発売されなかった幻のゲーム達

いつの間にか発売予定から消えていった幻の未発売ゲーム達。中止になった理由は様々ですが、埋もれさせるには勿体無いゲームもチラホラと。

更新日: 2017年04月08日

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ファイナルファンタジーで有名なクリエイター坂口博信氏の手掛けるアクションRPGとして2005年の年末に発表、AQインタラクティブからXBOX360で発売予定だった。

ブルードラゴン、テイルズオブヴェスペリア、スターオーシャン4等のRPG目当てでXBOX360を購入したRPGファン期待のソフトだった。

発売中止の理由はAQインタラクティブの資金繰りの悪化。

公開されていたキャラクターや世界観などには魅力があり、期待されていたタイトルだけに非常に残念。

比較的最近のソフトなので、復活希望の声をよく目にするゲーム。

■RPG伝説ヘポイ(メガドライブ)

90年頃に放送されていたアニメのゲーム版。
セガがスポンサーをしていた事もあり、メガドライブで発売される予定だった。

公開された画面写真は数少ないが、それを見る限りオーソドックスなタイプのRPGだった模様。

続報が出ないまま立ち消えになってしまった。

■加奈 ~いもうと~

元はD.O.から発売されたパソコン用のアダルトゲームで、パンサーソフトウェアからXBOXへ移植される予定だった。

発売中止の発表時に公式ホームページ上で「諸般の事情と言いたいところですが、皆様もご存じの通り現在のXboxの市場では発売しても制作費の回収は困難です。」と、何とも生々しい文章が公表され一部で話題となった。

■ワルキューレの冒険II 遥かなる時の扉(仮)(MSX2)

ナムコからファミコンで発売された「ワルキューレの冒険 時の鍵伝説」の続編。
MSX2で発売予定だった。

デモ版の配布、敵キャラクター募集などの企画も行ったが、発売される事は無かった。

ワルキューレといえば当時のナムコを代表するゲームの一つであり、未発売に終わってしまったのが非常に勿体無いゲーム。

■聖霊機ライブレードII(プレイステーション2)

ウインキーソフトからプレイステーション、ドリームキャストで発売されたシミュレーションRPG「聖霊機ライブレード」の続編、プレイステーション2で発売する予定だった。

(画像は前作の物)

プレイステーション2の発売予定リストに10年近く居座り続けた事もあり、「いつまで経っても発売されないソフト」としてネタにされる事が多かった。

■ボンバーマン(ニンテンドー3DS)

2010年のE3でハドソンから発表された人気アクションゲーム「ボンバーマン」のニンテンドー3DS版。

コナミの子会社化の時期との重なりから見て、その関連で中止になったという説が濃厚。

(画像は本作ではなく、シリーズの物)

■オメガファイブ(ニンテンドー3DS)

XBOX360のダウンロードソフトとして配信されている「オメガファイブ」のニンテンドー3DS版。

上記のボンバーマンと同じく2010年のE3で発表されるが、同じタイミングで発売中止となる。

ゲーム内容がXBOX360版と一緒であったかどうかは不明。

(画像はXBOX360版の物)

■スーパーパズルファイター2X(ゲームボーイアドバンス)

カプコンからアーケード用にリリースされた落ちものパズルゲーム「スーパーパズルファイター2X」のゲームボーイアドバンス版。

ソフトは完成し、海外では発売されていたが日本では発売されなかった。
当時、ストリートファイターの版権をカプコンUSAに売却した事もあったのでその関連かとも思われるが、単純に売上が見込めなかったのではないかという見方もある。

尚、未発売ソフトにも関わらず未だに公式ホームページが存在している。

■スーパーマリオ64-2(64DD)

任天堂から発売されたニンテンドウ64用アクションゲーム「スーパーマリオ64」の続編。
ニンテンドウ64の周辺機器64DDで発売する予定だった。

前作では使えなかったルイージが使えるようになったりしていた様だが、ほとんど情報がないため詳細は不明。

(画像は前作の物)

■キャベツ(仮)(64DD)

上記と同じく任天堂から64DDで発売される予定だったソフト。
元々はゲームボーイ、後にニンテンドウ64、そして64DDと対応機種が移り変わっている。

長年にわたり情報公開はされていたが、断片的な情報しか公開されておらず詳細は不明。
タイトルとは関係なく、時計機能活かしたキャラクター育成ゲームになる予定だった模様。

尚、糸井重里氏が開発に参加、対応機種がちょくちょく移る、64DD用ソフト、といった風に同じく発売延期を繰り返したマザー3と類似点が多い。

(画像は64DD本体の物)

■サウンドファンタジー(スーパーファミコン)

スーパーファミコンで任天堂から発売する予定だったゲーム。
スーパーファミコンのマウス対応で、マウス同根版も発売する予定だった。

それぞれルールの違うゲームが複数収録されていた。
それらの共通点はゲームのタイトルの通り、どれも「音」をテーマにした物だった。