新型コロナウイルスの感染拡大による休業要請の支援金50万円をだまし取ろうとしたとして、ブラジル国籍の男らが逮捕されました。

詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、ブラジル国籍で自営業のスダ・ジュリアノ・ハルオ容疑者(41)と同居する下村かおり容疑者(43)です。

スダ容疑者らは、大阪府の休業要請期間中に自身が経営するバーを営業していたにも関わらず「終日休業していた」などウソの申請書を府に提出し、支援金50万円をだまし取ろうとした疑いがもたれています。

警察によると別の事件の捜査中にスダ容疑者の店が営業しているのを確認し、スダ容疑者が休業要請支援金を申請したと話したことで犯行が分かったということです。

警察は2人の認否を明らかにしておらず、休業要請支援金をめぐる事件の摘発は、大阪では初めてだということです。