Fishman公式ブログ

ベイトロッドに求めたのは圧倒的なアキュラシーと遠投性能。

未知数の渓流ベイトに奮闘中!

time 2020/07/01

こんにちは!テスターの山田です。
今回は塩臭い私としては珍しい淡水のお話し。
しかも、渓流です。
トラウト
トラウトです。
トラウト
清流です。
トラウト
錆びません。
はい。今年より未知数の渓流ベイトに奮闘中で御座います。
トラウト

Fishmanと言えばblancsierraを始めBeams Xpan4.3LTSなどのトラウトロッドも充実しているわけですが、今年のニューロッドの目玉の一つと言えば【Beams blancsierra 3.9UL LIMITED】があります。
現在入手困難なこの3.9リミテッドですが、店舗さんの中にはまだ奇跡的に在庫が残っているお店も在る様です。

大まかなこのロッドの特徴は、ティップセクションに忍ばせたグラスティップ。
コレによって、瞬間的なトラウトのバイトをシッカリと乗せてしまうと言う事です。
過去にも世にはグラス素材のティップセクションを採用したモデルも多数存在していますが、極端なファーストテーパーになりがちで、乗せは良いけど投げ辛い物が多かったのも事実。
ですが、曲げてみると全体のバンドカープが滑らかすぎて、何処からグラス素材を仕込んでいるのか解らない程。

そして、この3.9リミテッドはキャスト時に軽い力でもシッカリとルアーウエイトをロッド全体が曲がり、気持ちの良いライナー弾道で弾き出してくれるギミックが、この短いブランクスの中に凝縮されています。
でも、トゥイッチなどの激しいルアー操作ではシャキンとしている。
…いったいどーなってるんでしょう?私にも解りません。笑

そして1番目を引く椴木のグリップセクション。
テイストを重んじる、トラウトアングラーの方々にも納得して頂ける美しい仕上がりになっていると思います。
味だけではなく、オリジナルのリールシートを採用することによって、握り心地と操作性が大幅にアップしております。

私の元へ「XPanとどう違うのか?」と言う御質問を頂きますが、先ずはレングスの違いが有りますので、フル遠投性能はX-Panに分があると思います。
でも沢でフル遠投する機会が果たして何回有るのか?と言う事ですね。

次にフリップキャスト性能。
沢ではフリップキャストかサイドアンダーキャストで大岩のエグレやオーバーハングの最奥の落ち込む事が狡猾なモンスターに近づく方法の一つだと思いますが、コレは圧倒的に3.9LIMITEDでしょう。
と言うか、そう言ったテクニカルなキャストを誰でも容易にキャスト出来る様に作り込まれたロッドですから。
『見たところに、ルアーが吸い込まれて行く』
こんな表現で、イメージして頂けるでしょうか?

XPanは、ザックを背負い「うるせー!俺は前人未到の沢へ行ってやるンダ!しばらく帰らん!」と言い放ち、何時間も山奥を進んで行く、スーパーエクストリーマーの貴兄はもちろん、逆に「トラウトやってみたいんだけど、どーなん?」と言う私の様な初心者が一本持っていると、何かと遊べる便利なロッドです。

渓流も折り返しの時期に差し掛かりましたが、まだまだblancsierra3.9UL LIMITEDと清流の魚達に楽しませてもらいたいと思います!
トラウト
トラウト
トラウト

開封1発!stay Home初見インプレ動画

blancsierra3.9UL LIMITEDと美しい自然と魚達のMV動画

【タックルデータ】
Rod:Beams blancsierra3.9UL LIMITED
Reel:SIMANO CALCUTTA CONQUEST BFS
Line: クレハ(KUREHA) ライン シーガーPEX4 LURE EDITION(150m)0.25号
Leader: クレハ(KUREHA) ライン シーガー R-18フロロリミテッド 2lb
Lure:スミス Dコンタクト50
   ITO CRAFT 蝦夷50S1st Type2

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