【DIY】ダブルサイフォン式オーバーフロー ~仕組み紹介~
色々なブログで、、、
夏休みの楽しい思い出が残されていますね!
自分もまた、、、
子供たちと楽しく休暇を過ごしましたが、、、
でもそれ以上に、、、
アクリルパイプと触れ合って、、、
充実した休みとなりました。。。(痛)
そうやってせっかく得られた知識と経験は、、、
ほんのちょっぴりなのですが、、、
記録に残し、少しでも皆様に還元できればと思います。。。
以下、かなりの長文になりますが、、、
ダブルサイフォン式オーバーフローの仕組みを紹介します。。。
ちなみに、、、
38ch!流のダブルサイフォンであり、
原理の理解も38ch!流なので、
間違っていたらすみません。。。
では、、、
仕組みを絵で解説します。。。
結構自分、頑張りました!
まず、↓これ、、、
透明で分かりにくいので、、、
ヨイショっと、、、
中身は↓こうなってます。。。
パーツ構成は、↓このようになります。。。
サイフォンパイプが二種類、これが特徴的ですね。。。
吸水カップは、水没させます。。。
実際はカップの上端にメッシュを設けて、、、
稚魚・稚エビの巻き込みを防止しています。。。
エア抜きは、汲み上げポンプの出水パイプに接続し、、、
エアを少しでも誘引してもらいます。。。
これは、二次的なものなで、無くても機能しました。。。
まず、↓こういう状態にします。。。
サイフォンパイプ1は充水しエアを抜いておきます。。。
装置ごとドボンと水槽に沈めれば、簡単に充水できます。。。
これ、いわゆる普通のサイフォン状態ですね。。。
では、ここから運転スタートです。
汲み上げポンプをONすると、
↓このようにオーバーフローが始まります。。。
落水量に対し、汲み上げポンプ流量が大きいので、、、
カップ内の水位がジワジワ上がります。
普通のサイフォンだと、、、
水槽が溢れるので落水量に合わせて、
汲み上げポンプ流量を調整します。。。
ですが、、、
ダブルサイフォンはここからが違います。。。
カップ内の水位が上がってきて、、、
やがて、↓このようにサイフォンパイプ2が水没します。
すると、↓こんな感じで、
落水に巻き込まれて、
徐々にサイフォンパイプ2内のエアが落とされて、、、
その落ちたエア分だけサイフォンパイプ2に、
水が吸い上げられます。。。
結果、サイフォンパイプ2が、、、
自動的にサイフォン状態になります。。。
↓こんな感じです。。。
サイフォンパイプ1のみの時は、
溢れ落ちるだけの流量であったのが、、、
サイフォンパイプ2が働くと、
水槽水面から落水パイプの先端までの、、、
大きな落差が確保されるため、、、
当然、押し出し力が強く一気に流量が増加します。。。
それは、サイフォンパイプ2の中のエアを、、、
巻き込んで落とすくらいの勢いな訳です。。。
そうやって、エアが徐々に抜けて、
やがて、↓このようになります。。。
apiqaさんのオリジナルダブルサイフォンは、、、
完全にエアが抜けるのかもしれませんが、、、
私のダブルサイフォンは、、、
頂部にエアがどうしても残ります。。。
これは特に支障がないため、良しとしています。。。
汲み上げポンプをOFFすると、、、
元のスタート状態に戻ります。。。
きちんとサイフォンパイプ1は、充水キープされていますので。。。
ポンプONでリスタート可能です。。。
サイフォンシステムのネックは、、、
いつの間にかどこからともなくやってくるエアによって、、、
バランスが崩れたり、、、最悪ブレイクしたり、、、ですが、
ダブルサイフォンはそのエアの自己排除機能が、、、
備わっている点が素晴らしいと思います。
また、流量バランスについては、、、
多少の崩れは、吸水カップ内水位の上下により、
サイフォンパイプ2がブレイクしたり、、、
サイフォン化したりすることで、、、
自己保持されます。。。
また、吸水カップ内の水位が高い位置でバランスさせると、、、
ほぼほぼ無音になります。。。
エア自己排除、バランス自己保持、大流量確保、無音化、、、
理に適っていますね、ホントにやられました(^^)
すばらしい発想です。考案者のapiqaさんは天才です!
あ、、、
ここであえて欠点を挙げるなら、一つだけ。。。
大流量過ぎて、万が一の際には少し怖い事ですね。。。
なにが万が一かというと、、、
落水パイプの「詰まり」です。。。
流量が多いので、詰まるとすぐ溢れます。。。
ですので、、、吸水カップのメッシュは、、、
目の粗い鉢底ネットではなく、細かい網戸ネットにしました。。。
色も白いですし(^^)
水量を稼げば高温対策にでもなるかな~という
安易なスタートでしたが、
良いシステムに出会い、知ることができました(^^♪
まあ、、、
結局、、、高温対策自体が成功したかどうかは、、、
実はよくわかりません。。。( ゚Д゚)
でも、良いんです!やりたかったのです!
サンプ水槽は換水もやりやすいし、、、
ろ過能力も上げれるし、、、ブツブツ、、、
それでは、最後にまたいつものを。
DIYド素人の成り行きの結果です。
参考にする方はいらっしゃらないとは思いますが、、、
万が一にも参考とする際には、自己責任でお願いします。。。
最後まで読んでいただいた皆さま、、、
長文にお付き合いいただきありがとうございました。
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