巨人が逆転勝利し、プロ野球初の通算6000勝に到達した。
原辰徳監督(61)は「やっぱりひとつ勝つというかね、初戦に勝てたというのは非常に大きい。勝つことの難しさというんでしょうか、しかし勝利したときの喜びはひとしおですね」と喜んだ。6000勝については「いろんな先輩たち、そして我々がつないでいる状態で、6000という数字を刻むことができたという点では大変光栄なことです。また6000という数字にジャイアンツの重さ、重みを感じて、ユニホームを着ることの喜びをしっかり持った形でまた明日からつなげていきたい」と語った。
7回の逆転2ランは、1番吉川尚から飛び出した。
「非常に劇的な、今年の彼は新戦力になってくれるという点では、最高のスタートを切りましたね」
開幕は約3カ月遅れ、史上初めて無観客での開催となった。
「どういう形であっても我々は戦いを挑み、勝利を望みながら戦いをしていく。そこは真剣に勝負挑んでる姿を見てもらって、楽しんでもらえればと思います。毎日ゲーム、ゲーム、ゲームという。これを我々は喜びとして、そういう気持ちで臨んでいきたい」と決意を込めた。