「東京裁判史観(自虐史観)を廃して本来の日本を取り戻そう!」
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する。
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( 東京裁判史観とは → https://tinyurl.com/ugz9qah )
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《 いま注目の論点 》
★香港は死んだ――藤本欣也さん
★EU、ASEAN、日本の選択は……――平田雄介さん
★「国家の守護神」思想を再考する――小堀桂一郎さん
★中国VS.米国、そして日本――中西輝政さん
★出入国制限緩和 なぜ台湾を含めないのか――産経新聞
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1900年(明治33年)ごろに世に出た『シオン議定書』は、その集大成とも言っていい有名な“偽書”です。メイド・イン・ロシアのこの偽書は、当時ユダヤ人を弾圧していた警官によって書かれた荒唐無稽な与太話(ユダヤ人を貶めるためにつくられた話)です。何でも、「ユダヤ人の長老が集まって世界支配に向けた作戦計画を練った」のだそうです。おかしいですね、ユダヤ人の宗教指導者は「ラビ」と言って、別に長老とは限らないのですが……。
◆世界一有名なトンデモ本『シオン議定書』
『経済で読み解く大東亜戦争』
【 上念司、ベストセラーズ (2015/1/24)、p71 】
この時期流行したアブナイ思想がもうひとつあります。それは、「反ユダヤ主義」です。これはヨーロッパにおいて、何度も繰り返されてきた病気みたいなものかもしれません。ヨーロッパでは、古くからユダヤ人は差別されており、彼らは「商業」や「金融業」といった、身分や宗教上の理由からキリスト教徒が就きたがらない仕事を営んでいました。
ところが、近代資本主義の発達によって、俄然商業、金融業の重要性が増し、突如としてユダヤ人が平均以上に裕福になりました。そのため、ユダヤ人は嫉妬の対象になってしまったのです。
1900年(明治33年)ごろに世に出た『シオン議定書』は、その集大成とも言っていい有名な“偽書”です。メイド・イン・ロシアのこの偽書は、当時ユダヤ人を弾圧していた警官によって書かれた荒唐無稽な与太話(ユダヤ人を貶めるためにつくられた話)です。何でも、「ユダヤ人の長老が集まって世界支配に向けた作戦計画を練った」のだそうです。おかしいですね、ユダヤ人の宗教指導者は「ラビ」と言って、別に長老とは限らないのですが……。
現代のインターネット社会では、このような雑な与太話は、2014年(平成26年)末に民主党が仕込んで大失敗した「非実在小学4年生」のようにソッコーばれてしまいそうな単純な陰謀論なのですが、デフレ不況で困窮した人々にとっては絶好の燃料投下となってしまいました。この後に続く「ドリュフェス事件」やナチスドイツ、スターリンによるユダヤ人虐殺に、この文書は一役も二役も買ってしまったことは歴史上の悲劇です。
しかも、このように荒唐無稽な話を未だに信じているバカな日本人がいることは嘆かわしいことです。ユダヤ人に対する差別を助長して、何が楽しいのでしょうか。ヘイトスピーチ云々を言っている左巻きの人が、この件を問題にしないのが不思議です。
ちなみに、「シオン議定書」の主語を「日本人」に置き換えると、「田中上奏文」という偽書になります。この偽書は、「田中義一首相が昭和天皇に上奏した」という「日本が世界を支配するまでの作戦計画書」だそうです。これまた未だに信じている人がたくさんいるのが不思議です。
尖閣諸島を侵略しにきた外国船を追い払っても、それが日本の「侵略戦争」になってしまうロジックというのは、まさに日本版シオン議定書=田中上奏文にその起源があるのです。
★これらの記事を発想の起点にしてメルマガを発行しています。
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★中国VS.米国、そして日本――中西輝政さん
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1900年(明治33年)ごろに世に出た『シオン議定書』は、その集大成とも言っていい有名な“偽書”です。メイド・イン・ロシアのこの偽書は、当時ユダヤ人を弾圧していた警官によって書かれた荒唐無稽な与太話(ユダヤ人を貶めるためにつくられた話)です。何でも、「ユダヤ人の長老が集まって世界支配に向けた作戦計画を練った」のだそうです。おかしいですね、ユダヤ人の宗教指導者は「ラビ」と言って、別に長老とは限らないのですが……。
◆世界一有名なトンデモ本『シオン議定書』
『経済で読み解く大東亜戦争』
【 上念司、ベストセラーズ (2015/1/24)、p71 】
この時期流行したアブナイ思想がもうひとつあります。それは、「反ユダヤ主義」です。これはヨーロッパにおいて、何度も繰り返されてきた病気みたいなものかもしれません。ヨーロッパでは、古くからユダヤ人は差別されており、彼らは「商業」や「金融業」といった、身分や宗教上の理由からキリスト教徒が就きたがらない仕事を営んでいました。
ところが、近代資本主義の発達によって、俄然商業、金融業の重要性が増し、突如としてユダヤ人が平均以上に裕福になりました。そのため、ユダヤ人は嫉妬の対象になってしまったのです。
1900年(明治33年)ごろに世に出た『シオン議定書』は、その集大成とも言っていい有名な“偽書”です。メイド・イン・ロシアのこの偽書は、当時ユダヤ人を弾圧していた警官によって書かれた荒唐無稽な与太話(ユダヤ人を貶めるためにつくられた話)です。何でも、「ユダヤ人の長老が集まって世界支配に向けた作戦計画を練った」のだそうです。おかしいですね、ユダヤ人の宗教指導者は「ラビ」と言って、別に長老とは限らないのですが……。
現代のインターネット社会では、このような雑な与太話は、2014年(平成26年)末に民主党が仕込んで大失敗した「非実在小学4年生」のようにソッコーばれてしまいそうな単純な陰謀論なのですが、デフレ不況で困窮した人々にとっては絶好の燃料投下となってしまいました。この後に続く「ドリュフェス事件」やナチスドイツ、スターリンによるユダヤ人虐殺に、この文書は一役も二役も買ってしまったことは歴史上の悲劇です。
しかも、このように荒唐無稽な話を未だに信じているバカな日本人がいることは嘆かわしいことです。ユダヤ人に対する差別を助長して、何が楽しいのでしょうか。ヘイトスピーチ云々を言っている左巻きの人が、この件を問題にしないのが不思議です。
ちなみに、「シオン議定書」の主語を「日本人」に置き換えると、「田中上奏文」という偽書になります。この偽書は、「田中義一首相が昭和天皇に上奏した」という「日本が世界を支配するまでの作戦計画書」だそうです。これまた未だに信じている人がたくさんいるのが不思議です。
尖閣諸島を侵略しにきた外国船を追い払っても、それが日本の「侵略戦争」になってしまうロジックというのは、まさに日本版シオン議定書=田中上奏文にその起源があるのです。
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