東京都内のファミリーレストランに１４時間滞在した後、女性店員に刃物を突きつけ脅し飲食代の支払いを免れたとして、２６歳の男が警視庁に逮捕されました。

　強盗の疑いで逮捕されたのは、青森県の無職・津島勝揮容疑者（２６）です。警視庁によりますと、津島容疑者は今年１月、東京・新宿区のファミリーレストランで、当時４０代の女性店員に果物ナイフのような刃物をつきつけ「金を出せ」と脅し、飲食代金およそ３６００円の支払いを免れた疑いが持たれています。

　津島容疑者は事件当日、午前９時半ごろに店に入りおよそ１４時間滞在し、食事を終えた後、会計の際に犯行に及んだということです。

　取り調べに対し津島容疑者は容疑を認めた上で、「お金がなくて１週間飲み食いしていなかった。食い逃げしようと考え、その際ついでに金もとれればと思った」と供述しているということです。