玉城  満

Tamaki Mitsuru
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公共交通ネットワーク委員長

総務企画委員会

 

 

文化芸能のステージから政治の世界に関わり早いもので9年が経過した。かつて東京で演劇青年だったころ、大和人の先輩に沖縄のことを全然知らなかった自分に「君は沖縄人じゃない」と罵倒され、「文化と政治は関係ない」などとほざいて、先輩に「文化は政治だ」とカミナリをおとされた自分がいた。あれから30年以上たった今、沖縄の文化にどっぷり染まり、混沌とした沖縄の政治に関わっている自分がいる。皮肉と言えば皮肉である。そもそも政治の役割は御万人の安心、安全、生活を支え、そしてなによりも喜びを提供することではなかろうか、そういう意味では文化芸能の世界も同様である。

政策はシナリオ(台本)であり、政治活動は演出である。俳優は役場の長であり職員である。もちろん観客は県民である。

観客が喜ばなければ、シナリオや演出、そして俳優が問われる。ということは、政治家は演出家として観客に感動や喜びを提供しなければならない。

県民の喜びとは何か、それは県民生活の向上、鉄軌道の早期実現、オスプレイの配備撤回、そして何よりも辺野古の新基地建設の撤回等、島ぐるみの大スペクタクル物語を実現させることである。それは苦難の物語であり、演劇や映画のようにはいかないかもしれない。しかし我々はこの物語を是非とも完成させ、県民に喜びを提供しなければならない。これからも御万人の為に島の演出に命かじり挑みたいと思う今日この頃である。

沖縄人のアイデンティティーの為に闘う我らが会派おきなわの同志共々ご支持ご支援をよろしくゆたしくお願い申し上げます。

 

 

公共交通ネットワーク委員長

玉城 満