5月末の時点でマイナンバーカードの交付率は13%程度に留まっている福島県郡山市。
特別定額給付金のオンライン申請でもマイナンバーカードが必須だったことから5月の申請件数は4400件と3月・4月と比べて倍以上に伸びている。
窓口には「マイナポイント」でカードを求める人も増え始めている。
郡山市 市民課・塩田直木課長:「混雑のせいもあって、手元に届けられるのが2か月程度かかっているのが現状。マイナポイントをはじめ、窓口サービスなど行政サービスでもマイナンバーカードの活用の幅を広げて、カードの普及に努めていきたい」
マイナンバーカードを受け取った人からは「マイナポイント」への期待の声も聞かれる一方、手続きの複雑さを指摘する声も聞かれた。
「5000円は大きい。最近は家で過ごす家族が多いでしょうから、食費とかがかかると思う。だからいいと思う。ただ手続きはもっと簡単にわかりやすくしてもらえるとありがたい」
「マイナンバーカードを申請するのに時間がかかったので、もう少し時間がかかるのかと思うと、(マイナポイントの申し込みは)時期を遅らせてもいいのかなと思う」
マイナンバーカード発行に2カ月かかる自治体もあるとすると、なるべく早く申請をしたほうがよさそうだ。
<マイナンバーカード発行後の手続きどうしたらいい??>
まずは利用するための”予約”を。
『マイナンバーカード交付時の数字4桁のパスワード』
【忘れた】人は、市区町村の窓口で再設定が必要。
【覚えている】人は、総務省の出すスマホアプリや市区町村の窓口などに設置される手続きスポットで操作を行う。
※財源に上限があり、4000万人に達したら締切方向なので、早めがよさそう。
その後、7月1日から【申し込み】がはじまる。
基本的には予約の時と同じやり方。それに加え、キャッシュレス決済サービスの中から1つ選んで進める。
選んだ決済サービスで9月から2021年3月末までにチャージあるいは、買い物をすると購入額の25%が還元されるという仕組み。
<ポイントはいつ付与される?>
・いつ付与されるのか
・ポイントに使用期限はあるのか。
こういった点は決済サービスにより異なるので、マイナポイントのホームページから確認を。
2万円の購入で5000円の還元、大きいといえるが新型コロナで経済が冷え込む中で、どこまで効果があるのか。新たな消費刺激策も待たれる。