登録日: 2017/02/01 (日) 18:13:00
更新日:2020/04/27 Mon 22:07:57
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◆概要
アローラ地方アーカラ島のコニコシティ住む褐色の少女。
くさタイプに精通しており、アーカラ島3つ目の試練である「マオの試練」を担当している。
名前の由来はハワイ固有種の植物である「Mao」から。ハワイ語で「緑」を意味する「'Oma'oma'o 」(読み:オマオマオ)ともかかっているかもしれない。
緑髪のおさげで頭には花の髪飾りを付けている。エプロンを身に着けており割と露出度が高い服装のため、大きいお友達からも人気がある。一人称は「あたし」。
「気風の良い料理人」と公式で書かれている通り、実家は「アイナ食堂」であり彼女自身も料理が好きである。
しかし料理センスは独特らしく、彼女が手掛けたであろうZ定食スペシャルの食レポはすさまじいことになっている。
以下主人公による食レポ
「……もぐ …… ……もぐもぐ
……グワッ!
どろどろのスープは やたら すっぱく
具の 切り身は コボネまみれだ……
ジューシーすぎる パティは くどくて
口の 周りが ベトベトする……
そえられた 灰色の 物体は
なんの 味も しない……
ダメだ……
もう…… 食べられない……」
カキや
スイレンはいつも彼女の料理の毒見をさせられているようだ。しかし
ライチだけは彼女の料理を喜んで食べている様子。
主人公の食レポを見る限り味以前の問題であるようにも思えるのだが…
くさやのようなゲテモノ扱いされる料理の一種なのだろうか?
非常に活発な性格であり、アーカラ島のキャプテンの中では一番テンションが高い。
同じキャプテンであるカキやスイレンとは仲が良く、彼女の自宅にはカキから譲ってもらった
ブーバーがいたりする。
ちなみにベッドは「なんとなくスパイスやソースの香りがしてくる」らしい。嗅いだのか…
◆ゲームでのマオ
初めて彼女と出会うのはカンタイシティに来た直後。
主人公たちの顔を見に来たライチと出前中にばったり出会い自己紹介をする。彼女の試練は「素材の良さを光らせる」ものであるらしい。
その後はオハナ牧場におり、今作のダウジングマシン的な役割を持つムーランドのライドギアを貰うことが出来る。
アーカラ島の前の二つの試練を終えると、「シェードジャングル」にて行われる「マオの試練」に挑むことになる。
ぬしポケモンを呼び出す料理を作るために、森の中にある材料を集めてくるといった内容であり、全て材料を集め終わると謎の料理パートが始まる。
その時の彼女の仕草と台詞が可愛らしく評判である。
試練達成後は彼女からクサZを受け取ることが出来る。
ポーズをするときの掛け声が可愛い。
アーカラ島の大試練を終えた後彼女の自宅を訪ねるとイベントが発生する。(ムーン限定)
シェードジャングルで対戦をすると、彼女の今後について聞くことが出来る。将来は実家の食堂を継ぐようだ。
殿堂入り後に彼女の食堂を訪れると、解散したスカル団員を店の従業員として雇ったことを元スカル団員から聞くことができる。
その際に「においぶくろ」と「ホイップポップ」を貰えるため必要な場合は忘れずに。
EDの写真ではライチに料理を振る舞っているところが確認できる。
余談だが戦闘開始時の笑顔や主人公勝利後のぐぬぬ顔がやたらと可愛い。ムーン購入者の特権である。
ちなみに、『ポケットモンスター サン・ムーン ウルトラサン・ムーン 設定資料集』には、マオがカロス地方の四天王の一人にしてシェフでもある
ズミを思い浮かべている様子のカットがある。
ゲームの中で彼に言及することはないが、同じ料理人として憧れているのかも。
●SM
ボクレー♀ Lv.26
マシェード♀ Lv.26
アママイコ♀ Lv.27
※ランダム3体選出
●USM
- シェードジャングル(1戦目)(ウルトラムーンのみ)
オーロット♀ Lv.51
マシェード♀ Lv.51
アマージョ♀ Lv.51
- シェードジャングル(2戦目)(ウルトラムーンのみ)
オーロット♀ Lv.60
マシェード♀ Lv.60
アマージョ♀ Lv.60
ジュカイン Lv.50
ファイアロー Lv.50
アマージョ Lv.50
キュワワー Lv.50
オーロット Lv.50
ドデカバシ Lv.50
ラランテス Lv.50
※ランダム3体選出
1戦目の手持ちはすべて草タイプのため、
炎や
飛行のポケモンを連れて挑むと楽。
マシェードがやたらと固いため
毒技で攻めていくと良いだろう。
バトルツリーでは何と、手持ち候補の3体以上がエキスパートタイプであるはずの
くさタイプではない。
キュワワーやドデカバシはまだ納得がいくだろうが、何故か草タイプの天敵であるファイアローまで手持ちに入れている。
おそらくブーバーと同じく、カキからもらったものと推測できるが…
その他、ジュカインはジュカインナイトを持っていることがあるため注意。
◆アニメでのマオ
キャプテンとしてではなく、ポケモンスクールの生徒の一人として登場する。
CVは
上田麗奈。ゲームと同じく明るい性格であり積極的。
リーリエのポケモン嫌いを克服するために彼女をタマゴ係に推薦するなど優しい面も見られる。
アイナ食堂の看板娘であることはゲームと変わらない。が、決定的に違うのは
料理の上手さ。
こっちのマオはメシマズではないようだ。しかし料理に10万ボルトをぶっこむなど変な試みをする場面も。
ちなみに彼女の通学カバンのデザインは、ゲーム内の試練で使う「ざいりょうぶくろ」を意識したデザインとなっている。
サトシとの初対面は、森で迷ってポケモンスクールに飛び出してきた彼を
ケンタロスで轢いてしまったとき。
その後はサトシの手を引いてポケモンスクール内を案内し、またサプライズパーティを企画するなど持ち前の面倒見の良さを発揮、積極的にサトシと仲良くなろうとしている。
当初の手持ちはアマカジのみ。アマカジの発する香りがサトシがモクローを捕まえるきっかけとなった。
SM18話でアママイコへと進化する。
手持ちのポケモン
- アマカジ→アママイコ→アマージョ
- シェイミ(ボールには入れていない)
SM18話で初のメイン回を担当し、幻の「アローラシチュー」を作るために奮闘する。夢はアイナ食堂をアローラで一番の食堂にする事。
家族構成は父と兄。ちなみに、兄はゲームでは特に名前の設定がなかったが、アニメでは「ウル」という名前。
父はのんびり屋で少し舞い上がりやすいらしく、アイナ食堂がテレビ番組の取材を受けたときはマオにあれこれ押しつけてしまい、
それが原因で堪忍袋の緒が切れたマオが家出してしまったことも。
兄はベロリンガを連れ料理修行の旅に出ていることが言及される程度だったが、SM72話で初登場を果たし惚れっぽい性格であることが判明。
料理上手な惚れっぽい褐色肌の長兄…往年のファンは
誰かを思い出すのでは?
一方で母親の影がなかったが、SM108話においてマオが小さい頃に亡くなっていたことが明らかになった。
第14章にて登場。
原作通りキャプテンを務めており、性格は快活。
アーカラ島のキャプテン二人との親交も原作通りだが、スイレンの暴走に対しては抑えきれていない。
まずアーカラ島に上陸した
サン一行と出会うが、他の二人と違ってマオはサンの実力をそこまで疑っておらず、
試練ではなく「幻のきのみ」探しとして
ムーンと共にシェードジャングルを探索。
そこでポケモンの力を借りてきのみを発見し、スカル団の襲撃を受けたカキの下へと向かい下っ端を蹴散らして事件の解決に貢献した。
しかし、サンはテテフに認められたもののムーンは実力不足を感じており、彼女に協力したマオはぬしポケモン・ラランテスを呼び出した。
ムーンがバトルに勝利した後、ククイ博士は事態の整理のためマオの実家である料理屋で一同を集め、今後の対応を話し合うが、スイレンはスカル団へのカチコミを提案する始末。
その暴走を防ぐためにマオは他の島のキャプテンたちを呼び寄せ、結果としてポータウンにおけるキャプテン対UB軍団の激突に繋がった。
◆余談
実は『サン・ムーン』発売前の
御三家最終
進化リーク画像において彼女と思われるイラストが描かれている。(
ガオガエンの下辺り)
サトシと同じ絵に描かれていたため、彼女がアニメのヒロインではないかといわれていた。
実際は3人もいたわけだが。
後に公式で彼女の登場が発表されたが、リーク画像の信憑性を一気に高める結果となってしまったことは言うまでもない。
「追記・修正はマオの試練を達成してからお願いしまっす!!」