2020年7月1日 / 07:27 / 7時間前更新

ECBはコロナで政策調整の用意、各国の改革がより重要=副総裁

 7月1日、欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁(写真)は、ECBは新型コロナウイルス流行を受けて政策を欧州連合(EU)の必要性に合わせる用意があるとしつつ、各国による改革が金融政策よりも重要になるとの認識を示した。ブリュッセルで1月撮影(2020年 ロイター/Johanna Geron)

[ローマ 1日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は、ECBは新型コロナウイルス流行を受けて政策を欧州連合(EU)の必要性に合わせる用意があるとしつつ、各国による改革が金融政策よりも重要になるとの認識を示した。イタリア紙スタンパとのインタビューで述べた。

副総裁は「主な対処法はわれわれが行う金融政策とはならないだろう。われわれが全能ではないということを知っている。それよりもむしろ各政府の改革と予算方針だ」と指摘した。

また、ECBは「素早く有効に」行動したとしつつ、新型コロナ流行の欧州に対する負の影響は、EUが経済・通貨レベルで一層統合が進んでいればより抑え込めただろうと話した。

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