ついランでは「映像視聴に関するアンケート調査」を実施しました。
「若者のテレビ離れ」が指摘される中、男女世代別に集計した様々な映像視聴に関するアンケートの回答状況から、実態について詳しく分析します。
(1)調査期間: 2018年3月1日~2018年3月15日
(2)調査方法:WEBアンケート
(3)調査対象:プレゼントキャンペーンの応募者
ついラン(https://tsuiran.jp)の読者を対象にアンケートを実施
(4)集計サンプル数:合計 790 件(全世代対象)男性 395件 女性 393件 その他 2件
・10~20代のネットコンテンツ視聴がテレビを上回る
・スマートフォンで見られる映像プラットフォーム1位にYouTube 2位にAbemaTV
・番組コンテンツの情報収集と感想の発信に最も使われるのはTwitter
普段映像視聴に最も利用するデバイスを質問。世代別に比較したところ、男女共に10~20代におけるスマートフォンの使用率が高くなっていることが分かります(図:1)。他の世代においてはテレビと回答している人が過半数を超えている中、10~20代のみテレビの回答が過半数を下回り、ネットに接続できるデバイスの利用が進んでいることがわかります。
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世代別でスマートフォンの使用率が最も高かった10~20代に着目。10~20代男女におけるそれぞれのユーザーが普段利用する映像プラットフォームを比較しました。その結果、男女共に1位がYouTubeとなっています。また、男女別に比較したところ、2位に続くプラットフォームに、男性はニコニコ動画、女性はAbemaTVと続き(図:2)、10~20代男女における「よく視聴する番組のジャンル」を調べた結果、男性は1位がバラエティで、2位がスポーツと続き、女性は1位がドラマで、2位がバラエティと続きました(図:3)。
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引き続き10~20代におけるきっかけとなる情報の入手先として、Twitter21.6%がTVCM30.2%に次ぐ2位になりました。Twitterの回答数を他のSNSと比較すると、LINEの4倍、Facebookの8倍という結果で、インターネット及びソーシャルメディアの中では1位となっています(図:4)。
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10~20代男女における「映像プラットフォームの視聴後の情報の発信方法」を調査した結果、Twitter55.6%が過半数以上を占める結果となりました。Twitterの回答数を他のSNSと比較すると、LINEの7倍、Facebookの19倍という結果になっています(図:5)。
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10~20代の若者では、スマートフォンの利用率が上昇して、YouTubeやニコニコ動画などのインターネットにおける映像プラットフォームの割合が高くなる傾向が見られました。
また、性別ごとに調査した結果、男性はニコニコ動画、女性はAbemaTVといったように、男女によって視聴する映像プラットフォームに違いがあり、ジャンルごとの調査では、男性は1位がバラエティ、2位がスポーツと続き、女性は1位がドラマ、2位がバラエティと、性別ごとに好みのジャンルが異なる結果となりました。
視聴するきっかけとなる情報に関してはTwitterと答えた人が21.6%、視聴後の発信方法でTwitterを利用すると答えた人は55.6%にも上っています。また、リアルの口コミとしては、学校の友人や会社の同僚よりも家族との会話をきっかけと答えた人の割合が多くなりました。
以上のことから、10~20代の若者はTwitterで情報を入手し、スマートフォンで番組を視聴した後、再びTwitterで視聴した番組の感想を発信するという一連の流れによって、映像コンテンツを楽しんでいることが分かります。
これは、LINEやFacebookは友人・知人同士の繋がりを目的としたソーシャルメディアなのに対し、Twitterは趣味や嗜好などをきっかけにしてつながりやすいソーシャルメディアであるため、Twitterを使った情報収集、発信が行われやすいことが理由と考えられます。
「ついラン」では今後も定期的に世の中のトレンド等の調査を行い、皆様にお伝えしてまいります。
※尚、本リリースに掲載しておりますデータを記事にて引用される場合は
「ついラン 調べ」と出典を明記していただきますようお願いいたします。
【本件に関するお問い合わせ先】
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「若者のテレビ離れ」が指摘される中、男女世代別に集計した様々な映像視聴に関するアンケートの回答状況から、実態について詳しく分析します。
調査概要
(1)調査期間: 2018年3月1日~2018年3月15日
(2)調査方法:WEBアンケート
(3)調査対象:プレゼントキャンペーンの応募者
ついラン(https://tsuiran.jp)の読者を対象にアンケートを実施
(4)集計サンプル数:合計 790 件(全世代対象)男性 395件 女性 393件 その他 2件
調査結果のポイント
・10~20代のネットコンテンツ視聴がテレビを上回る
・スマートフォンで見られる映像プラットフォーム1位にYouTube 2位にAbemaTV
・番組コンテンツの情報収集と感想の発信に最も使われるのはTwitter
映像プラットフォームの視聴がテレビを上回る
普段映像視聴に最も利用するデバイスを質問。世代別に比較したところ、男女共に10~20代におけるスマートフォンの使用率が高くなっていることが分かります(図:1)。他の世代においてはテレビと回答している人が過半数を超えている中、10~20代のみテレビの回答が過半数を下回り、ネットに接続できるデバイスの利用が進んでいることがわかります。
スマートフォンで見られる映像プラットフォーム1位にYouTube 2位にAbemaTV
世代別でスマートフォンの使用率が最も高かった10~20代に着目。10~20代男女におけるそれぞれのユーザーが普段利用する映像プラットフォームを比較しました。その結果、男女共に1位がYouTubeとなっています。また、男女別に比較したところ、2位に続くプラットフォームに、男性はニコニコ動画、女性はAbemaTVと続き(図:2)、10~20代男女における「よく視聴する番組のジャンル」を調べた結果、男性は1位がバラエティで、2位がスポーツと続き、女性は1位がドラマで、2位がバラエティと続きました(図:3)。
番組コンテンツの情報収集と感想の発信に最も使われるのはTwitter
引き続き10~20代におけるきっかけとなる情報の入手先として、Twitter21.6%がTVCM30.2%に次ぐ2位になりました。Twitterの回答数を他のSNSと比較すると、LINEの4倍、Facebookの8倍という結果で、インターネット及びソーシャルメディアの中では1位となっています(図:4)。
10~20代男女における「映像プラットフォームの視聴後の情報の発信方法」を調査した結果、Twitter55.6%が過半数以上を占める結果となりました。Twitterの回答数を他のSNSと比較すると、LINEの7倍、Facebookの19倍という結果になっています(図:5)。
総括
10~20代の若者では、スマートフォンの利用率が上昇して、YouTubeやニコニコ動画などのインターネットにおける映像プラットフォームの割合が高くなる傾向が見られました。
また、性別ごとに調査した結果、男性はニコニコ動画、女性はAbemaTVといったように、男女によって視聴する映像プラットフォームに違いがあり、ジャンルごとの調査では、男性は1位がバラエティ、2位がスポーツと続き、女性は1位がドラマ、2位がバラエティと、性別ごとに好みのジャンルが異なる結果となりました。
視聴するきっかけとなる情報に関してはTwitterと答えた人が21.6%、視聴後の発信方法でTwitterを利用すると答えた人は55.6%にも上っています。また、リアルの口コミとしては、学校の友人や会社の同僚よりも家族との会話をきっかけと答えた人の割合が多くなりました。
以上のことから、10~20代の若者はTwitterで情報を入手し、スマートフォンで番組を視聴した後、再びTwitterで視聴した番組の感想を発信するという一連の流れによって、映像コンテンツを楽しんでいることが分かります。
これは、LINEやFacebookは友人・知人同士の繋がりを目的としたソーシャルメディアなのに対し、Twitterは趣味や嗜好などをきっかけにしてつながりやすいソーシャルメディアであるため、Twitterを使った情報収集、発信が行われやすいことが理由と考えられます。
今後につきまして
「ついラン」では今後も定期的に世の中のトレンド等の調査を行い、皆様にお伝えしてまいります。
※尚、本リリースに掲載しておりますデータを記事にて引用される場合は
「ついラン 調べ」と出典を明記していただきますようお願いいたします。
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