ストーリー
3つの謎を解いて、56兆円を手に入れろ!
時は2045年、荒廃した風景が広がる世界。若者たちは希望のない現実から目を背け、VR世界「オアシス」でもう一人の自分になり、別の人生を楽しんでいた。そんなある日、「オアシス」の創設者、ジェームズ・ハリデー(マーク・ライランス)が亡くなる。彼の死と共に発信されたのは、「オアシス」に仕掛けた3つの謎を解いた者に、ハリデーの全財産56兆円と「オアシス」の後継者になれるという遺言。両親を亡くし、叔母の元で育ったウェイド(タイ・シェリダン)は、「オアシス」で出会った仲間たちと共に鍵の謎に挑むことに。最初の鍵が仕掛けられたレース場に向かったウェイドはそこでアルテミス(オリビア・クック)という美女に出会う。
彼女は、ハリデーの遺産を狙う巨大企業・IOIが放つ刺客を次々に倒してきた、「オアシス」では有名な女性だった。胸を踊らせるウェイドは、キングコングの襲撃からアルテミスを救うが、アルテミスは彼に反発。しかし、彼女のひと言にヒントを得たウェイドは、ハリデーの記念館を訪れる。そこで、若き日のハリデーと相棒のモロー(サイモン・ペッグ)の会話にレースに勝つためのヒントが隠れていることに気付き、ウェイドは見事1つ目の鍵をゲットする。そんな中、IOIを率いるソレント(ベン・メンデルソーン)は、ウェイドを邪魔しようと画策し始める。一方、アルテミスと和解したウェイドは、2つ目の鍵のヒントを探るために再びハリデーの記念館へ赴くのだが…。