偽造クレカ使用のマレーシア人グループ、再逮捕へ

偽造クレカ使用のマレーシア人グループ、再逮捕へ

偽造クレカ使用のマレーシア人グループ、再逮捕へ

 偽造クレジットカードを使い1億円以上の商品などを購入したとみられるマレーシア人グループが、東京・豊島区の宿泊施設で偽造カードを作成していたことが分かりました。警視庁は2日、男3人を再逮捕する方針です。

 マレーシア国籍のテオ・コック・レオン容疑者(40)ら3人は今年3月、東京・中野区の薬局で、偽造したクレジットカードを使い香水5個を購入したなどの疑いで逮捕されています。

 その後の捜査で、同じくマレーシア国籍のチョン・ティエン・ジン容疑者(27)とタン・チュン・キット容疑者(28)の2人が、東京・豊島区の宿泊施設で偽造クレジットカードを作成していたことがわかりました。また、テオ容疑者も豊島区の自宅で偽造カードを所持していた疑いが強まり、警視庁は3人を再逮捕する方針です。

 このグループは偽造カードで新幹線のチケット5800万円相当を購入するなど、被害総額は1億円以上にのぼるとみられています。購入した商品のうち多くはマレーシアや中国に送られていて、警視庁はマレーシアに指示役がいるとみてグループの実態解明を進めています。(01日23:12)