作者急逝により未完の小説・漫画のまとめ

作者の急逝により未完となった小説や漫画についてまとめました。※別人が続きを製作した作品も含みます。

更新日: 2017年03月26日

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tokinohitoさん

・亡くなられた時系列が新しい順に記載しています

佐藤大輔(皇国の守護者、学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD、他多数)

佐藤大輔さん52歳(さとう・だいすけ=作家)22日、虚血性心疾患のため死去。葬儀は近親者で営んだ。

2017年3月22日、虚血性心疾患のため死去。仮想戦記作家として多くの戦記小説を記した一方、学園黙示録HOTDの原作者としても知られる。

架空世界を舞台とする戦記小説。

原作を担当。作画は佐藤ショウジ氏。

小路啓之(雑草家族、10歳かあさん)

2016年10月20日午後9時50分頃、奈良県御所市城山台の国道24号脇の歩道で顔から血を流して倒れている所を発見され、1時間後に死亡が確認された。46歳没。当時、小路は家族に「和歌山にサイクリングに行く。」と伝えていた。リカンベント型自転車による事故とみられている。

【犯罪王ポポネポ】【ごっこ】の作者。

出典tweez.net

作者逝去により、第7話で掲載終了になった事がミラクルジャンプ公式サイトにて発表された。

松智洋(はてな☆イリュージョン)

2016年5月2日、病気により43歳で急逝したことを、集英社ダッシュエックス文庫編集部が公式ツイッターで発表した。

【迷い猫オーバーラン!】【パパのいうことを聞きなさい!】の作者として知られる。クイーンズブレイド(第一期)や涼宮ハルヒの並列など複数のアニメやゲームのシナリオも担当した。

『迷い猫オーバーラン!』・『パパのいうことを聞きなさい!』・『オトメ3原則!』に続く、著者の松による集英社からの刊行4作目となる。今作はダッシュエックス文庫より刊行される。イラストの矢吹健太朗とは『迷い猫オーバーラン!』の漫画版以来のタッグとなる。

2016年5月2日、松智洋が急逝したため、絶筆作品となった。

藤原ここあ(かつて魔法少女と悪は敵対していた。)

『妖狐×僕SS』(いぬぼくシークレットサービス)などで知られる漫画家の藤原ここあさんが、3月31日に亡くなった。藤原さんが連載していたスクウェア・エニックス「ガンガンJOKER」公式サイトで発表された。取材に対し、編集部は「死因は病気」と明かしたが、それ以上は公表されなかった。

2015年3月31日に死去。2012年にアニメ化された【妖狐×僕SS】の作者。

藤原さんが「ガンガンJOKER」で連載していた『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』は、4月号(3月20日発売)掲載分が最終回とし、単行本に未掲載分の刊行など、今後に関しては、決まり次第改めて本誌および公式HPで告知する。

2016年3月に3巻が発売された。

帯ひろ志(新装版がんばれゴエモン)

2014年8月2日夕方、脳幹出血を発症して倒れ緊急入院。手当の甲斐なく翌8月3日朝7:40に死去。享年54。

取り急ぎお知らせ致します。昨日夕方、帯ひろ志が、脳幹出血で入院。本日七時四十分急逝致しました。申しわけありませんがお仕事の方は進められませんので、対応宜しくお願い致します。(妻より)

『がんばれゴエモン』シリーズの単行本は長く絶版となっていたが、2013年にシリーズ1作目の『がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻』全3巻を1冊にまとめた新装版が発売された。

Twitterアカウントの名前が『帯ひろ志・新装版ゴエモン続刊準備中』である事から、2作目以降の新装版も予定されていたと思われるが、現時点では以降の新装版の発売が行われるかは不明。

※続編の新装版が発売された場合、更新します。

山本兼一(平安楽土)

2014年2月13日午前3時42分に原発性左上葉肺腺癌のため京都市の病院で死去。57歳没。

2012年に癌で入院、一度は退院するも2013年に再入院していた。

雑誌『中央公論』に2013年11月号から連載していた「平安楽土」が絶筆となった。最後となった同作の第6回を編集者に送ったのは死去前日、亡くなる約5時間半前であった。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E5%85%BC%E4%B8%80

なお、「平安楽土」第6回は3月10日発売の『中央公論』2014年4月号に掲載された。

佐渡川準(あまねあたためる)

2013年8月13日、茨城県北相馬郡利根町の利根親水公園で首を吊って死亡しているところを発見された。34歳没。

代表作に『無敵看板娘』。

『週刊少年チャンピオン』に連載中であった『あまねあたためる』については遺族の了承を得て、完成原稿の分を2013年38号(8月22日発売)、2013年39号(8月29日発売)に掲載し、連載を終了した。

また、『あまねあたためる』の最終巻となる単行本第3巻も2013年11月に発売されている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E6%B8%A1%E5%B7%9D%E6%BA%96

ヤマグチノボル(ゼロの使い魔、烈風の騎士姫、ストライクウィッチーズ・スオムスいらん子中隊)

2011年7月15日に、自身が末期癌にあり、抗がん剤による延命治療中であること、
(中略)
2年にわたる闘病生活の末、2013年4月4日に死去したことがMF文庫J公式サイトにて編集長名義で発表された。
(満41歳没)

筆者であるヤマグチは2012年9月の段階でラストまでのプロットを完成させたと述べていたが、2013年4月4日に死去したため、20巻あとがきで表明していた残り2巻を残して当作品は絶筆となった。

アニメ版(4期)のシリーズ構成を担当しており、そちらは完結している。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%81%AE%E4%BD%BF%E3%81%84%E9%AD%94

なお、他の作者による21巻の発売が決定した(下記項目参照)。

残されたプロットを元に、21巻が2016年2月25日に発売されることが公式サイトで発表された。(2015年11月25日現在、作者名は公開されていない)