものは動名詞にならない(つまり不定詞)ということ!

 

動的なイメージを表す、
動名詞を目的語とする動詞の中では

 

・imagine
・practice
・consider

などが代表例で、
こちらも覚えておくべき
単語になります。

 

また、動的なイメージは
言い換えると『躍動感』
を伴うもので、

 

『躍動感』を伴うものは
全て現在進行形になります。

 

現在形と現在進行形の違いも
『動的イメージ(躍動感)』
がキーワードになってくるので、

 

興味がある方は
合わせて読んでおきましょう。

 

 

不定詞を目的語としてとる動詞の覚え方

次に不定詞を
目的としてとる動詞について
解説していきます。

 

こちらは動名詞を
目的語とする動詞の時と
イメージが逆で、

 

対照的なイメージで
考えていただければ簡単です。

 

また、不定詞が目的語として
使われることに
いまいちピンとこない方は、

関連記事を載せておきますので
参考にしてみてください。

 

 

『未来志向』のニュアンスを持つ

不定詞を目的語
とする動詞の最大の特徴は、

 

『未来志向』を示す

 

ということです。

 

未来志向を表す動詞を
4つのグループに分類すると
以下のように別れ、
具体的に例文と一緒にまとめておきます。

 

未来志向を表す動詞

願望want/would like/expect/wish/hope…

→例文:I hope to become a basketball player.

訳「私は、バスケットボール選手になることを望んでいる。」

 

意図intend/mean/promise…

→例文:She means to be a actress.

訳「彼女は女優になるつもりだ。」

 

決定decide/determine…

→例文:They decided to postpone their departure.

訳「彼らは出発の延期を決めた。」

 

拒絶refuse…

→例文:She refused to clean the toilets.

訳「彼女はトイレ掃除を拒んだ。」

 

具体的にまとめると
このようになりますが、

 

大まかに、

 

「to不定詞が
 目的語にとる動詞は未来志向」

 

と考えても構いません。

 

want「…したいと望む」は、
未来のことを望んでいる動詞で、

 

determine/decide「…しようと決める」
も未来のことを決める動詞です。

 

promise「…すると約束する」
intend「…しようと考える」
も、
未来の行動を意味している
動詞ですね。

 

つまり、
目的語がto不定詞になる
グループに分類さるわけです。

 

まとめ

今回は動名詞・不定詞を目的語にとる
動詞の特徴について、
具体例を出しながら
分かりやすく解説いたしました。

 

・2つ品詞の違いは対照的

・ポイントも3つと多くない

 

という理由から、
動名詞が苦手な方でも
ある程度は理解が
深まったのではないでしょうか。

 

今回の話はどれも重要なので、
必要だと思った方は
しっかり知識として
入れていただけたらと思います。

 

また、今日は不定詞と
動名詞に関する話をしましたので、
そのテーマに関連した
重要記事を載せておきます。

 

 

よければ参考にしてみてください。

 

それでは最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

 

関連記事:英語力アップにつながるアイテム・教材はこちら!

・おすすめ英会話教材

発音改善を重視したプライムイングリッシュ

・語学アイテム

周囲の雑音を消去してくれるノイキャン付きイヤホン、ヘッドホン

 160ページ分の電子書籍を今だけ無料配布中

僕は大学2年の秋頃から
本気で英語を勉強し、
  1年でTOEICスコアを420点から955点
伸ばすことができました。

 

とはいえ、特別な才能があったわけでも
恵まれた環境で育ったわけでもないです。

 

もともとは勉強が嫌いで、
中学から英語を勉強してきたにもかかわらず、
大学2年までの8年間
何1つ成長しなかったダメ人間でした。

 

海外旅行では
誰にも喋りかけたりすることもできず、
惨めな日々を過ごしたこともあります。

 

英語なんて
ただの雑音としか聞き取れませんでした。

 

しかしそんな僕でも、
本格的に英語と向き合って
少しの間だけ真剣に取り組んだところ、

今でははっきりと
英語が聞こえて理解できるし
外国人と自然な会話が
できるようになりました。

 

なぜそんな状態から上達できたのか?
というと効率的な勉強法を知ったからです。

 

だからネイティブを相手にしても
緊張せずに話せるようになりました。

 

その経験から、生まれた環境は選べなくても、
勉強して、正しく成長すれば、
誰でも英語スキルを
身につけられると確信しています。

 

そして、そういう人が少しでも増えれば、

 

一人一人に活気が溢れて
たくさん人がトラやヒョウのように
世界を飛び回り、
世の中の価値やサービスが進化して、

世界はもっと良くなると本気で思っています。

 

そういった理念から、
僕がどのように英語学習に取り組み、
ゼロから今の英語力を築いていったのか、
その方法論を1つの書籍にまとめてみました。

 

科学的根拠のある
学術観点から考察して解説していますので
誰にでも当てはまる
普遍的な内容だと思います。

 

もし興味があればぜひ読んでみてください。

電子書籍「独学英語マニュアル」を読んでみる

 

メールアドレスを入力すれば受け取れます。

 ※メルマガの解除はいつでも出来ます。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

もしこの記事が役に立ったと思われたら、
SNS等でシェアしていただけると嬉しいです。
(すぐ下のボタンからシェアできます)


『言語習得理論』×『英語』
独学英語マニュアル






「ロジカルに英語を効率よく勉強しよう」というのをコンセプトに、初心者が独学でTOEIC900点を突破する英語学習法を公開中