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奥田民生、コロナ禍でライブできず「こんなに絶望するのか…」 伊集院光も深く共感

 ミュージシャンの奥田民生が、10日放送のTBSラジオ『伊集院光とらじおと』(月~木 前8:30)のゲストコーナーに出演した。

 パーソナリティーを務める伊集院光と奥田の関係は、1990年までさかのぼる。当時、伊集院がプロデュースした“架空のアイドル”芳賀ゆいの楽曲「星空のパスポート」を、奥田が作詞を担当したという縁があるが、それ以降は互いにいつ会ったのか思い出せないほど、久しく対面していないという。

 この日のゲストコーナーでは、まず“芳賀ゆい”に関するエピソードや近況などをトーク。伊集院は、奥田のYouTubeでの取り組みに注目して「斉藤和義さんと寺岡呼人さんとZoom的なのをつないで演奏してみようってやるんだけど、タイムラグがあるから、全然うまくいかないって、爆笑しているんですよ。僕は試しにやってみようまで壁があって。オレすごい神経質で、いきなりちゃんとできなきゃいけない気がしているんですよ。思い切りのいい人って違うじゃないですか、その感じオレは無理だって思ったんです」と告白。

 これに対して、奥田は「初めてやったんで、ああいうことをやったことがなかったし、面白いじゃないですか。チェックの時点で、わかっていたんですよ。どれくらいズレて、どれくらい笑えるかっていうのが、モチベーションになっていたので。あの3人ができなさそうじゃないですか。それでやっぱりできないっていうのは、見ている人も安心するんじゃないかって。バチッとできたら、逆につまらない。やっぱりできないよねっていう感じの方がいいと思うんですよ」と自身の考えを語った。

 奥田が歌う、テレビアニメ『ハクション大魔王2020』の主題歌「サテスハクション」がオンエアされた際、伊集院が「奥田民生の成分のひとつとして『ハクション大魔王』が入っていると。ほかは何ですか? なんでもいいです」と質問。奥田は「漫画で言ったら『天才バカボン』ですね。西城秀樹さんとは小中(学校)が同じなんですけど、やっぱり広島のスターなんで入っています。歌も声も違いますけど。家も近所だったから、こんなところからあんなすごい人が出るなんて…」との憧れを口にした。

 伊集院から「ものすごく柔軟で、懐の深い大人に見えるんですけど、尖っていた時期はあったんですか?」と向けられると「デビュー当時は、もう少し人の意見を聞かなかったですよ。そうしないと物事が進まない。メンバー間でも上にいたいとか、みんなよりたくさん曲を作りたいっていう野望がありましたけどね」と率直な思いを吐露。「今ですか…野望がないですね。ユニコーンっていうのは集まっただけで面白いところがあるので、そこに参加できていたらいいやって」と明かした。

 コロナが収束した際にやってみたいことについて、奥田が「真面目なことになりますけど、ライブができないっていうのは、こんなに絶望するのっていう」と率直な思いを吐露。伊集院が「オレも、ラジオが緊急放送だけってなったら、オレを騙してくれと。『トゥルーマン・ショー』みたいにしてラジオがあることにしてくれないと、どうかしちゃうっていう」と深く共感していると、奥田は「これをやっちゃダメって言われるって想像してなかったですから。人気がなくなってというのとは違いますから。集まっちゃいけないっていうのはね…」と語っていた。

 今回のゲストコーナーは収録で実施。伊集院は、スタジオで聞き終えた感想として「みうらじゅんさんに似ているなって感じましたね。人間としての度量も似ているっていうところがあって、発見でしたね」と話していた。番組の様子は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。

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