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愛の葉Girls訴訟でわかった地下アイドル「残酷物語」 パワハラ、長時間労働、ノルマで自腹も

平田昇二dot.
無念を訴える大本萌景さんの母親(c)朝日新聞社

無念を訴える大本萌景さんの母親(c)朝日新聞社

自殺した大本萌景さんの笑顔はもう見られない(c)朝日新聞社

自殺した大本萌景さんの笑顔はもう見られない(c)朝日新聞社

 もっとも、メジャーアイドルに比べると世間からの注目度、それに伴う監視の目が緩いローカルアイドルや地下アイドルの中には、想像以上に厳しい環境で活動を続けている者も多いという。

「労働時間の問題はもちろん、物販やツーショットチェキ、コンサートのチケットなどでノルマを課せられて達成できないと“自腹”を切らされるなんてケースもあり、金銭面で苦労しているコは多い。そうした中、アイドルを続けるため、プライベートな時間を割いて自分に投資してくれるファンと濃密な関係を築いたり、“裏バイト”にいそしむコまでいます。もちろん、すべてのローカルアイドルや地下アイドルがこのような行動に走っているわけではないですが、そうしたコたちがいるのも事実です」(前出のアイドル誌編集者)

 萌景さんの死を無駄にしないためにも、過酷な状況下で夢を追い続けるローカルアイドルや地下アイドルを取り巻く環境の改善が待たれる。(平田昇二)


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