真鍋大度編:Perfume JPNツアーのための『映像とダンス』サーベイ資料(をまとめ化しました)

Daito Manabe's projection and human motion survey research for Japanese artist Perfume's performance.1600 ~ February 2012

更新日: 2013年08月05日

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daitomanabeさん

Perfume JPNツアーのシーン「JPN Special」制作の際にプロジェクション+ダンスを中心にサーベイした資料です。

original google doc→http://ow.ly/nDeI3  survery support:Jing(ART+COM)  Matome化 support: Akiko Saito

ピエール・ボーシャンが考案した舞踊の記譜法を改良し、記譜の手段として記号を導入した。

http://en.wikipedia.org/wiki/Raoul_Auger_Feuillet

エドワード・マイブリッジはイギリスの写真家(1830-1904)。1878年に「速歩する馬の4本の足がすべて同時に地面から離れる瞬間があるか」という論争の答えを出すために、競馬場に12台のカメラを等間隔に並べ、そこを走る馬がコースを横切った糸を切ることでシャッターが下りる仕掛けを考案。ギャロップする馬の4本の足が同時に地面から離れるのは、前足と後足が胴の下で出会う瞬間だということを証明する

24台のカメラを3/4秒の間に次々に撮影(32コマ/秒)する馬の跳躍写真撮影に成功

ドイツの写真家。1888年、フォーカルプレーンシャッターの特許をドイツで取得。これは1889年に考案した「電気式シュネルゼーアー(ゾートロープを改良発展させたもの)」の映像。

フランク・ギルブレス(1868-1924) とリリアン・ギルブレス(1878-1972) が1910年に考案した”Time and Motion Study”は、人間の動作を解析する技法である。人間の体に電球を取り付け、仕事の動作を長時間露光で記録する、35ミリ映像の原型となるもの。技術コンサルティング会社を経営していた。

ラバン身体動作表現理論 (Laban Movement Analysis, LMA) とは、ルドルフ・フォン・ラバン (Rudolf von Laban, オーストリア, 1879-1958)を中心とするドイツ表現主義舞踊の創作者らが1920~40年代に構築した、心理状態と身体運動の相関関係を規定する理論。ダーウィン (Charles Darwin) が1872年に提唱した動物の身体表現の構造に関する理論を受け継ぎ、それを詳細化したものになっている。

1930年代に米国MIT(マサチューセッツ工科大学)の Harold Edgerton博士が発明したキセノンフラッシュランプを用いた、風船を打ち抜いていく弾丸の瞬間撮影です。エジャートン博士が1959年に撮影した作品です。

MITの教授Harold Edgertonが発明した「ストロボスコープ」は、光源を一定期間で繰り返し発光させる装置。この装置により、ハイスピード撮影が可能になった。

カナダの実験映像、アニメーション作家ノーマン・マクラーレンの後期作品。バレエを撮影したフィルムを、複数プリントし、時間をずらして合成した。

コンピュータービジョンを使ったインタラクティブアート作品の元祖で最重要作品。
鑑賞者のシルエット、ポーズ、シェイプ、ジェスチャーを解析してグラフィックを生成した。

当時は画期的だった映像合成や人体のシルエットを用いた実験的なミュージックビデオ。

コンピュータービジョンを使ったインタラクティブアート作品の元祖で最重要作品。
鑑賞者のシルエット、ポーズ、シェイプ、ジェスチャーを解析してグラフィックを生成した。

身体を道具のように使ったパフォーマンスアート。自分の髪を絵の具に浸してモップにし、部屋の床を塗り上げる。

bending sensorを使って人体の動きを解析して音を生成したダンス作品。 Marc Coniglio開発。
本人に聞いたところラジコンのプロポを改造して作ったバージョンもあるらしい。