経済
歓迎 テレワーク難民様 - 空室など貸し出し コロナ禍の打開策に/奈良のゲストハウス6施設
新型コロナウイルスの流行により在宅勤務の導入が進む中、小さな子どもなど家族がいて静かな環境を確保できない「テレワーク難民」に活用してもらおうと、奈良市にある六つのゲストハウスが観光客減で空いている客室や共有スペースの貸し出しを始めた。息抜きに東大寺や興福寺を散策できる好立地の施設もある。厳しい経営状況を打開するため、自身もゲストハウス「and smiles hostel」を運営する松井美紀さん(45)が企画。「新しい働き方に寄り添ったサービスを提供していきたい」と話す。
平成29年の開業以来、例年3~5月はほぼ満室だったが、今年は4、5月の売り上げはゼロとなり、6月も数人の予約しか入っていない。家賃や水道代といった固定費も重くのしかかり、廃業の不安も頭をよぎった時に知人のアドバイスで今回の取り組みを思いついた。…
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