ポンコツＨＥＲＯ

大髙ようすけ(25)

<こんな漫画!>

両親を亡くした高校生・良平と、新しい父親であるポンコツなヒューマノイドが繰り広げる、愛と正義の感動コメディ！

<ここを評価!>

父親が息子を守る気持ち、親に対して息子が苛立つ気持ちが丁寧に描かれていて好感が持てます。とても真面目なお話でした。ただ、キャラクターたちの境遇がなかなか理解がしづらい設定なので、主人公に対して読者が「そりゃ大変だね…」と共感できるエピソードを十分に用意してあげたほうが良かったです。全体的に「少年漫画ってこういう感じにしなければ」という、型にとらわれている印象を強く受けました。“型”は役立つツールですが、自分を消しては意味がありません。次はもっと大髙さんの「魂の声」を聞かせてください！