乃木坂46北川悠理(18)は、独特の温かいオーラを持った若手メンバーです。6月19日から21日に放送された特別番組「乃木坂46時間TV アベマ独占放送『はなれてたって、ぼくらはいっしょ!』」でも存在感を発揮しました。乃木坂46加入から1年半での変化や、心に響いた先輩たちからの言葉を明かします。
「乃木坂46時間TV」は今回が初参加だった。メンバーそれぞれのソロ企画「乃木坂電視台」では、AIロボットと触れあうロケに臨んだ。たびたびAIとのコミュニケーションがズレながらも、ほっこりするやり取りがファンの間でも話題を呼んだ。
「ロケの後にマネジャーさんから『おもしろかったよ』って言っていただいたんですけど、AIたちは本当はもっと頭がいいのに、私のしゃべりが下手だから引き出せなかった部分がありました」と反省。さらに、AIロボットと物を運ぶ早さを競う対決で完敗したことを受け、「個人的には、あそこで大差をつけられて負けたことがとても悔しかった。実は、すごく負けず嫌いなので…」と意外な一面を明かした。
幼少期からドラえもんが大好きだったことから、企画のテーマにAIを選んだという。「ドラえもんの優しさが好きなんです。たくさん励まされてきました。祖父母からのお誕生日プレゼントも、ドラえもんの漫画とかが多かったです」。ドラえもんの影響で、理系科目が好きになった。
「ドラえもんに会いたくて、小学生くらいから、自分で作るしかないなって思いが芽生えていました。四次元空間を勉強したりしたんですけど結構大変そうなので、ドラえもんの優しさを持ったAIが作りたかったんです」
独特のゆったりとした雰囲気は、メンバーからも「癒やされる」と評判だ。当の本人は「自分では全然分からないんです」と戸惑っているという。「周りと合わせないといけない、っていう思いが結構あったりします。みんながこうやっている時に、何で自分だけこうなっちゃんだろう、悩んだりすることもありました」と明かす。
だが、「46時間TV」の初日にキャプテン秋元真夏(26)のソロ企画に登場した時に、心が救われたという。「真夏さんが『悠理は悠理のままでいいんだよ』って言ってくださって。すごく心に響きました。初日で不安なタイミングでもあったので、すごくうれしかったです」と振り返る。「真夏さんは普段からすごく優しくしてくださって、呼び捨てで呼んでくださったりして。いつも助けられています」と感謝した。
乃木坂46加入から1年半での変化を聞かれ、「声が大きくなりました」と笑顔で答えた。加入初期にテレビ東京系「乃木坂工事中」に出演した当時を振り返り、「自分の声が全然出なくて、思っていることも言えなくて、すごく悔しい思いをしました」と明かした。
「そこから腹筋を続けました。最初は50回、そこから毎日1回ずつ増やしていって。マネジャーさんに毎日回数報告していました。最近は、発声練習とかも頑張っています」